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同名ドール [ご主人様とウェディング]マドレーヌデータ [ご主人様とウェディング]マドレーヌ 限界突破データ 同名ドール [見て下さいご主人様]マドレーヌ [準備万端です]マドレーヌ [才色兼備]マドレーヌ [成長いたしますわ]マドレーヌ [少し大胆でしょうか]マドレーヌ [今よ!ファンタジスタドール]マドレーヌ [バトルスタート]マドレーヌ [バトル]マドレーヌ [ドール]マドレーヌ [アウェイキング]マドレーヌ [しますか?コレクション]マドレーヌ [しっかりメイド長]マドレーヌ [ご主人様とウェディング]マドレーヌ [この先は通しません]マドレーヌ [くるくるしますか?]マドレーヌ [いけませんわ]マドレーヌ [ご主人様とウェディング]マドレーヌ blankimgプラグインエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 データ 属性 テクニック レアリティ SSR 最大Lv 70 コスト 31 攻撃 7400 HP 4900 MAX攻撃 12500 MAXHP 8300 リーダー効果 巨匠王の構えテクニック属性の攻撃を25%アップ 秘技 2人だけの幸せ145%の力で攻撃をしかける(3ターン目に発動可能) スキル スーパー・テクニックラッシュ改テクニック属性の攻撃を大アップ セリフ このようなドレスを着てご主人様と一緒にいられるなんて…わたくし程幸せなドールは他にはおりません… [ご主人様とウェディング]マドレーヌ 限界突破 blankimgプラグインエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 データ 属性 テクニック レアリティ SSRMAX 最大Lv 90 コスト 31 攻撃 7400 HP 4900 MAX攻撃 16500 MAXHP 11000 リーダー効果 巨匠王の構えテクニック属性の攻撃を25%アップ 秘技 2人だけの幸せ145%の力で攻撃をしかける(3ターン目に発動可能) スキル スーパー・テクニックラッシュ改テクニック属性の攻撃を大アップ セリフ このひとときは夢か幻なのでしょうか…?でも…例え夢だとしてもこんなに嬉しい事はありません…
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同名ドール [見て下さいご主人様]マドレーヌデータ [見て下さいご主人様]マドレーヌ 限界突破データ 同名ドール [見て下さいご主人様]マドレーヌ [準備万端です]マドレーヌ [才色兼備]マドレーヌ [成長いたしますわ]マドレーヌ [少し大胆でしょうか]マドレーヌ [今よ!ファンタジスタドール]マドレーヌ [バトルスタート]マドレーヌ [バトル]マドレーヌ [ドール]マドレーヌ [アウェイキング]マドレーヌ [しますか?コレクション]マドレーヌ [しっかりメイド長]マドレーヌ [ご主人様とウェディング]マドレーヌ [この先は通しません]マドレーヌ [くるくるしますか?]マドレーヌ [いけませんわ]マドレーヌ [見て下さいご主人様]マドレーヌ blankimgプラグインエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 データ 属性 スピード レアリティ SR 最大Lv 60 コスト 14 攻撃 2800 HP 3900 MAX攻撃 4800 MAXHP 6500 リーダー効果 全員の結界全属性の被ダメージを10%ダウン 秘技 どこを見ているんですか?全属性の被ダメージを1ターン30%ダウン(3ターン目に発動可能) スキル スピードシールドスピード属性の被ダメージを中軽減 セリフ ご主人様ほら見て下さい。花火がキレイですよ…え?花火よりもわたくしの方が…そ、そんな事言っておだてても何も出ませんよ。 [見て下さいご主人様]マドレーヌ 限界突破 blankimgプラグインエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 データ 属性 スピード レアリティ SRMAX 最大Lv 80 コスト 14 攻撃 2800 HP 3900 MAX攻撃 6200 MAXHP 8500 リーダー効果 全員の結界全属性の被ダメージを10%ダウン 秘技 どこを見ているんですか?全属性の被ダメージを1ターン30%ダウン(3ターン目に発動可能) スキル スピードシールドスピード属性の被ダメージを中軽減 セリフ 困りましたわ…少し足元が濡れてしまいました…せっかくご主人様に選んで頂いた浴衣ですのに…少し拭くのでお待ちくださいね
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こっちをむいてよ!! ご主人様 第6話 『パーン』 ここはお城に続く道の途中。ぼくの平手打ちが青い空の下、乾いた音を立てて 相手の頬に炸裂した。はずみでぼくの手に持った紙袋からリンゴがばらばらと こぼれ落ちてしまう。 「あっ!!・・・ひっ・・・たっ、たっ、たたた叩いたなあっ!!」 自分の今してた事を棚に上げて、ぼくと同じヒトの召使いが半べそで頬をおさえ ながら金切り声をあげている。日頃から他人に暴力をふるっても、自分にふるわれたり その痛みを想像することさえしないのだろう、滑稽なほど取り乱している。元々の 顔が整っているだけにその引きつった顔が醜く感じた。ぼくは無視して続ける。 「3人がかりでイジメるのって卑怯だと思わない?そういうの良くないよ」 ぼくは目の前の三人のいじめっ子に諭すように言う。同じぐらいの年のコだけど 彼らは女王様の直属の召使いなので、その王女である姫様の召使いのぼくは遠慮して 丁寧に言う。 「う、うるせ――!!この売れ残り――っ!!お前らのこと女王様に言いつけて やるんだからな――!!!」 半べそのリーダー格の子は自ら先頭になり走って逃げていく。ぼくは彼らの背中を 睨みつけて、後ろを振り返り口を開く。 「ねえ、キミ・・・だいじょうぶ?立てる?」 ぼくは背後で蹲っているイジメられていた召使に声をかける。すぐに軽く頷きそのコが 立ち上がる。初めて顔が見えた。ぼくは思わず溜息。 「うわぁ・・・」 途中で割って入ったから気が付かなかったけれど、すごい美少年だった。年齢で 言うとぼくより2~3歳年下の10歳前後と言うところか。髪の毛は黒、でもぼくみたいに くせっ毛の部分が全くないサラサラの絹糸のような黒髪だ。長めの前髪のベールに 遮られるようにけぶって見える瞳は藍に近い黒、深い海の底のような群青色が 哀しげな色を湛えている。ほっぺにはさっきのいじめっ子のせいでホコリが付いていたが このコの超絶な美貌を損なってはいなかった。唇の色素は薄いが、柔らかい唇は 艶やかに光っている。 ぼくは呆然と見つめてしまい慌てて目をそらし、こぼれてしまったリンゴを拾い集める。 『あいたた・・・落ちたリンゴがほとんどぶつかって変色しちゃってる・・・』 「じ、女王様の召使いって生意気だよねっ『おれ達は選ばれた召使いだ~』って えばっちゃてさあ・・・はは・・・」 少年はぼくのうわずった問いには答えず、下を向いて自分のお腹のところで抱えた 手を黙って見つめてる。良く見ると右手で左手を抱え込むようにしていた。何か 持ってるのかな・・・ 最後のリンゴに手をのばしたとき鈴の音のような声がした。 「・・・ありがと・・・ぼく・・・ソラヤ・・・」 いきなり想像以上に儚く綺麗な少年の声を聞いてしまい、ぼくは思わずどぎまぎ してしまう。 「あっ、ああ・・・な、名前ね・・・ソラヤくんっていうんだ・・・ソラヤくん、なんで イジメられてたの?」 「わからない・・・でも、ご主人様のコト悪く言うから・・・」 「うん・・・」 理由はとりとめがないがこれだけキレイなコなら理由などなくてもイジメられる かもしれない。特に容姿だけしかアイデンティティのない女王付きの召使い達には ソラヤ君の美貌は嫉妬の対象にしかなるまい。 「それじゃ、またイジメられたらぼくに言って。マナ姫の所にいるからさ」 『コク・・・』 手を抱えたまま頷くソラヤ君。長すぎるほどの睫が震えた。 ぼくはソラヤ君に手を振ってお城に歩き出す。 『う~ん・・・あのコ、どの姫様の召使いだったっけ・・・』 それは一瞬。すぐにぼくはご主人様のおやつのメニューのコトを考えてる。 凄絶な美少年は自分の手元に視線を落とす。左手の指の隙間から銀色の光条が 3本覗く。三本の刃、それぞれに自分の群青色の瞳が映っていた。それを見ながら ソラヤはちいさく呟く。 「ご主人様のコト悪く言うから・・・殺そうと思ったのに・・・」 『シャオッ!! 』 ソラヤが右手を振ると冷たい音と共に手首の暗器から刃が伸び、すぐにしまわれた。 「・・・・・・」 まぶしそうに自分を助けた少年の背を見ながら、ソラヤもゆっくりと同じ方向に 歩いていく。 「はむっ!! 」 ご主人様は一緒に置いたフォークを使わずにアップルパイを手で掴んでかぶりついた。 キバのあるくせに八重歯なのでヘンな噛み跡がパイ生地に残っている。 「・・・で、それがどうしたにゃ?」 憮然として言うご主人様。 「どうしたって・・・ほら、あの・・・女王様の召使いがあることないこと告げ口したら・・・」 ぼくは部屋に戻って、昼近くに起こった出来事をドキドキしながらご主人様に 報告したのだけれど、ご主人様は毛ほども気にせずにさらっと言い放つ。 「この程度でがちゃがちゃ言ってくるなら、ババアもヤキがまわったってコトにゃ」 女王様に対するあまりの暴言にぼくは青くなってしまう。 「ご、ご主人様っこんなコト誰かに聞かれたらっ・・・」 慌てるぼくにいきなり背後のドアから声。 「ふふ・・・マナの言うとおりだわ」 「ひいいいっ!! 」 驚愕してお盆を抱きしめたままぼくが飛び上がると後ろにいたのは、ぼくの 知らないネコ姫様。 「けっ!! ノックぐらいするにゃ」 ご主人様が椅子から立ち上がりもせずに苦々しく言う。 「あの・・・ご主人様のお友達ですか?・・・」 ぼくが聞くと、そのネコ姫様は抗議しようとするご主人様を制して朗々と自己紹介を 始めた。 「わたくしは王国皇位継承権第1位のミルフィ姫です。控えなくてもよいですよ」 胸を軽くそらせてミルフィ姫が言った。ミルフィ姫といえば次期女王確実と言う呼び声 高い才色兼備のネコ姫さまである。ぼくに見覚えが無かったのは単に朝礼で座る位置が 30番目のご主人様と一番離れているからと言う情けない理由だ。 「ええっ、ミルフィ姫ですか!!ど、どうぞこんなむさくるしい部屋に・・・イタッ!!」 ペコペコするぼくのお尻を後ろでつねるご主人様。 ミルフィ姫の髪は金色。ネコ耳はご主人様と同じ頭の上側の方についている。 切れ長の瞳は黒曜石のような黒色。背中までの髪はキラキラと光って、何も装飾品を つけていないのに豪奢に見える。服装はきっちりとした浅黄色のドレスを着こなしている。 タンクトップにホットパンツ姿の多いご主人様はぜひとも見習って欲しいぐらい。 そしてなんといっても・・・ 『・・・・・・はっ!! 』 ぼくは慌てて不躾な視線をそらす。顔も当然美貌のミルフィ姫だが、その恐ろしいほどの 巨乳に目がいってしまう。ご主人様と体格は同じぐらいなのに、おっぱいの大きさは 一回り以上体格の大きいリナ様ぐらいある。そんなメロンみたいのがドレスの生地を ぎゅんぎゅんと突き上げている。本人も良く自覚しているらしく。そんなにフォーマルな ドレスでもないのに胸元が大きく開いているデザインだ。 『ふああ・・・Gカップとかホントに存在するんだ・・・』 ついつい見とれてしまうぼく。 「うふ・・・」 ミルフィ姫が気付いたのか手に腰を当てて胸をそらすようなポーズを取った。 思わずフラフラと引き寄せられるぼく。 「はわわ・・・イタタタッ!! 」 容赦なくご主人様がミルフィ姫に気付かれないようにぼくのお尻をつねるので 正気に戻るぼく。 「いったい何の用にゃ!!とっととここから出て行くか、その暑苦しい胸を取り外すか してくるにゃ!! 」 「し、失敬な・・・今日はこのわたくし自らお礼を言いに来ましたのです・・・ ほらソラヤ・・・」 ミルフィ姫が振り返るとドアの影から小柄な少年が出てきた。 「あっ・・・ソラヤくん・・・」 さっきイジメられてたソラヤくんだった。顔を赤くして呟くように言う。 「あの・・・さっきはありがとうございました・・・」 「い、いやあ・・・そんなわざわざ・・・」 なぜかテレるぼく。 「にゃ、ミルフィの召使いだったのきゃ」 「その通りですわ、ソラヤと言いますの、午前中に愚か者にからまれてたのを 助けてもらったって言うから、マナの召使いの見物がてらお礼を言いに来ましたのよ」 と言ってミルフィ姫はぼくをじろじろ見る。 「ふふ・・・さすがにわたくしの認めるマナの召使いだけあっていい目をしています」 さらにミルフィ姫はぼくの顔を両手で挟み込むようにして間近で覗き込む。 『ふああ・・・手が柔らかいし・・・胸元からなんかイイ香りが・・・あはぁ・・・ 息を吹きかけないでくださいぃぃ・・・』 うっとりとするぼく。 『ぎゅ!!』とまたしても後ろからお尻をつねるご主人様。悲鳴がほとんど口から 飛び出しそうになるのをガマンしてミルフィ姫とさりげなく距離をとるぼく。 「あ、あの・・・ミルフィ姫はご主人様のこと認めていらっしゃるのですか?・・・ たちの悪い冗談じゃなくて・・・イタタッ!! 」 「ふふ・・・わたくしの他に女王の資格があるのは29人の王女の中で・・・あなた!! マナだけですわ!! 」 ビシリと指差すミルフィ姫にご主人様はあくびをして無視してる。ぼくは聞く。 「で、でもご主人様は30番目のどん尻で、イワシ姫とか貧乏王女とか 言われてるし・・・イタイ、イタイですぅ!! 」 「?」 ミルフィ姫はお尻をおさえてるぼくを不審な目で見つつ話す。 「凡人にはマナの器量の大きさが判らないのです、わたくしには判ります、 あなたもそう思うでしょう?」 「も、もちろんですっ!!さすがミルフィ姫です。そうです、そうですともっ!! あっそうだ、これ今出来立てのアップルパイです!!おみやげにどうぞ!!」 ご主人様のことを良く言う人はこの世界にきて初めてだったので、嬉しくなって 4分の1ホールほど切って紙に包むぼく。 「まあ、あなたが作ったの・・・すごいのねえ、ソラヤには真似できないわ・・・ これお礼・・・ちゅ・・・」 ほっぺにちゅうしてくれるミルフィ姫。思わずさらにふらふらと4分の1ホール 切り出して包むぼく。それを見たご主人様が目を三角にして激怒する。ミルフィ姫が ちゅうしたのは多分ご主人様に無視された仕返しだと思うのだけど・・・ 「にゃにゃっ!!余計なコトしなくていいにゃ!!お前がせっかく作ったのを ミルフィごときに食わせることないにゃあ!! 」 ご主人様はぼくからアップルパイをひったくって4分の1切れづつを2段重ねにして ワシワシと一気食いしてしまう。 「ああっ!! 」 実に悲しそうなミルフィ姫。実は甘党なのかもしれない。 『ずぞぞぞぞぞ・・・』 ご主人様は口の中のものを紅茶で流し込んでゲップしてる。それを拳を震わせて 睨んでるミルフィ姫。 「くっ、人が下手に出ていれば・・・」 「にゃは、本性出してきたにゃ」 椅子をギシギシ傾かせてご主人様は言う。 「良いですこと、わたくしが女王になるまでに必ずマナをわたくしの下に ひざまずかせてみせますわ・・・帰ります、ソラヤ」 ずかずかとソラヤ君を従えて部屋から出ていくミルフィ姫。 足音が遠ざかり『はあっ・・・』っと息をつくぼく。目をキラキラさせて言う。 「それにしても・・・ご主人様がミルフィ姫のライバルなんて・・・きっとご主人様は やれば出来る子なんです・・・」 「けっ、そんなインチキ家庭教師みたいなこと言うにゃ・・・別に女王になろうと 思ったことなんて一度も無いにゃ」 ぼくはそのコトバを無視して続ける。 「ミルフィ姫も美しいけどソラヤくんもキレイなコだったなあ・・・よく女王様付きの 召使いに取られなかったですよね」 「ソラヤはもう10年近く王国にいるにゃ」 「じ、10年っ!! 」 「ソラヤは赤ん坊の頃、この世界に落ちてきてミルフィが10年育ててきたにゃあ・・・ だからババアに取られなかったにゃあ」 「じゃあぼくの大先輩なんだ・・・」 すごいと思う反面、なにかかわいそうな気もする・・・ 「だからすごいにゃよ・・・」 にまっ、と笑って言うご主人様。 「?」 「もう昔からミルフィにたあっぷり仕込まれてるにゃあ」 「し、仕込まれてるって・・・」 ご主人様が指で輪っかを作って卑猥な手つきをしながら言う。 「いろいろなワザのことにゃあ、特に風呂でのテクニックは絶品らしいにゃ、 一度味わって見たいものにゃあ・・・」 うっとりと中空を見上げて妄想してるご主人様。ぼくの呼びかけにも答えずに 自分の世界に入っている。妄想の中でぼくを差し置いてソラヤくんと・・・ 「もう、ご主人様っ!! 」 呼んでも反応しないご主人様をほっといて、ぼくは膨れっ面でキッチンのシンクに 向かう。 『ちぇっ・・・ご主人様は食い気より色気なのかな・・・』 と、自信作のアップルパイを作った道具を洗いながら思う。なんか、ご主人様の 妄想の中にまで嫉妬してるぼくも情けなくていやになる・・・わざとガチャガチャ 言わせてお皿を洗っているとご主人様がリビングから声をかけてくる。 「わたしを呼んでみるにゃ」 「えっ!? あの、ご主人様?・・・」 「そうにゃ、わたしを『ご主人様』と呼んでいいのはお前だけにゃ・・・」 「は、はいっ!! 」 「よし、にゃ」 ほんのりと嬉しい気分。ぼくはミルフィ姫の色香に惑わされたことを深く反省する。 ご主人様の方が美乳です!! たぶん、きっと・・・ 「ソラヤ、覚えた?あれがマナ・・・みんなは気が付いていないけどわたくしが女王に なるときに立ちふさがる唯一の女・・・」 「はい・・・」 廊下をずんずん歩くミルフィ姫の後ろをソラヤは小走りでついて行きながら言う。 「ふふ・・・この頃、小奇麗になったと思ったらやっぱり新入りの召使いのせい だったのね・・・あの召使い君も要チェックね」 ミルフィは歩きながら、ようやくアップルパイに諦めをつけてソラヤに言う。 「それよりもどうかしら、わたくしが女王になったらマナの召使いを取り上げて 2人でわたくしに仕えるの。あのコもなかなかカワイイし、アッチのほうもマナの ことだからネットリ仕込んでるみたいだし・・・あのコに料理させて、ソラヤがお風呂に 入れてくれて、そして夜は2人がかりで・・・ふふ」 「・・・・・・」 ソラヤは何も言わずにミルフィの妄想に付き合っている。 「ソラヤはそんなのイヤ?焼きもち焼いちゃう?」 初めて後ろのソラヤに振り返りいたずらっぽく笑うミルフィ。 「いいえ・・・ご主人様がお望みなら・・・ご主人様の喜びは、ソラヤの喜びです・・・」 「よし」 ミルフィは前を向いたままニッコリと頷く。そして何度も繰り返した問いかけを 呟くように言う。 「それじゃ、もしもわたくしが嫌いな敵が現れたら?」 「ご主人様の敵はソラヤの敵です・・・」 「敵はどうするの?」 「殺します・・・」 ソラヤは右手首をおさえて言った。低くなった夕日を浴びてミルフィが一言だけ言った。 「よし」 ミルフィは自分の召使いが哀しいほど愛しくなる。 「にゃむ・・・」 夕食を食べてくつろいでるご主人様。ソファで丸くなってテレビを見てる。 満腹なのかまぶたがくっつきそうになっては持ち直すというのをさっきから 繰り返してる。 「ご主人様、少し早いですけどおやすみになったらどうです?」 ソファに座ってクッションを抱えたぼくは、異様にタイトルの長いサスペンスドラマの 再放送にドキドキしつつもご主人様に言う。 「でも寝るにはまだ早いにゃあ・・・」 ご主人様が目を擦りながら言う。そして伸びをして立ち上がる。 「今日は風呂に入るにゃ、お前用意するにゃ」 「ええーっ、そんな急に・・・今良いトコなのに・・・部屋のシャワーでいいじゃないですか」 「うるさいにゃ、今決めたにゃ、ちなみにこの犯人は被害者の友人のヒヨコ鑑定士にゃ」 と、画面を指差しながら言うご主人様。 「ひ、ひどいっ!! そんなの言うのズルです――!! 」 無視して地下の大浴場に向かうご主人様。ぼくはしかたなくお風呂セットを 掴んでご主人様を追いかける。 お城の地下は丸々、姫様専用の大浴場になっている。ぼくとご主人様は湿った 湯気の匂いのする脱衣所に入った。中には誰もいない。おそろしく豪華な設備に かかわらず利用者がほとんどいないのだ。お風呂を造る時から水に漬かるのが好きな 奇特なネコなんてそういないのは判ってた筈なのに。まあ誰もいないのは気分が いいけれど・・・ 「にゃんにゃんにゃ――ん」 鼻歌混じりに、着ている服をそこら中にポイポイ脱ぎ捨てるご主人様。慌ててそれを 拾い集めるぼく。ご主人様は『ガラララ』とガラス戸を開けて先に浴場に出てしまう。 「あっ!! 待ってくださいよ――!! 」 ぼくもご主人様の服を丁寧にたたんでから自分の服を脱ぐ。ちなみに一旦、全部服を 脱いでから昔から召使いに伝わる『浴衣』に着替える。柔らかい混麻のスパッツの ようなズボンにノースリーブの前閉じの着物ような上着。帯だけ色が付いていて ご主人様の色の黒い帯をきゅっ、と締める。昔いた『三助』みたいなカッコか、 お祭りのハッピ姿に少し似てる。 『ふう・・・コレ濡れると透けちゃうんだよね・・・』 溜息をつきつつぼくはご主人様を追いかける。 浴場の中は広い。湯船だけで50メートルプールぐらいある。で、その一辺に 馬鹿でっかいシュバルツカッツェ城を模したペンキ絵があって、残りの3方それぞれに、 洗い場があって木が生えていたり、滝が落ち、川が流れ、岩場があったり、と見渡す 限りの大浴場である。温度が下がらないようにそこらかしこに仕掛けてある細管から 湯気が『シュ――ッ』と静かに、間欠的に吹きだしている。 湯気に霞む景色に目を凝らしてご主人様を探すぼく。 「あ、いた・・・」 水面に目だけ出してお湯につかっているご主人様。ぼくはじゃぶじゃぶとご主人様に 近寄る。ちなみに当然浴衣のまま。 「ご主人様、待ってくだ・・・がぼぼぼ・・・」 いきなり『にゅ』っと伸びた手によりお湯の中に沈められてしまうぼく。お湯を したたかに飲んでしまい抗議しようとするがご主人様がぼくを制する。 「静かにするにゃ!! ・・・あれを見るにゃよ・・・」 ご主人様はぼくを抱え込むようにして洗い場の方を指し、浴槽の縁に誘導する。 湯気で霞む洗い場の一つに先客がいた。後ろ姿だが金髪のまろやかなシルエットに 見覚えがある・・・ 「・・・あれはミルフィ姫・・・」 後ろ向きに座っているが背中の流れ落ちるようなブロンドは紛れもなくミルフィ姫。 それを裏付けるようにかいがいしく傍で動くソラヤくんがいた。ソラヤくんもぼくと 同じ浴衣を着ている。帯の色は黄色だ。ぼくはご主人様に向き直ってそっと言う。 「反対側の洗い場に行きましょう・・・覗きは犯罪ですよ・・・」 「なに言ってるにゃ・・・これは大人の趣味にゃ」 『にまっ』っと笑ってご主人様がささやく。 湯気の向こうでソラヤくんは周りを確認して、ミルフィ姫の後ろにひざまずいて 髪をまとめる。浴槽の縁にへばり付いているぼくとご主人様には気がつかない。 「・・・始まるにゃあ、始まるにゃあ・・・」 ワクワクしながらのぞきを嗜むぼくのご主人様・・・ ソラヤくんはだいだい色の大きな海綿にボディシャンプーをたらすと静かに背中を 流していく。 「別に、背中を流すぐらいぼくだって・・・」 ぶつぶつと不平を鳴らすぼく。ところがソラヤくんはミルフィ姫の背を流しながら 器用に帯を解き上半身裸になる。パステルブルーのタイルにソラヤくんの白い肌が冴える。 「ソラヤくん自分もカラダ洗うのかな・・・」 と、ぼくが何の気はなしに思ったと同時にソラヤくんはひざ立ちになり背後から 抱きしめるようにして自分のカラダでミルフィ姫を洗い始める。手に持った海綿は ミルフィ姫のお腹の方をやさしくこすっているみたいだ。 湯気に霞む洗い場の向こうでソラヤくんの白い背中が妖しくうごめいている。 「そ、そんな・・・はわわ・・・」 ビックリして声も出ないぼく。 「にゃにゃ・・・いいにゃあ・・・」 指を咥えてうっとりとソラヤくんを眺めているご主人様。ぼくはムッとして言う。 「べ、別にソラヤくん、おっぱいもないのにあんなコトしても無駄だと思います!!」 「あの良さが判らないお子様は黙って見てるにゃ」 視線をそらさずにソラヤくんを見つめてるご主人様。 洗い場では場面変わってミルフィ姫の顔にお湯がかからないよう注意深く ソラヤくんが背中を流しているところ。今度はシャンプーをそおっと手にとって 泡立ててる。そして、なんと前に回り、風呂用の椅子に座っているミルフィ姫の ひざの上にまたがるように座り、向き合うとその体勢で頭を洗い始める。 「いいにゃあ・・・いいにゃあ・・・」 ご主人様がつぶやく。 ソラヤくんは両手をつかってマッサージするようにミルフィ姫の髪を泡立てる。 かすかに『はあっ・・・はくっ・・・』とソラヤくんの呼吸が乱れているのは、ミルフィ姫が 目の前のソラヤくんの乳首に口でイタズラしてるみたい。さらにミルフィ姫の手が ソラヤくんの小さなお尻を撫でまわし始めるとソラヤくんは小さく腰を回すようにして 喘ぐ。それでもちゃんと髪を洗う手は休めない。 「にゃは・・・」 ご主人様はそれを食い入るように見つめつつ身もだえしてる。 「ムッ・・・!!あ、あんなの自分からまたがっちゃって・・・あれじゃ『奉仕してる』 じゃなくて『奉仕されてる』だけじゃな・・・がぼぼぼぼぼぼぼ」 ご主人様にお湯に沈められるぼく。 「今いいトコにゃ!! 」 「ケホケホ・・・だって、だって・・・」 ぼくはさっきご主人様が言った、ソラヤくんのことを『一度味わってみたいにゃあ』 なんて言ったことが気になって意地になってしまう。 「にゃにゃ・・・お前ヤキモチ焼いてるにゃ?」 「そんなコト・・・」 目をそらすぼく。 「はにゃーん・・・でもさっきから文句ばっかりつけてる割にはココはもうこんなに なってるにゃ」 ご主人様は素早くぼくの腰を抱き寄せるとスパッツの前を探る。ぼくの無節操な シャフトはもう元気よくなっていて・・・ 「あっ!! ダメですご主人様・・・」 声をひそめて言うぼくにかまわずご主人様はぼくのスパッツの腰ひもを緩めると シャフトをお湯の中に開放してしまう。 「ああっ・・・やっ・・・い、いけませんっ・・・こんなところでっ・・・」 「ほら、もうこんなに・・・あんなに文句言ってたのにビキビキにゃあ・・・」 ぼくの目の前の水面がご主人様のシャフトに絡まった手の動きに合わせて チャプチャプと揺れる。 「ご、ご主人様、だめっ・・・お湯の中に出ちゃいますぅ・・・他の洗い場に上がって・・・ はあっ・・・ひいっ・・・」 手の動きが激しくなり、目の前のお湯が波立っている。ご主人様は片手でぼくの 両腕を絡め取りながら耳元に囁く。 「まったく、風呂のテクニックも知らないのに、逆にご主人様に奉仕させるにゃんて、 ソラヤの方がマシにゃあ・・・」 わざとらしく溜息をつくご主人様。ぼくは嫉妬で涙が出そうになりつつも、 シャフトは甘くせつなくなってくる。 「許してぇ・・・ひゃう・・・ひあっ・・・ひいいっ・・・ご主人様、もう、もう・・・」 ぼくはお湯の中でゆるゆるともがく。でも放出ギリギリのところでシャフトに 添えられていた手が止まった。 「ふきゅん!? ・・・」 焦らされて中途半端に腰がはねてしまうぼく。催促するようにご主人様を見ると ご主人様は上を見上げている。 「・・・・・・!? 」 その視線を追うと浴槽の縁に立ってぼく達を睨んでいる全裸のミルフィ姫。 ソラヤくんのご奉仕を中断されて結構怒ってるかも・・・ 「お楽しみのところ悪いわね、騒ぐなら遠くでヤッてちょうだい」 ぼくは顔を赤くして小さく悲鳴を上げながら慌ててスパッツを直す。夢中になって ぼくが大声出しちゃったせいだ・・・このままお風呂の底に沈みたい気分。 「にゃはは・・・ちょっと先客に遠慮してやっただけにゃ」 さすがにご主人様はこの期に及んでも、のぞき行為を悪びれずに言い訳してる。 「マナっ!! あのねえ!! 」 ご主人様を糾弾しようとミルフィ姫が身を乗り出す。重そうな双乳が『ゆさっ』と 揺れるので思わずぼくは目をそらしてしまう。ああ・・・せっかくアソコがおさまって 来たのに・・・また・・・ ご主人様はさりげなく話をそらそうとミルフィ姫の機先を制して言う。 「にゃにゃ、それにしてもミルフィの召使いはたいしたものにゃ、王国中の召使いを 入れても5本の指に入るにゃあ・・・」 「えっ!!ああ、ソラヤのこと?勿論ですわ。ソラヤは赤ん坊の頃からわたくし 自らが、わたくしの為だけに育ててきたのですもの・・・ちょっとやそっとの 『にわか召使い』には負けませんわ、ほほほ・・・」 機嫌を直して、全裸で高笑いするミルフィ姫。結構単純な性格かも・・・ 自分の話題になって照れくさいのかソラヤくんは目元をほんのりと染めつつ、 さりげなくミルフィ姫にタオルを巻き付けている。その自然な動作は一流ホテルの キャビンアテンダントも顔負け、 『ソラヤくんの方が召使いとして段違いに上かもしれない・・・』 なんて『にわか召使い』のぼくは悲しくなってしまう。 ふと隣を見れば、ご主人様はまたよからぬコトを考えついた表情をしている。 打って変わって上機嫌のミルフィ姫にご主人様はさらっと言い放つ。 「そうにゃあ!!わたしの召使いにも是非今のテクニックを教えてやって欲しいにゃあ」 「えっ!? ・・・ 」 眉をひそめるミルフィ姫にご主人様はたたみ掛ける。 「わたしの召使いもソラヤの実力を知ることで身の程を知ると思うにゃあ」 「あ、あの・・・ご主人様・・・」 慌てるぼく。あまりにも理不尽な願い事にミルフィ姫が激怒しないかと、ぼくは 焦ってしまう。しかしミルフィ姫はぶつぶつと考えて言う。 「ふむ・・・まあ午前中の借りを返すことにもなりますし・・・あなたとわたくしの 序列をはっきりさせる為にもまず召使いから・・・というのもいいかもしれません・・・」 大きく頷くミルフィ姫。 「ええ、よろしいですわ」 「にゃにゃ!!ヨロシク頼むにゃ。わたしはビールでも飲んで来るにゃあ」 ぼくを置いてネコの癖にすいすいと脱衣所に泳いでいくご主人様。 「ああっ、行っちゃうんですか!! 」 ぼくは心細くも一人取り残されてしまう。口八丁でまんまと逃げたように思うが、 コレはご主人様がぼくのレベルアップのためにくれたチャンスだと思って気合と 勇気をふりしぼる。 ぼくは風呂から急いで上がってミルフィ姫の前にひざまずいて言う。 「あのっ、そのっ・・・ふつつか者ですが、よ、よろしくお願いいたします」 「ふふ・・・よろしくてよ、ソラヤもね・・・」 金色の髪をかきあげるミルフィ姫。ソラヤくんもぼくの隣でひざまずいてる。 ぼくの前に立つのは今宵だけのかりそめのご主人様。ふわりと漂う艶めかしい 霧のなか淫靡なレッスンが始まろうとしている。 さっきの洗い場に戻って、お風呂用の椅子の側で控えるぼく。 「ふふ・・・」 ミルフィ姫はなぜか少し離れたところに歩いて行って、別の椅子に腰掛ける。 見事な金髪をかきあげて足を組んだ拍子にかろうじて下腹部を隠しているバスタオルの 奥のほうが見えそうになって赤くなって目をそらすぼく。今からご奉仕するのに 意識したらダメだよね・・・ 「それじゃ、あなた浴衣を脱ぎなさい」 ミルフィ姫が言う。ぼくは思わぬ言葉に聞き間違えをしたのかとミルフィ姫を 見つめた。 「全部脱いで椅子に座るの・・・あとはソラヤがちゃ~んと手取り足取り教えてくれるわ」 「ええっ!! でもソラヤくん、お、男のコだし・・・」 ミルフィ姫が形のいい眉をキリリとひそめてぼくに詰問する。 「なんですって!!あなた召使の分際でこのわたくしに奉仕させようというのですか!?」 飛び上がって首を振るぼく。 「いえっ!! そ、そんな意味じゃ・・・」 「ならば早くお脱ぎなさい、あなたのためにわたくし達は貴重な時間を取って いるんですのよ!! 」 「は、はいっ!! 」 と、まんまと勢いに乗せられて着ているものに手をかけてしまうぼく。すんでの ところで我に返る。 『あわわ・・・ひょっとして後戻りできるチャンスは今だけ・・・』 意を決してぼくは口に出して言う。 「あ、あの・・・ぼく、やっぱり・・・」 小さな声で言うぼくにソラヤくんがにじり寄ってきてやさしく言う。 「ボク、がんばりますからいっぱいキモチいくなってくださいね・・・」 腰に手がまわってきて帯をシュルシュルとほどかれてしまう。 「あっ!! ソラヤくん、ダメだよぉ・・・」 異様なほど手際のいいソラヤくんの手によってぼくの浴衣は瞬く間にはぎ取られて しまう。逃げようと思った時にはもうひざからスパッツが抜き取られてしまい、 ぼくは恥ずかしさに慌ててカラダを抱え込み、体育座りのように椅子の上で身を 縮こまらせるのが精一杯の状況に追い込まれてしまう。 「あの、その・・・」 この期に及んで逃げ口上を述べようとするぼくを尻目にソラヤくんは楽しそうに 海綿を泡立ててる。 「それでは、よろしくお願いします・・・」 ソラヤくんはぼくの背後でひざ立ちになると・・・ 「にゃふふ・・・やっぱりそんにゃコトだろうと思ったにゃあ・・・」 笑いをかみ殺すマナ。ここはミルフィ達のいる洗い場とは別の岸にあるデッキチェアが 並べてある脱衣所に程近い一角。強めの照明と、デッキチェアのそばの植栽はヤシの木 だったりして南国を意識するようなスペースになっている。 マナはそのデッキチェアに腹ばいになりつつ本日2本目のビールの缶を握りつぶし 放り投げる。そして側のクーラーボックスからおかわりを1本取り出す。『プシ!!』 と器用に八重歯でプルトップを起こす。 「どうせ『イカせまくれば言いなりににゃる』見たいなヌルイこと考えてるにゃ・・・ まあ、その単純一直線さがミルフィのいいトコにゃ・・・ぷひゃ~あ」 ビールをぐいっと飲んで大きく溜息をつくマナ。とりあえずビールの伝票の サイン欄には迷わず『ミルフィ』と殴り書きしておく。 「ふあっ・・・ああっ・・・」 しっかりと体の前面を抱えるようにしたぼくの丸めた背をソラヤくんが、 こしゅこしゅとやさしく海綿で撫でている。感じないように始めは歯を食いしばって いたのに、その巧みなアプローチに知らず知らずの内に喘ぎ声が出ちゃってる・・・ 海綿を持っていない手も柔らかくぼくの背中のツボを刺激してゆっくりと抵抗を 奪っていく。 「かゆいトコ、ありますか・・・」 いきなり耳元に息を吹きかけられそうな距離で囁くソラヤくん。うっとりしかけてた ぼくは慌てて我にかえる。 「はわっ!!あっ・・・と、特にっ・・・ない・・・ひゃん!!」 ぼくが返事してる一瞬の隙を突いてソラヤくんはぼくの両方のわき腹をくすぐる ようになで上げた。 「んあっ!! だ、だめっ!! 」 ほんの僅かな瞬間しっかりガードしていたはずの背筋が伸び上がる。その両脇を するりとソラヤくんの手が当然のように進入してきた。 「うわあっ、だめだよソラヤくん、ま、前のほうは自分で洗うからっ・・・はああっ、 んんっ・・・」 ぼくのおっぱいは柔らかい海綿でくにゅくにゅされちゃってる、そして空いた手は お腹の部分をやさしく撫でる。さらに、いつの間に上着を脱ぎ捨ててたソラヤくんの カラダがかぶさって来た。これはさっき見てわかっていたハズなのに衝撃的な感触に パニックを起こしそう。ソラヤくんのカラダがついに、ゆるゆると動き出すと ぞわぞわとした快楽がぼくの体を駆けめぐり始めた。 「ひいっ・・・はっ、ああっ・・・そ、そんなの・・・」 さっきぼく、ご主人様に『ソラヤくんはおっぱいがないから押し付けたってムダです!!』 なんて言っちゃったけど・・・すっごくキモチいい・・・どうしよう・・・。ソラヤくんが 全身を使ってぼくの背中を泡立てる。つい、そのピチピチのソラヤくんの肌に意識が 集中すると胸の突起のコリコリが背中に感じられてぼくは恥ずかしいほど赤面してしまう。 「ふあっ・・・ダメ、こ、こんな・・・ひあっ・・・」 「すごい・・・着やせするたちなんですね・・・ずるい・・・」 耳元に熱い息と共に囁いてくるソラヤくん。ぼくが何とか逃げようと、前に ずれようとするのだが、ソラヤくんは羽交い絞めするようにしてそれを許さない。 もつれ合い、体温が高まったのか、二人をつつむ泡からジャスミンの香りがふわりと 立ちのぼりそこら一帯を包んでいく。 そんな徐々に高まっていく二人の召使い達の痴態を目を細めて見つめている ミルフィ姫。 『・・・・・・!? 』 信じられないものを見たような気がして目を見開く。そして思わず立ち上がり、 二人に近寄っていく。 「あはぁ・・・ひあっ、だめぇ・・・うあん、ひいいっ・・・」 ぼくは体の後ろから回された二本の腕に翻弄されつづけている。というのも、 ぼくは時おりアソコに忍び寄って来るソラヤくんのイタズラな手を必死でガードしたり、 押えたりするのが精一杯。逆にぼくのおっぱいはもう好き放題にボディシャンプーで ぬるぬるにされ、次には、またたく間に激しく泡立てられてしまう。 ソラヤくんの巧みな愛撫に無意識におねだりの言葉が口をつきそうになり、 青くなるぼく。視界も快楽に堕ちつつあるせいで薄ぼんやりとベールがかかったよう。 『ぼく、おかしくなっちゃう・・・』 どうにかなってしまいそうな恐怖感に煽られて、ぼくは力の入らない体に必死に 活を入れてソラヤくんのヌルヌルする腕をすり抜ける。そしてやっとのことで 立ち上がることに成功する。逃げなきゃ、その瞬間・・・ 『むにゅ』 立ち上がった拍子に、顔が柔らかいものにつつまれる感触。 『みにゅん』 そのまま柔らかくしたたかに跳ね返され、またもやストンと椅子に戻されてしまうぼく。 慌てて前を見ればいつのまにかミルフィ姫が仁王立ちしてる。どうやらミルフィ姫の バストにぼくが突っ込んだみたい・・・ 「す、すいません!! ・・・」 ぼくはすぐに謝ったけど、ミルフィ姫はひどく興奮した様子でわなわな震えて 一点を睨みつけている。 「あ、あの・・・」 ぼくは少し怖くなってミルフィ姫に声をかける。するとミルフィ姫はぐいっと身を乗り出してぼくに問いかける。でも視線はぼくじゃなくてなぜか下のほうを向いてて・・・ 「あ、あなた・・・この大きさが普通なの?・・・それともソラヤが小さいのかしら・・・」 『ちょんちょん』と、足の指の先でいつの間にかエレクトしちゃってるシャフトを つつくミルフィ姫。 「ああっ、み、見ないで下さい!! 」 慌てて前を隠そうとするぼくの手をミルフィ姫はバンサイさせるみたいに片手で 封じてしまう。やっぱりミルフィ姫も力はケモノの強さ。ソラヤくんが肩越しに 覗き込んで言う。 「すごい大っきいです・・・おへそが隠れちゃいそう・・・いいなあ・・・」 羨望混じりの溜息をつくソラヤくん。そんなコト言われると『大きさは普通です!!』 なんて言えなくなっちゃう・・・ 「お、お願いですからジロジロ見ないでっ!!・・・あふっ・・・」 哀れに哀願するぼくに構わずシャフトはえらそうに立ち上がってる。見られてる うちに新たな血液がドクドク流れ込んでくるカンジ。 「やだ・・・まだ大きくなるの・・・」 気圧されたように呟くミルフィ姫。興味津々で足の親指と人差し指の間にシャフトを はさみ込んで上下にこする。 「はあ・・・ギリギリ反り返ってきました・・・」 ソラヤくんが意識せずにコトバでぼくを嬲る。 「こ、こんなのハナシが違いますよう・・・もうご主人様の部屋に帰して・・・」 羞恥に震えつつ半べそのぼく。始めは技術指導のはずだったのに・・・ 子供のように夢中でシャフトを弄んでいたミルフィ姫が我にかえる。ぼくと目が 合って咳払いしてごまかす。 「このまま帰してアソコの大きさだけでソラヤに勝ったと思われたら不本意だわ・・・」 「そ、そんなコト言われても・・・勝ち負けなんて・・・」 ぐっと仁王立ちになるミルフィ姫。ぼくに顔を近づけてきっぱりと言う。 「そうよ!!大きさの分はテクニックでカバーしてるんだから・・・そうね、予定は 早いけどソラヤ、あなたのテクでどぴゅどぴゅさせてあげなさい。これで分かるでしょ」 「そ、そんなっ!! 」 叫ぶぼく。ソラヤくんの勝ちでも何でもいいから開放してもらいたい。 ミルフィ姫はぼくの両腕を封じたまま、鏡の前の洗面道具を置くタイルの段差に どっかりと腰掛けて言う。 「さっ、ソラヤがんばるのよ。わたくしに恥をかかせたら・・・承知しないわよ」 「はい、かしこまりました」 感情の起伏に乏しいはずのソラヤくんが緊張して返事する。ソラヤくんはぼくの 胸辺りに置いていた両手をそろそろ下に降ろしていく。もはや手に海綿は持っていない。 「ソ、ソラヤくん、男のコ同士でこんなのおかしいよ、やめようよ」 うろたえるぼくにソラヤくんはためらわずに言う。 「ご主人様の命令ですから・・・」 ついに今までぼくを翻弄し尽したソラヤくんの魔法の手がぼくのシャフトに絡んでくる。 「ひゃう!! だ、だめだよ!! ・・・あふっ・・・」 「おっきい・・・アツくて、ドキドキしてて・・・」 ソラヤくんはそおっと雑巾を絞るような手つきでぼくのシャフトの大きさを 確かめる。手にはやっぱりボディソープが付けられていてヌルヌルと手のひらがうごめく。 ソラヤくんがぼくの背に息を吹きかけながら囁く。 「あの、ボクこんなことするの初めてだから・・・イクなかったら言ってくださいね・・・」 シャフトをぬとぬとにした両手は上下に別れて片方はシャフトの先端に、もう片方は 根元の袋へとアプローチしていく。泡でぬめった指がカリの裏側をなぞるように くすぐると逃げようと浮かしていた腰の力があっという間に抜けてイスに沈み込んでしまう。 手つきこそぎこちないが悉くポイントを『わかっている』せいでぼくは瞬く間に 追い詰められていく。 「ひあっ・・・ひいい、いやあ・・・み、ミルフィ姫ぇ・・・許して、もう帰してください・・・」 ぼくが涙を滲ませて目の前のミルフィ姫に訴える。ミルフィ姫は興奮して黒曜石の ような瞳を輝かせて言う。 「ふふ・・・大丈夫よ、ちゃんと帰してあげる・・・ただし、わたくし達でしかイケない カラダにしてからね・・・」 「そ、そんな・・・あっ・・・だめっ、ひいっ・・・ふあああん・・・」 反応してるシャフトに勇気つけられたのかソラヤくんは更に大胆にぼくを責め始める。 ふにゅふにゅと袋を揉みつつシャフトを猛然としごき始める。たちまちシャフトは きめ細かい泡に被われ『にちゅ、にちゅ』と淫靡な音を立て始める。 『ふあああん!! ぼく、そこ弱いのにぃ・・・』 「先っぽからたくさん溢れてきました・・・キモチいくなって来たんですね・・・」 「ふあっ!!ひゃうん・・・い、言わないでぇ・・・ひああん、そこはダメなのぉ・・・」 本格的によがり始めているぼくのあごを指ですくい上げるミルフィ姫。 「ふふ・・・今日は限界まで搾ってあげるからガマンしなくていいのよ・・・あなたの 白いのでわたくしの胸をけがしてみる?・・・」 ミルフィ姫はハラリと巻いていたバスタオルを落とす。まろび出る双乳。とき色の 乳首はもうツンツンに尖っている。クリームのように滑らかな肌。ウエストからの 柔らかなラインの中心に髪の毛とほとんど色の変わらない金色の草叢がそよいでいる。 「うわっ・・・」 間近で圧倒的な裸身を見てしまい、顔を赤くして目をそらすぼく。 「くすくす・・・いまオチンチンがびくびくって・・・」 ソラヤくんが囁く。 「ボクのご主人様、綺麗でしょ・・・ねっ、これからも二人で一緒にご主人様に 奉仕したいな・・・」 ネットリと愛撫しつつ催眠術のように囁くソラヤくん。ぼくは凄まじい快感に 溺れつつも辛うじて言う。 「でも・・・ぼくには、ご主人様が・・・ひっ、あっ・・・だめ、そんなの激しすぎるぅ・・・」 ミルフィ姫はその答えを聞いてぼくのアゴを掴んで言う。 「あら、そう・・・それじゃあ、あなたが壊れるほどイカせてからまた聞くわ・・・ ふふ、どんな返事が聞けるのかしら・・・」 ミルフィ姫の目は本気。ぼくの残された理性が恐怖に震える。 『ぼく、ホントに壊されちゃうかもしれない・・・』 「ご、ご主人様っ!! 助けて―――!! 」 ぼくは大声で叫ぶけど声は虚しく天井に響くだけ・・・ 「さま――――」「さま――」「さま―」 大浴場に虚しく響く悲鳴を肴にビールを空けてるマナ。がしょがしょと クーラーボックスの中をかき回す。 「ちぇっ!!もう残りは発泡酒ばかりにゃ・・・こんなニセ物、王宮にに入れるにゃっ ていうの・・・」 と空の缶を投げ捨てて毒づくマナ。飲んだ分の請求はミルフィに行くので強気である。 ぼりぼりとお腹を掻いてデッキチェアの上にあぐらをかく。バスタオルがはだけて しまっているが一向に気にしていない。 「さて、そろそろ退屈になってきたにゃ・・・」 アルコールで据わった目つきのまま精神統一を図るマナ。小さく呪文をぶつぶつと 呟く。顔の赤いせいでちょっとイッちゃった酔っ払いにしか見えない。 指で印を切る。 『天!! 』 『地!! 』 『猫!! 』 マナのカラダに魔力が集中する。その塊が下に落ちていくイメージ。不快で頼りない 感覚と妖しげな快感がない交ぜに駆けめぐる。そして唐突に魔法は終了する。 「にゃふ・・・ミルフィのために大きめにしとくにゃ・・・」 一人ごちるマナに自分の召使のかすれたような甲高い悲鳴が浴場に小さく響き出す。 その急なテンポとせつなげな声は最早イカされる寸前に追い込まれているのだろう。 マナはゆらりと立ち上がる。そのまま心地よい酔いに任せて浴槽の縁に歩いていく。 『ぱしゃ――ん!! 』 酔ってる割には綺麗なフォームでマナは風呂に飛び込んだ。 「ん――っ!! ふ――っ!! はああ・・・きゃふ!! 」 ソラヤくんの手がぼくを追い詰めていく。 『ひゃくう・・・このままじゃ、男のコにイカされちゃう・・・』 目じりに涙が滲んでくる。腰の奥に熱が集中してくるカンジ。ぼくは最後の力を 振り絞って暴れる。 「あっ、コラっ・・・じっとしてなさい!! 」 奇跡が起こったのか、ミルフィ姫が掴んでいた手がボディシャンプーの泡で 『ぬるり』と滑りぼくは拘束から逃れた。そのままよろよろと立ち上がって 逃げ出すぼく。 「くうっ・・・ひゃん!! 」 立ち上がっては見たものの、ぼくはソラヤくんの愛撫ですでに腰が抜けたみたいに なっていて、力なく床のタイルに崩れ落ちてしまう。ぼくの頬が床にくっつくけど、 タイル一面にお湯が薄く流されているのでほんのりと暖かい。 「はあっ、はあっ・・・」 それでもうつ伏せのまま這って逃げるぼくにソラヤくんが余裕で追いつき、 かぶさって来る。 「逃げちゃだめですぅ・・・ちゅ」 ソラヤくんはいたずらっぽくうなじにキスをして、手をタイルとカラダの隙間、 アソコとおっぱいの辺りに割り込ませてくる。 ぼくは必死でうつ伏せになって身を固くするがソラヤくんの手は無情にも『つるん』 とカラダの下に割り込んでくる。そしてその手はすぐに小刻みに動き出し、ソラヤくんの カラダはまたもやヌメヌメとぼくの背中の上で踊り出す。 「ひいいいいっ!!ソ、ソラヤくん、だめっ!!ひあっ、そんなコトするとぉ・・・ ひくううん・・・んっ!? ・・・えっ!? ・・・」 ヘンな感触・・・ぞわぞわとぼくの首の後ろの辺りの毛が逆立つカンジ・・・ 「ソ、ソラヤくん・・・ひあっ!!・・・あっ、あっ、あの・・・その・・・アレが、 アソコが・・・ふああ・・・」 鳥肌を立てつつ、その一方でよがってるぼく。 「なんですかぁ?・・・ぱく・・・」 ソラヤくんがぼくの耳をくわえて囁く。手は休まず、ぼくのおっぱいをコリコリして、 アソコをしゅにしゅにして・・・そして、そして・・・ 「あっ、あの・・・当たってるの・・・ぼくの腰のトコロ・・・」 顔を真っ赤にしてソラヤくんに訴えるぼく。 「くすっ・・・ごめんなさい・・・ぼくも興奮してきちゃたみたい・・・ほら、 もうこんなに・・・」 ソラヤくんが『くいっ』と腰を突き出すようにするとぼくの腰にソラヤくんの アツくてカタいのが『ぐりっ』っと押し付けられちゃう。 「ひいいいっ!! だめっ、だめだよぅ!! 」 ぼくは不自由なカラダをのけぞらせて悲鳴をあげる。その目の前にミルフィ姫が しゃなりと立つ。 「あらあら・・・ずいぶんイヤイヤ言ってるみたいだけど、腰が動いてるわよ・・・」 「そ、そんなコト・・・ひあっ、はあん・・・」 ぼくは快楽に暴走しつつあるカラダを押さえようとタイル面に押し付けるが、一緒にソラヤくんの手も強くアソコに押し付けちゃって慌てて腰が跳ねる事を繰り返し、ヒクヒクといやらしく空腰を使ってしまう。 「ふふ・・・イキそう?男のコにイカされちゃうの?ソラヤのカッたいペニスを 押し付けられてイッちゃうんだ・・・」 「ひあっ・・・きゃふ・・・言わないで、言わないでぇ・・・」 顔を打ち振るぼく。ソラヤくんはぼくのシャフトをリズミカルにシェイクしつつ、 ヌルヌルのカラダをぼくの上で躍らせる。背中越しにソラヤくんのドキドキが わかるぐらいカラダが敏感になってきた。 「もうビクビクしちゃってハジけちゃいそうです・・・ああん、指がまわらないの・・・」 うっとりと呟くソラヤくんの声をかき消すようにぼくのよがり声は大きくなる。 「ひあっ!! あひい――っ!! ひ――っ!! 」 ぼくは涙を流しながら高い叫びを断続的にあげ続ける。 「ふふ・・・ソラヤ、イカせてあげて・・・」 「は、はい・・・」 うっすらと顔を上気させたソラヤくんがさらにぼくの足の間に太ももをを割り込ませ、 後ろからシャフトの根元の袋をこねるように擦り付け、揉み上げる。シャフトに 絡みついた手のペースが早くなる。硬く尖りきった胸の先っぽは激しくしごかれる・・・ ああ、もうなんだか、判らなくなっちゃう・・・そして、そして・・・ 「ひんっ・・・タマタマぐりぐりすると当たるのぉ・・・つんつんされてるよ~!! ひっ、ひっ・・・」 「はあっ、ボクも・・・ソラヤもイッちゃいそうです・・・」 ソラヤくんがうわずった声をあげて更に固くなったアレをぼくの腰の部分に 押し付けてきて・・・ 「はあっ・・・ソラヤくんのも、こんなに大きくなってるぅ・・・ひゃン!!」 いきなりソラヤくんが半身をずらして、ぼくの片足のひざの裏をすくい上げるように 持ち上げ、うつ伏せのカラダを横向きにしてしまう。 「い、いっしょにイキましょう・・・ホラ、イクところご主人様に良く見えるように・・・」 「いやあああっ!!こんなカッコ!!は、恥ずかしいよう」 ぼくは恥ずかしさのあまり顔を覆って叫ぶ。腰が無意識にわなないて『ひくんっ』 とシャフトがしゃくりあげる。ミルフィ姫がわざわざ横に移動してきて言う。 「まあ、こんなに無様な格好なのにビンビンにしちゃって・・・もう出そうなのね・・・」 割り込んだソラヤくんのすべすべの太ももは突き上げるようにぼくの袋をぐりぐりして、 にちゃにちゃいやらしい音がしちゃってて、アソコはシャンプーと先走りが混ざって 純白の生クリームみたいに泡立っちゃって、もう蕩けちゃいそうで・・・ふあ・・・ 「あっ、あっ、だめ・・・ひくう・・・そんな・・・はふ、ひんっ!!んあ・・・イ、イッちゃう・・・」 「んんっ、イッて、イッてくださいっ!!この大っきいのからイッパイどぴゅどぴゅ してください――っ!! 」 そしてついに訪れる限界。せめて声が出ないよう、人指し指をかみ締めるけど そんなのは初めからムダで・・・ 「あ―――っ!!イク、イクッ、イク―――っ!!ぼく、男のコにイカされちゃう――っ!! ひいいいいいいいいい――っ!!!!!」 『びゅくっ!! びゅるっ!! びゅくっ!! 』 ソラヤくんがキツくシャフトをしごく握力をものともせずにシャフトを通過した 白濁は力強く打ち出され、青いタイルを白く染め上げていく。『ばしっ、びしっ!!』 と音がしそうなほど白濁はタイル面を叩いている。 「ふあああ・・・とまらない、とまらないよう・・・」 ぼくが大量の射精に意識を飛ばしたその瞬間、背中のソラヤくんが痙攣したように 震えて、かすれた悲鳴が聞こえた。 「きゃん!!ボクも、ボクもドピュドピュします――っ!!」 ぼくの背中についにキワまったソラヤくんを感じた瞬間、腰にアツイ感覚。次々と 腰にかけられたヤケドしそうな熱い粘液がネットリと糸を引いて落ちていく・・・ 『ぴゅ、びゅく、びゅくん・・・』 「ひあああっ!!ソラヤくんのかかってる!!アツくて白いのが、どぴゅどぴゅ かかってる――っ!! 」 腰にぶちまけられた白濁に、シャセイして前かがみになっていたぼくの背が 焼きごてを押し付けられたみたいに逆に反り返る。そのせいでひときわ大きく しゃくりあげたシャフトが更にシャセイの距離を伸ばした。その白濁は離れて見ていた ミルフィ姫のつま先まで到達し、白く汚してしまう。 ぼくはその後悔と快感の余韻の中、うっすらと目を閉じる・・・ 霞んだ湯気の中、もつれ合ってイキ合う美少年達のクライマックス。高い天井に 喘ぎ声の二重奏がまだ小さく反響している。青いタイルの上に溶け合うように絡みつき、 横たわる二人の白い裸身。マナの召使いの少年のしなやかな手足は時おり快楽の 余韻でふるふると震えている。ミルフィの召使いはその背中にしがみつき、紅く濡れた 口唇から熱い吐息を紡いでいる。さらにその小さな手に余るぐらいのシャフトを 握り締めた手はまだゆっくりと動き続けており、マナの召使いに途切れない絶頂を 味わせている。 そんな二人を食い入るように見つめていたミルフィ姫。つま先にかかった白濁の 感触に慌てて我にかえる。 「ハァハァ・・・はっ!! 」 紅く染まった顔をぐりぐりと両手でこすって深呼吸し、威厳を取り戻す。 ミルフィ姫が近寄ってくる。 「はふ・・・コホン・・・ふふ・・・ずいぶん飛ばしたのね・・・」 ミルフィ姫はぼくの目の前に白濁のついたつま先を近づけて見下ろす。 「す、すみません・・・ぐしゅ・・・」 ソラヤくんにイカされちゃったことを今更ながら実感して涙が出て来ちゃうぼく。 「ソラヤにかけられてこんなに飛ばして・・・男のコにイカされるのと、カケられるのと、 アナタどっちが好きなのかしら・・・」 「い、言わないで・・・」 自己嫌悪やら後悔やらで、混乱してるぼくにミルフィ姫はつま先を突きつけて言う。 「ふふ・・・ほら、このつま先にキスしてキレイにするの・・・そして白いのを舐め 取ったら言うのよ、わたくしの事を『ご主人様』って・・・」 囁くようなミルフィ姫の声がぼくの千路に乱れたココロにとろとろと染み込んでくる。 『もう、どうでもいいや・・・』 自暴自棄気味になったぼくは、舌をのぞかせた唇をゆっくりとミルフィ姫のつま先に 近寄せていき・・・あと3センチ・・・1センチ・・・ その時、ぼくは誰かの強い視線を感じたような気がして動きを止めた。 ふいに、午後の出来事を思い出す・・・ 『わたしを『ご主人様』と呼んでいいのはお前だけにゃ・・・』 ご主人様の声。ああ・・・そうでしたっけ・・・ ぼくは顔をあげてきっぱりミルフィ姫に言った。 「す、すみません・・・ぼくのご主人様は、マナさまだけです・・・」 勝ち誇っていたミルフィ姫の顔からすっと表情が消える。 「ふっ、ふふ・・・まだ立場という物が理解できてないようね・・・あなたにとっても 悪くない話ですのよ、わたくしが女王になれば30位のマナなんて追放されて しまいますわ、今の女王だって・・・」 「・・・・・・」 申し訳なさそうに顔を伏せるぼく。 静かに息を吐いて力を抜いたミルフィ姫が言った。 「さすが・・・マナの召使いと誉めておきましょうか・・・それにしても、ソラヤっ!!」 「は、はいっ!! 」 いきなり豹変するミルフィ姫。慌てて跳ね起きるソラヤくん。震えている。 「マナの召使いをイかせなさいとは言ったけど、アナタまでイってどうするの、 この役立たず!! 」 「す、すみません、すみません・・・ご主人様・・・見捨てないで・・・」 半分泣いて、おろおろとミルフィ姫に縋りつこうとするソラヤくん。しかし ミルフィ姫はソラヤくんを仰向けに蹴飛ばすとアソコをつま先で無情に踏みつける。 「ひっ!!ぎっ!!・・・ゆ、ゆるして・・・ひき、いいい・・・」 ぐりぐりと踏みにじられて、のたうつソラヤくん。あまりのひどい仕打ちにぼくは ミルフィ姫の腰にしがみついて制止しようとする。 「ミ、ミルフィ姫!!そんなヒドイことしちゃだめです、ソラヤくんを許してあげてっ!!」 ミルフィ姫はつま先を降ろすと、ぼくを見下ろして言う。 「それではソラヤに最後のチャンスを与えましょうか?」 とりあえずガクガクと頷くぼく。ミルフィ姫が薄く笑って言う。 「それではこうしましょう・・・お互いにお口でイかせ合うの、先にイッた方が負け・・・ これなら勝敗が一目瞭然でしょう」 呆然とするぼく。お、お口って・・・思わず後ずさりするぼくにミルフィ姫の声が飛ぶ。 「あら、ソラヤを見捨ててしまうの?・・・」 「そ、そんな・・・」 がっくりと肩を落とすぼくを横目にミルフィ姫はねっとり笑ってソラヤくんに言う。 「ソラヤ、意味は判るわね・・・」 「は、はい」 ミルフィ姫の信頼を取り戻そうと、跳ね起きたソラヤくんがぼくにかぶさって来た。 『このままぼくが何もしなければ、ソラヤくんが勝ってミルフィ姫と仲直り できるかも・・・でもぼく、また男のコにイカされちゃう・・・』 ぼくは不本意ながら覚悟をきめて目を閉じた。 「ふふ・・・いいのよ、別になにもしなくても・・・そうね、罰ゲームは先にイかされた方が、 相手に後ろから入れられちゃうのはどうかしら・・・」 ぼくの考えはお見通しとばかりにミルフィ姫は先に宣言してしまう。 「そ、そんな・・・」 慌ててバタバタと暴れるが、ソラヤくんはシックスナインの体勢からぼくのお尻を 両手でがっちりと抱える。そしてぼくのまだ少しだけ硬度を保っているシャフトを 小さな口にくわえると、ぎこちない動きで懸命に唇でしごく。ときおりひくついた シャフトがのどを突いてしまい顔をしかめるが、ソラヤくんは、必死でぼくを イカせようとしてくる。 「ひゃうっ!! んああっ、だめ・・・ひうっ・・・」 体温が高いのか口の中でお湯に包まれているような心地よさに悲鳴をあげるぼく。 いきなり放出しそうになって必死でガマンする。 『イカされたら、ソラヤくんに犯されちゃう・・・』 ぼくは何とか逃げ出そうとするが、急激に快楽のメーターは再上昇していく。すでに シャフトはソラヤくんの口に余るほど大っきくなってる・・・男のコされてるのに・・・ 「いい、ソラヤ・・・早くイカせてメチャクチャに犯してあげるのよ・・・」 ミルフィはつぶやいてイスに座った。先ほど一瞬だけでもマナの召使いを羨ましく 思ったことを後悔している。なぜなら一番優れた召使いはわたくしのソラヤなのだから・・・ だからソラヤを本気にして勝たせるためにヒドイ事までした・・・わたくしはマナに 負けたくない・・・マナだけには、どんなことでも・・・ 一方的に攻撃してるソラヤを応援するミルフィ。ソラヤはフェラチオなんて今日が 初体験だけど今の調子なら、なんとか大丈夫だろう・・・ 「ほら、ソラヤっ!!もっと舌を使って・・・そうよ、上手よ・・・もっとちゃんとわたくしがフェラチオしてあげてれば良かったわ・・・」 その時、いきなり後ろから近寄ってきた何者かにしがみ付かれるミルフィ。 そのままイスからひきずり降ろされる。背中に柔らかい双乳の感触・・・ 「だ、だれ・・・」 あわてて振り向けば、金色の瞳。後からミルフィを抱きかかえるように密着してるのは 体中から水滴を滴らせたマナ。 「あ、あなた・・・」 呆然とするミルフィにマナはにまっと笑って言った。 「にゃは、ずいぶん楽しそうなことやってるにゃ・・・召使いは召使い同士でよろしく やってるから、わたしの相手はミルフィでガマンしてやるにゃあ」 「な、何を勝手な・・・ひゃうん!!は、離してぇっ!!」 いきなりマナの巧みな指先がミルフィの胸と秘所に滑り込んできて、思わず小さく 悲鳴をあげるミルフィ。 青いタイルの上に2組の裸身が絡まりあい、白い霞みの中でもつれ合い始める・・・ じたばたともがくぼく。でも、必死のソラヤくんはぼくのシャフトへの愛撫を やめない。時おり歯が引っ掛かるけど、懸命に舌を使ってぼくを奮い立たせようと している。 「んっ、はむっ・・・むちゅ・・・ずちゅちゅちゅ・・・」 「ふあっ・・・くうん・・・」 口に溜まった唾液をソラヤくんがすすり上げるたびにシャフトが吸われ、尿道に 引きつれたような快感が走る。ぼくはお尻に力を入れて必死で放出をやり過ごす。 でも快感は再びじわじわと高まってきて・・・ 『あふ・・・ぼく、もう・・・』 力が抜けていく・・・そのときだった。 「こら、しっかりするにゃ!! 」 一気に覚醒するぼく。聞き間違えるはずのないご主人様の声。ぼくは慌てて顔を あげればミルフィ姫を羽交い絞めするようにぼくのご主人様がいた。ぼくは喜びに 震えつつ叫ぶ。 「ご、ご主人様!!助けに来てくれたんですねっ、早く助けてください!!」 ぼくはご主人様に縋りつくような視線を向ける。しかしあっさりとつれない返事。 「いま取り込み中にゃ・・・それそれっ!! 」 「んっ、あっ・・・いやっ・・・あんっ!! 」 喘ぐミルフィ姫を嬉しそうにイジめているご主人様。 「ど、どうしてっ!!ぼくの方がどう見ても一大事なのに~!!」 「その程度でイカされるようじゃだめにゃ、早く教えた通りにお前もヤリ返すにゃ」 「そ、そんな~!! 」 あまりの勝手なセリフに抗議するぼく。ミルフィ姫はその仲間割れを聞いて せせら笑って言う。 「ふふ・・・『教えた通り』ですって・・・いいかげんなことを・・・まさかマナにペニスが 生えているとでも言うのかしら、ほほほほほ・・・」 「にゃにゃ、さすがはミルフィ、カンがいいにゃあ」 マナがさらりと言う。 「えっ?ナニ・・・これ・・・」 ミルフィは自分の秘所にひたひたと当たる熱い物体に気がついて慌てて下を見る。 「な、何これ・・・ぺ、ペニスがっ・・・ 」 「正確に言えばクリトリスを大きくしてみたにゃ、本物を生やしてもいいけど お前の子供を育てる気はないにゃ」 「なっ、なっ・・・わたくしだってマナに孕まされるのは真っ平・・・ま、まさかその ペニスで・・・」 「にゃは、よくやるにゃあ、『入れられるのとクチでするのとどっちが良いか 選ぶにゃあ』って」 「お、鬼ですわね・・・」 「別に強制してるわけじゃないにゃあ、それにこの頃クチに出すと自分もイクように なって・・・」 「わ――っ!! わ――っ!!そんなコトばらさないで――!!」 顔から火を噴きそうになりつつ大声でご主人様の声を掻き消そうとするぼく。 そんな秘密をあっさり・・・ 「と、言うわけでササっと反撃開始にゃ、もし負けたらズボズボ犯すのはソラヤだけ じゃないにゃあ・・・」 ご主人様がわさわさと腰を動かすとひざの上のミルフィ姫の秘裂にクリペニスが 『ぺチンぺチン』と当たる。ぼくは怖気を震って目をそらす。そんなぼくにご主人様が言う。 「お前の『初めて』は全部わたしのモノにゃ、奪われたらだめにゃ」 真っ直ぐな瞳がぼくを貫いた。心が揺れてきた・・・ご主人様に応えたい・・・ 「お前ならできるにゃ」 「で、でも・・・ん~っ・・・」 ぼくは決意した。目の前でふるえてるソラヤくんのアソコに口をよせて・・・ 「にゃあ、ついに始まったにゃあ・・・ミルフィはコレを見たかったのきゃな?」 マナが楽しそうに囁くと、ミルフィはそれどころではなく目を見開いて叫ぶ。 「ソ、ソラヤっ!!もう手を使ってもいいから早くイカせるのっ!!か、勝たないと ソラヤがコワされちゃう・・・あんな大きいの入らないもの・・・」 青くなってソラヤを見つめるミルフィ。マナの召使いの獰猛なシャフトはソラヤの 小さなクチいっぱいに大きくなり、ミチミチと抉りまわしている。 「にゃにゃ、そんなに心配しなくてもいいにゃ、何とかなるものにゃ」 と、フォローにならないフォローを入れるマナ。ミルフィは首をねじまげてマナに 振り返って叫ぶ。 「な、何をのん気な・・・ソラヤはわたくしの大事な、大事な・・・」 「はいはい、わかったにゃあ。でも今はとりあえずミルフィの相手はわたしにゃあ」 マナは両ひざを立てミルフィのひざを内側から引っかけると強制的にM字開脚 させてしまう。 「ちょ・・・何を・・・モゴモゴ・・・」 マナは抗議するミルフィの口に指を2本突っ込んで乱暴にピストンさせる。そして その指を抜き取るとミルフィの秘裂にためらわず指を挿入した。 『ヌププププ・・・』 すっかり少年達のショーで濡れていたミルフィは指をあっさりと飲み込んだ。 そのまま最奥まで指を突っ込みかき回す。 「ひっ!!や、やめなさいっ!!・・・こら・・・うあああっ」 もがくミルフィにマナはさらりと言う。 「あんまりPもGも反応が良くないにゃあ・・・この分じゃAも望み薄だにゃあ・・・」 よく判らないが貶されているように感じたミルフィが抗議する。 「は、早く抜きなさい!! 」 「どうせ、ミルフィのことにゃ、怖くて奥まで指とか入れた事ないにゃ・・・」 「・・・な、何を・・・」 図星を指されて詰まるミルフィにマナは追い討ちをかける。 「その代わりクリとおっぱいばっかり揉んでるからこんなに大きくなっちゃた んにゃっ!! 」 『ぎゅいっ!! 』 両手でミルフィの乳首とクリトリスを握りつぶすように、ひねり上げるように するマナ。 「ひきいっ!! イタイ、イタイのっ!! 」 そんなミルフィに構わずマナは囁く。 「にゃにゃ、しかたないにゃ・・・今日はわたしの太いので突きまくってよ~く 『開発』したげるにゃ」 「そ、そんな・・・わたくしまだソラヤのしか・・・おもちゃだって使ったことない のに・・・」 そんな敏感なミルフィのカラダに百戦錬磨のマナの手がうごめき始める。自分の 召使いとは違ったずうずうしくもネットリとした愛撫がミルフィの体温を上げていく。 「んっ、はっ・・・やめて・・・いや・・・」 ミルフィの視線は助けを求めて彷徨う。最後の頼みの綱の召使いを求めて・・・ でも、その希望はマナの召使いにメロメロにされていた・・・ ぼくはソラヤくんのシャフトを咥えた。 「んっ・・・ちゅ・・・れる・・・」 その大きさを口の中で確かめるように舌でなぞる。口の中で『ひくん』と動いた それは見る間に育ってきた。 「はふっ・・・うむ・・・ちゅちゅ・・・」 大きくなったソラヤくんのシャフト・・・まだ少し皮をかむっているみたい・・・ぼくは 舌を隙間に差し込んでツルリと一回転させてソラヤくんの亀頭を露出させる。 「ひゃん!! 」 ソラヤくんは日頃隠れている敏感なトコロを舌でくすぐられ、のけぞって悲鳴を あげる。久しぶりに一瞬開放されるぼくのシャフト。口から出たシャフトに外気が 冷たい。 ぼくもシャフトを一旦、口から出してソラヤくんにささやく。 「いくよ、ソラヤくん・・・食べちゃうからね」 身を震わせるソラヤくん。慌ててぼくのシャフトにむしゃぶりつくが、緩急を 忘れた単調な愛撫になっている。ぼくはプルプルふるえるソラヤくんのピンクの シャフトを『ちゅるん』と吸い込んだ。 「ちゅ、ちゅく・・・じゅぽじゅぽ・・・ソラヤくんココ感じる・・・はむっ・・・」 ぼくは唇を絞るようにして小刻みにソラヤくんのカリを責めつける。 「ふあ・・・ひいっ・・・あひ、ひあっ・・・ひんっ・・・」 ソラヤくんは可愛い喘ぎ声をあげつつビクビクと身を震わせる。どうやら愛撫を するのは慣れてるけど、されるのは慣れてないみたい・・・もはやぼくへの愛撫も 忘れるぐらいに「ひんひん」とよがりだす。 じゅわりと口の中にカウパーの味が広がった・・・ご主人様と味が違うかも・・・ 「ほら・・・オシッコの出るところもカンジるでしょ・・・ずちゅちゅ・・・」 尖らせた舌で魚の口のような鈴口をぐりぐりといじめる。その愛撫の最中に尿道に 溜まった先走りをストローのようにちゅうちゅう吸うとソラヤくんは細い腰を ガクガクいわせて悶える。 「ひいいいっ!!そんなっ・・・あっ、ひっ・・・キ、キモチいいよう・・・ああ――っ!! ああ――っ!! 」 ぼくにまたがってむずむずとお尻をくねらせるソラヤくん。じゅぷじゅぷとぼくの 口にソラヤくんのシャフトが突き込まれてくる。ぼくがその小さくて丸いお尻を 撫で撫でしてあげるとプルプルとした震えが手のひらに伝わる。ミルフィ姫が 『手を使いなさい』とか言ってるけどソラヤくんはもうそれどころじゃないみたい・・・ ぼくは更にご主人様に叩きこまれたハードなテクニックを使う。 「うわ・・・ソラヤくん、こんなに溜まってるよ・・・」 やわやわと根元の袋を手でもきゅもきゅするぼく。そして袋を引張るように、 絞るようにやさしく指をまわすと余分な皮が引張られて、ソラヤくんのシャフトの カリ首の敏感な部分がパンパンに張り詰められたようになる。まだオトナになる 途中のシャフトが涙を溜めてヒクヒクしてる・・・ぼくは微笑んでソラヤくんに言う。 「すっごくキモチいいことしたげるからね・・・れる・・・」 ぼくは先っぽに溜まった先走りを舐めると、頭を浮かせてソラヤくんのシャフトを 根元まで飲み込む。舌の上にシャフトを乗せ、上唇でしごく。こうすると歯を 気にしないで思い切りくちゅくちゅできる。 「あひっ・・・だめ・・・だめ、ボク・・・イカされちゃう・・・あっ、あっ・・・」 ぼくは首をしならせるようにしてシャフトの根元から先端までを滑らかに、 激しくピストンする。もちろん時々、ウネウネと舌を揺らめかせたり、きつく 吸い上げたり、ほっぺの裏側のぬめらかな肉を使ったりするのは忘れない。飲み込む みたいにのどを『んぐんぐ』動かすとソラヤくんは甲高い悲鳴をあげて泣きよがる。 「ひっ、あっ・・・だめ、ご主人様許して・・・ソラヤはだめな召使いですぅ・・・ボクは もう・・・」 ソラヤくんはもうフェラチオを放棄してぼくの上でよがり狂っている。無意識に 腰をくいくいさせると、未熟なシャフトがずぼずぼとぼくの口を犯していく。 このままトップスピードに持っていって唇でしごいてもイキそうだったけど、 ここは一気にトドメを刺そうとぼくはソラヤくんに『加速』を付ける。 「ひっ、ああっ・・・あひん、うあっ・・・イク、イキそう・・・えっ!?」 ソラヤくんの放出寸前、ぼくは口を離す。そしてふるふると催促するように 震えるシャフトを横くわえして舌で舐めあげる。 「ふぅ――っ・・・んんっ・・・はあっ・・・」 射精寸前にインターバルを置かれたソラヤくんは不満げに喘ぎ声を漏らす。 それでもぼくのシャフトの隅々まで丁寧に舐めあげる舌によって、さっきの ディープなフェラチオほどではないがゆっくりとソラヤくんは上りつめていく。 そしてついにソラヤくんはぼくの顔の上でお尻を打ち振って叫ぶ。 「はふっ・・・ん・・・あはっ・・・イキそう、イキそうなんです・・・はぁ、はぁ・・・」 「ソラヤくん、いくよ・・・狂わしてあげる・・・」 舐めるだけで絶頂近くに導いたのを確認したぼくは、満を持してソラヤくんの シャフトを咥えた。逃げられないようにしっかりと腰を抱きしめてから、さっきの 『ディープスロート』を再開する。 「むっ・・・ずちゅ、ちゅばっ・・・はむ・・・ちゅちゅっ、じゅばっ・・・ちゅぽ・・・」 イク寸前まで『加速』されていたソラヤくんにたちまち限界が訪れる。 「ひぎいいいいっ!! んあっ!! ああっ!!イ、イクっ!!出ちゃう―――っ!! 」 『びゅくっ、びゅくん!! 』 ぼくのシャフトが一緒にイキかけるが必死で絶える。口の中にソラヤくんの白濁が 次々と打ち込まれる。やっぱりご主人様のと味が違う・・・でもぼくは更に首を振る スピードを速めてご主人様直伝の『ディープスロート』を続ける。 「えっ!? あっ!?・・・ひっ、うあああっ!!ボクイッてます、もうイッてるの!! は、離してっ!! うあああっ!! 吸われるっ!!また、またっ!!」 ソラヤくんがじたばたと暴れるが、僕はソラヤくんのお尻にしっかりと手を まわして逃がさない。 硬度がとけかけたシャフトを口中で強引に元気付けて強く吸う。『ビクンビクン』と シャフトがわなないて連続射精の準備が整った。ソラヤくんがキワまってくる。 100までの快楽曲線のグラフは今100を簡単に突破しようとしていた・・・ 冷静ないつものソラヤはもはや見る影もなかった。ソラヤの切れ長の氷のような クールな瞳は快楽の熱に溶けたようにトロンとして、マナの召使のフェラに合わせる ように夢中で腰を打ち振っている。口から涎を吹きこぼしつつ裏返った喘ぎ声で 叫びつづける。 「ひいいいっ!!ひいいっ!!あ、は・・・また、またイク・・・ボクもう、もう・・・ ひゃふ・・・お、おかひく、なっちゃふ、ん、ああ、あ・・・れちゃう、イク、 イク―――っ!! 」 ろれつの回らないソラヤが異様な速さで立て続けに連続して射精してしまい、 顔を涎と涙とでぐちゃぐちゃにしてゆっくりと倒れこむ。ソラヤの下で脱力した マナの召使の口の端から大量のねばい白濁がどろりと糸を引いた。ソラヤが先に イカされてしまった・・・ 「うそ・・・ソ、ソラヤがそんな・・・」 呆然と呟くミルフィ姫。それを見たマナが鬼の首を取ったように騒ぐ。 「にゃはは・・・残念だったにゃあ、さて・・・約束の罰ゲームにゃあ、にゃふふ」 ミルフィは我に返って叫ぶ。 「そ、それはダメですわ、そんなキケンで無茶なことできません!!」 「にゃにゃ!!ミルフィはわたしと違ってウソをつかない誇り高いネコのはずにゃあ、 まさか約束を破る気きゃ?」 「くっ!!・・・そ、それは・・・し、しかしソラヤが・・・」 「にゃにゃ!!もしソラヤが勝ってたら、わたし召使いをどうしたにゃ?」 マナはスッと金色の目を細めてミルフィに囁く。 「・・・・・・」 下を向くミルフィ。自分の軽はずみな行動を後悔する。そして顔をあげて きっぱりと言う。 「ソラヤのかわりに・・・わたくしを好きにしなさい・・・」 「にゃにゃ!? そんなコト言っていいのかにゃ?」 ミルフィの背後で思わず感心してしまうマナ。それをおくびにも出さずミルフィを 茶化す。 「・・・だから・・・だから、罰ゲームは許して・・・」 ミルフィはマナのエッチな手を必死でブロックし続けていた両腕を恭順の証拠に 無防備に下に降ろす。 「そこまで言うならわかったにゃ、ただしソラヤがシないならミルフィもコレは おあずけにゃよ・・・」 マナはミルフィ下に位置しているクリペニスを顎でさして言う。ミルフィは露骨に 安堵して言った。 「な、なによ・・・そんなコト。わたくしもソラヤも犯されないのなら大歓迎だわ・・・」 王位継承権第1位のお姫様は軽く口にしてしまう。これから自分の人生で最も つらい時間が始まるとも知らずに・・・ 口の中に青臭い味が広がった。ご主人様と味が違うだけで、カラダが拒否したように ソラヤくんのそれを飲み下すことができない。無理やりゴックンすると見事に 咳き込んでしまって半分近くこぼしてしまった。ねばい・・・というか噛み切れない ぐらいのソラヤくんの熱い精子が口から糸を引いて落ちる。けほけほ咳き込んでいると やっと起き上がったソラヤくんがぼくの背中をさすってくれた。 「だ、だいじょうぶ・・・?」 「へ・・・平気、ありがとソラヤくん」 とりあえず息をついたぼくはソラヤくんに微笑む。さっきのご主人様たちの会話だと、 ソラヤくんのことミルフィ姫は怒ってないみたいだし、ぼくのご主人様も罰ゲームを 強制する気はないみたいだし、一件落着かな・・・などとのほほんと一仕事したような 顔をして二人して笑い合う。しかし、そんなぼく達にただ事ではないようなミルフィ姫の 悲鳴が聞こえた。 「おあっ!!ああああっ!!ぎっ、ひぎいいいい・・・うあ・・・イ、イクっ!!」 ご主人様はミルフィ姫を背面座位のような体位で抱えあげ、足を強制的に開かせて 秘裂に指を挿入してかき回している。そしてミルフィ姫がイク寸前に指をぬぽっと 引き抜いた。 「・・・えっ!!いやあ・・・そんな・・・やめないで、イカせて、イカせて――っ!!」 恥も外聞もなく、涙を浮べて顔を打ち振るミルフィ姫。ご主人様は抜いた指で 割れ目とアヌスの間の微妙な所をぐりぐりしたり、かるく内腿をぷにぷにとつねったり してミルフィ姫をイカせずに快感を高めていっている。 『うわっ・・・ご主人様、ミルフィ姫に『加速』つけているんだ・・・』 ぼくはぞっとする。なぜなら二人のお尻の下はミルフィ姫の流した愛液で大きな 水溜りができてる・・・そう、これはもう一回や二回の量じゃない・・・ 「うっ、ううっ・・・んっ・・・ううっ・・・くすん・・・」 あまりの仕打ちにすすり泣くミルフィ姫。なんか可哀想・・・ご主人様がミルフィ姫の 金色の耳を甘噛みしながらいう。 「ほら『ソラヤのお尻でキモチ良くしてあげるのよ』って、ミルフィから言うにゃ、 言わにゃいといつまでたっても入れたげないにゃあ・・・」 「い、いやですわ・・・誰が言うものですか・・・」 気丈に答えるミルフィ姫の秘裂にご主人様はまたもや指を挿入して言った。 「にゃに言ってるにゃ、わたしの指がふやけるぐらいぐちょぐちょにしてるくせに!!」 「ひいっ、あっ・・・ふあああん・・・んっ、んっ・・・」 ミルフィ姫の中のご主人様の指が感じる所をさぐりつつ、細かくぶるぶると震えて うごめいている。ちなみに部屋に置いてあるテレビのシューティングゲームで ご主人様は10秒間に174連射できる。 「かひっ・・・ああっ、また・・・ふうううっ・・・んあっ!!そんなっ、いやっ!!続けて、 続けて――っ!! 」 またもや指が抜かれ中断される愛撫。ミルフィ姫は白いのどをのけぞらせて わななく。ぼくもソラヤくんもハラハラしつつも動けない。なぜならミルフィ姫は ソラヤくんのために耐えているから・・・ ミルフィ姫の隠したり、自分で触れることを許されていない手は、わなわなと 互いの手を固く握ったり、頭をきつく抱えたりするしかない。 「そらそら、にゃはははは・・・」 また、絶頂を回避したのを見切ったのか、ご主人様は攻撃を再開し、ミルフィ姫の トキ色の乳首を両手で摘むと上下左右に振り回す。 「ひっ、ひいいいいいっ!!やめてっ、とれちゃう、とれちゃうの―――っ!! うあああっ、イタイっ、キモチイイ、イタイけどイイの――っ!!」 始めはそうでもなかったが、次第に振り回す速度にミルフィ姫の巨大な胸の質量が 乗っかってきて『ぶるんぶるん』とうなりをあげて波打つ。それでも手をお腹の ところで組んでご主人様の責めを甘んじて受けるミルフィ姫。ぼくは半泣きの ソラヤくんと、ご主人様が悪役みたいに見えてしまい止めようとした。 「ご、ご主人様っ!!もういいじゃないですか・・・うわっ!!」 ぼくが立ち上がろうとひざを付くと。いきなりソラヤくんが倒れ込むようにぼくに しがみ付いてきた。よろけて尻餅をつくぼくに、ソラヤくんはイッたばかりでまだ 力の入らない腰でフラフラとまたがった。 「ど、どうしたのソラヤくん?」 ぼくは仰向けのまま、背中を向けているソラヤくんに声をかけるが、ソラヤくんは 無視して言う。 「マ、マナ様・・・ボク、ちゃんとシますから、だからボクのご主人様をイカせて あげてください・・・」 「ソラヤっ!!だめよ、コワされちゃうわ・・・むぐぐぐ・・・」 叫ぶミルフィ姫の口を押さえてご主人様は言う。 「にゃにゃ、ソラヤはやっぱり良い召使いにゃあ・・・わかったにゃあ、ソラヤが 入れるのと同時にわたしのクリペニスをいれてあげるにゃあ」 ソラヤくんは溜まった涙を腕で拭うと決然と頷いた。 「ソラヤくんだめだよ、無理だよ!! 」 ぼくはソラヤくんの背中に叫ぶ。 「だ、だいじょうぶ・・・お、おっきい・・・」 さっきイキそこねたぼくのシャフトは初めから臨戦体勢。ソラヤくんは立てひざを 突いて両手で自分の足の間にそそりたつぼくのシャフトを握って固定する。ぼくが ソラヤくんを押し留めようとじたばたしてるとご主人様から声が飛んだ。 「お前がじっとしないと、ソラヤのが使い物にならないくらいにズタズタに なっちゃうにゃ!! 」 「ええっ、うそっ!! 」 フリーズしてしまうぼく。ソラヤくんもその言葉を聞いて背中を『ビクッ』っと 震わせて怖気をふるう。それでも健気に両手でシャフトを調整して腰を落としていく。 『つん・・・』シャフトの先っぽがソラヤくんのアソコに当たった。ご主人様も 約束どうり快楽に震えるミルフィ姫を軽々と抱えてクリペニスの先で秘所をつついている。 ここで、がたがたとソラヤくんのカラダが震えだした。 「うっ、くっ・・・ぐしゅ・・・こ、怖いよぅ・・・」 ソラヤくん泣いてるみたい。シャフトに添えた手から震えが伝わってくる。腰は 落ちてきてもカラダは緊張して固くなってしまい、これじゃあ挿入は無理かも・・・ しかしこの微妙な状況に耐えられなくなったのはソラヤくんではなくミルフィ姫。 「ひ、ひぐぅ・・・あうううう・・・あがっ、あがががががが・・・」 白目をむいて身をよじるようによがる。イク寸前まで何度も焦らされたあげく、 シャフトを挿入寸前で止められるという究極の焦らしに精神まで蝕まれつつ あるみたい・・・それでもソラヤくんに『早く入れなさい!!』みたいに命令しないのは ミルフィ姫の譲れない、穂きり高きプライドとソラヤくんに対する優しさなのだろう。 でも早く何とかしないとミルフィ姫がホントにおかしくなっちゃう・・・ソラヤくんは いよいよ焦って無理な挿入を試みている・・・何とかしなくちゃ・・・ ぼくは決心して後ろからゆっくり腹筋を使って起き上がるとソラヤくんの背中を なだめるように後ろから抱きしめた。ぼくは年の割に小柄な方だけどソラヤくんは 輪をかけて小さくてぼくが腕を回すと全身を包むようなカンジになった。偶然ながら カタチだけはご主人様達と同じ相手を乗せて座ったようになっている。ぼくは ソラヤくんにやさしく囁く。 「ソラヤくんリラックスして・・・」 「んっ・・・・・・」 目に涙を浮べてガクガクと頷くソラヤくん。キレイに真っ直ぐ切りそろえた前髪が サラサラ揺れる。 「そうそう、おちついてね・・・そうだ!!ボディシャンプー使おうか!!」 ぼくが思いつきにしてはタイムリーな名案を口にすると、賢いソラヤくんはすぐに その意味するところを理解した。 『カシュカシュ』 と、取っ手を押してボディシャンプーを手に取るソラヤくん。たっぷり手に取った それをお尻の下にあるシャフトに塗りたくる。念には念を入れているのか、一気に 4分の1程もボディシャンプーを使って、しつこいぐらいぼくのシャフト隅々まで ぬっとり手を回してくる。 「んっ、はふ・・・ソラヤくんも塗ってあげるね・・・」 ぼくも快感にうめきつつ、手をのばしてソラヤくんのピンクのシャフトに ボディソープを塗りつける。 「えっ!?あんっ・・・ボクのは関係ないですよう・・・んっ・・・」 「いいの、いいの、今キモチ良くしてくれてるお返し・・・どう?イクなってきた・・・」 そんなコト聞かなくてもぼくのぬめぬめとした手の中でソラヤくんのシャフトが 再び元気になってくるのでわかる、でもリラックスは会話が大事だよね・・・ 「んっ、はあ・・・ああん、いじわる、いじわるぅ・・・」 ぼくの手がソラヤくんに負けないくらい活動し始めると、息を乱してソラヤくんが あえぐ。もちろん、狙いはそれだけでなくて、さりげなく指を時おりアヌスのほうに 紛れ込ませていく。ソラヤくんが立てひざのまま、背をぴくんぴくん反らせて掠れた 悲鳴をあげた。 「ふあっ、あん・・・またボクのほうがイッちゃいますぅ・・・」 ソラヤくんがぼくの腕の中でくねくね悶えてる。すると、『激変』と言って いいぐらいにソラヤくんの白い肌が桃色に色づき、体温が上昇すると、あれだけ固く 緊張していた体が『ふにゅっ』っと柔らかくなってぼくの腕に身を預けて来た。 これなら、もう・・・ 「ソラヤくん、そろそろいくよ・・・二人でミルフィ姫を助けてあげようね」 ぼくが背中越しにソラヤくんにいう。 「うん・・・」 小さく頷くソラヤくん。目の下が紅く染まる。ソラヤくんの背が『ピク』と 緊張するけど、さっきみたいにガチガチにはなってない。ソラヤくんは自分から ゆっくりと腰を落としていく。ソラヤくんの入り口とぼくのシャフトの先端が触れた。 「それじゃ、リラックスして・・・ゆっくり息をして・・・そう、静かにはいて・・・」 「すぅ・・・はあぁぁ・・・」 素直にぼくのリードに従ってくれるソラヤくん。 『にちっ』ソラヤくんの粘膜が広がる音が小さく二人のカラダから聞こえた。 「ひっ・・・くううぅ・・・んあああっ・・・」 ずずず・・・とゆっくりめり込み始めるぼくのシャフト。ソラヤくんの顔が痛みと 圧迫感に引きつる。ソラヤくんの全身に『どっ』っと冷や汗が噴出す。今、一番大きな 部分が通過してる。その感触を楽しむこともなく、ぼくは腰を落とすのをためらう ソラヤくんを勇気づける。 「う、あう・・・怖いよう・・・」 蚊の泣くような声で呟くソラヤくん。ぼくは努めて明るい声でソラヤくんに言う。 「怖くないよ、ちゃんとソラヤくん飲み込んでる・・・あと少しで一番太い所 入っちゃうよ・・・息はゆっくり、止めないで・・・そう、がんばって・・・」 ぼくは前にまわした手でソラヤくんのまだ少しぷにぷにしてるお腹をやさしく 撫でてあげる。短い時間だけど二人には長く感じた。いつしかソラヤくんの背中と ぼくの胸の間に汗が溜まってぬるぬるしてる。 そしてソラヤくんの決死の努力が実るときが来た。 『ぐにゅにゅ・・・』 ソラヤくんのアヌスはついにぼくのシャフトの一番太いカリの部分を飲み込むことに 成功した。ぼくのカリ首の根元を括約筋がギチギチと輪ゴムのように締め上げている。 「やったよ!!ソラヤくん!!一番大きなトコロ、入ったよ!!どう?平気?痛くない・・・」 ぼくが痛いほどの締め付けに眉根をよせつつ聞くとソラヤくんは頷いた。 「・・・くうっ、はあっ・・・ボク、だいじょうぶですから・・・んっ、はううっ・・・」 ソラヤくんはしばらくアヌスの異質な感覚に目をつぶって慣れると、ぼくのシャフトを なかば収めたまま体を前に倒してぼくの投げ出した両方のひざこぞうに小さな手を置いた。 「ぜ、全部入れちゃいますから・・・んっ、ふっ・・・」 四つん這いになったソラヤくんはそう言うと小刻みに腰を揺すってぼくの大きな シャフトを根元まで加えこもうとする。 ソラヤくんが前に倒れたせいで、結合部がぼくに丸見えになっちゃう。絞り あげられるような締め付けもさることながら、小さなすぼまりが野太いシャフトを ずぶずぶ飲み込んでいく様は、なにかとんでもなく卑猥な物を見せ付けられて いるようでぼくは顔を真っ赤にしてしまう。 「うわっ、くううっ・・・」 とんでもなくキツイソラヤくんの味に思わず喘ぐぼくに、ソラヤくんが声をかける。 「はくっ・・・んん・・・入った、入りました・・・根元まで全部・・・お、お腹いっぱい・・・」 ソラヤくんは自分で下腹を撫でて、泣き笑いのような表情でぼくを振り返った。 そんな健気なソラヤくんを見て、涙が出てきそうなぼく・・・ソラヤくんのサラサラの 前髪からのぞく群青色の瞳に吸い込まれそう・・・ドキドキ・・・ 「が、がんばったねソラヤくん・・・ちゅ・・・」 ぼくは、つい引き寄せられるように、ソラヤくんの唇にキスしてしまう。でも先に 舌を入れてきたのはソラヤくん・・・ネコ姫様達とは違うざらざらしてない舌を夢中で 絡めあうぼく達。ぼくは侵入してきた舌を強くくすぐって吸うと、前に回していた 手の甲にソラヤくんのシャフトが『ひくん』と跳ねて当たった。 『しゅに、しゅに・・・』 ぼくは何も言わずにソラヤくんのシャフトをやさしくしごいてあげる。すると ぼくのシャフトの根元が『きゅきゅきゅ』と締め付けられちゃう。 「だめだよソラヤくん・・・そんなに締め付けられるとぼく・・・」 「だ、だって、すごくキス上手・・・カラダがきゅんきゅんしちゃうの・・・」 二人の濡れた唇の隙間からトロリとした喘ぎ声が漏れ始めた・・・ ミルフィは先ほどからのイキかけてはその寸前で焦らされる拷問のせいで精神が 焼き切れそうになっている。 意識していないのに時おり、カラダ全体が水から引き上げられた死にかけの魚の ように『びたん、びたん』と痙攣する。涙と唾液を止めることができない。強制的に 開かされた白い太ももには絶頂から強制的に呼び戻すために指でつねられた赤いアザが いくつも浮かんでいる。視界は紅く血の色がかったように染まり、頭の中は『ずくん、 ずくん』と脈打つよう。その中で性感だけは鋭さを増していて、今、クリトリスを 指ではさむマナの指紋まで感じ取れるほど・・・そんな仕打ちを恨む事もできず、 ミルフィの思考は秘裂を浅くつつくマナのクリペニスの事のみでいっぱいになっている。 その悪魔のようなマナが瞳を輝かせて叫んだ。 「にゃにゃ!!ミルフィ、ソラヤが根性見せてるにゃ!!」 ミルフィを救う為ソラヤが奮闘している。体中を冷や汗でてからせながら慎ましい すぼまりに、マナの召使の猛々しいモノを納めていっている。時おり痛みに顔が ゆがめるが、ミルフィを安心させたいのが微笑みさえ見せる。そしてついに根元まで・・・ ミルフィはソラヤの気持ちに感動して胸がいっぱいになる。 「にゃあ・・・さすがソラヤにゃ、そして約束にゃあ・・・」 火照る体を持て余しつつミルフィが意識をマナに戻す。マナはにやりと笑って ミルフィの足を抱えていた手を『ぱっ』っと離した。 「えっ!? ・・・」 『ずんっ・・・!!!!!!!』 さっきからミルフィの入り口をノックするだけだったマナのペニスが重力加速度を 伴って一気にミルフィの秘所に入った・・・いや、ブチ込まれた・・・ 「にゃにゃ・・・ミルフィの中、とってもアツいにゃあ・・・」 のんきにしゃべるマナ。ミルフィは顎を引きつらせて震えて、そして・・・ 「・・・あっ・・・ひ・・・あっ、あっ、うあああああああああああああああああっ!!!!!!! イクっ!! イクっ!! いきなりイク――っ!!あああああん!!うああああああっ!! 」 上品なミルフィとは思えないほどのよがりっぷりはマナが慌てる程。このまま体中を ガクガクいわせて昇天する。しかも立て続けにイキまくり、ミルフィの重い胸は 千切れんばかりに揺れ続け、止まる暇もない。『プシャ、プシャ――ッ』と結合部からは 熱い潮が吹きこぼれ、マナのクリペニスを熱く濡らし狂ったように締め付ける。 5分近く経過し、その狂乱がやっと収まりかけたときマナが口を開く。 「にゃは・・・少したまげたにゃ、入れただけでこれにゃのにクリペニスずこずこ 動かしたらミルフィ、どこへ飛んでくか分らないにゃあ・・・」 マナはつながったまま体を前に倒すとミルフィを四つん這いにさせる。 「あ、う・・・や、やめて・・・狂う、狂っちゃう・・・」 ガクガクと力の入らない体を震わせて言うミルフィ。ホントに快楽に狂ったら元に 戻れないかも・・・と、これから与えられるとんでもない快感に恐怖する。 「お願い・・・やめて、許して・・・」 必死で言うミルフィにマナは前方を指差して言う。 「にゃにゃ、わたしも自分の召使いに負けるわけにはいかにゃいにゃあ」 「えっ!! ソラヤ・・・そんなっ!? 」 ソラヤがマナの召使いに激しく犯されてる。ソラヤの小さな白いお尻はズンズンと 突き込まれるマナの召使の猛々しいモノをしっかりくわえ込み、妖しくうごめいている。 ソラヤの口から漏れているのは苦痛の悲鳴でなく秘めやかな甘い吐息・・・ 呆然と見つめるミルフィにマナが迫る。 「さてと・・・」 ミルフィの腰をがっしりと両手で掴むとミルフィは我にかえる。 「ひっ・・・や、やめて―――っ!! 」 その必死の訴えも虚しく、クリペニスは一気に出っ張りのない先端近くまで 引き抜かれ、そして倍する速度で叩き込まれた。 「・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!」 ミルフィはその瞬間、広い浴場いっぱいに響き渡るほどのあさましいよがり声を あげて獣になった・・・ 『ちゅ、くちゅ・・・ちゅぱ、れる・・・』 振り返るソラヤくんにかぶさるようにキスするぼく。ぼくとソラヤくんの合わさった 唇から秘めやかな音が漏れる。 『ぷはっ・・・』 夢中でキスし合った唇が離れると、名残惜しそうに絡み合った舌が離れ、そして キラキラと唾液のアーチが架かる。 「はあ、はあ・・・ふは・・・」 熱い吐息が互いの唇にかかるぐらいの距離。ドキドキ見つめ合う二人。ぼくの手は 前にまわって、ソラヤくんのシャフトをゆるゆるとしごいている。ソラヤくんは 何も言わないけれどシャフトは『ひくん、ひくん』と快感をぼくの手に伝えてくる。 ソラヤくんはトロンとした目でぼくにささやいた。 「あ、あの・・・動いて、動いてください・・・」 「えっ!! でも・・・」 ぼくはソラヤくんの酷使している括約筋を心配して口ごもる。 「だ、だいじょうぶですから・・・ボクが頑張らないとご主人様が・・・」 ぼくがハッと前方を見ればぼくのご主人様はミルフィ姫に挿入はしたもののまだ 動いてないみたい・・・ニヤリと探るような目つきで僕達の痴態を眺めてる。ミルフィ姫は また焦らされて狂わんばかりになってる・・・ どうやら僕達がちゃんとシないとご主人様も動かないみたい・・・なんか、ご主人様 すごく悪役・・・ぼくは決心して、膝の上のソラヤくんを見つめて言う。 「そ、ソラヤくん、じゃあ頑張ろうね・・・」 ぼくはひざをついて起き上がる。 「ほら、手をついて・・・四つん這いのほうが楽だよ・・・たぶん・・・」 ぼくは『背面座位』の格好から挿入したまま『後背位』に移行する。苦労して ひざ立ちになればソラヤくんのなめらかな白い背中が眼前に広がっていた。その背中は、 しっとりと部屋湿度が高いのとアブノーマルなプレイのせいで薄っすら汗が浮かんで キラキラ光っている。 「いくよ・・・」 ソラヤくんは返事の変わりにぎゅっと目をつぶったまま頷いた。ぼくは腰をゆっくりと 引き出していく。 根元まで埋まっていたシャフトがソラヤくんの小さなオシリからずるずると 引き出されて行く。たっぷり塗りたくられたボディシャンプーのせいで思ったほど 抵抗がなくてホッとした。 「すごいよソラヤくん・・・ソラヤくんのおしりめくれちゃいそう・・・」 ぼくはキツキツの激しい快感に上ずった声で呟く。 「ふうっ・・・んあっ!!は、恥ずかしい・・・あっ、あっ・・・出てる、出てるぅ・・・ ヘンなカンジなのぉ・・・」 手に力が入らなくなったのか、ガクガクとタイルに突っ伏すソラヤくん。白い背中が 初めての異様な感覚にわなわなと震え、悶えている。 「ふう・・・」 やっとカリ首の手前までシャフトが出てきた。額の汗を腕で拭うぼく。熱いソラヤくんの お腹の中に入っていた部分のシャフトが涼しい。 「はふ、はふ・・・はぁ、はぁ・・・」 息も絶え絶えのソラヤくん。でもその気持ちに整理をつける暇もなく、今度は シャフトを突き込まれる運命なのだ。 『にゅぐぐ・・・』 ゆっくりゆっくり挿入していく、抜くときより抵抗なくズブズブ入るのでびっくりする。 「ひいいいいいいっ!! 」 背を丸めて突っ伏していたソラヤくんが今度はのけぞって浴場にカン高い悲鳴を 上げる。そしてぼくの腰がぴっとりとソラヤくんのお尻にくっ付く。ソラヤくんの 悲鳴が落ち着いたところですぐにシャフトを引き抜くぼく。 「んあああっ、ひいいいっ・・・あっ、あっ・・・おああ・・・んんーっ、んんーっ・・・」 そのままのペースでソラヤくんの括約筋にダメージを与えないよう、なるたけ 真っ直ぐにピストンするぼく。ところがしばらくするとソラヤくんのお腹のなかの 感触・・・というか、味・・・というかが変わって来たような・・・ 『ずんっ!! 』 ゆっくりと、しかし、しっかりと打ち込まれるシャフト。同時にソラヤくんが 微妙に腰を迎え入れるように動かしたような気がする。ソラヤくんがびくびく震える たびに腸壁が『みちっ』と巻きついてくるカンジ・・・ 『ずにゅうう・・・』 引き抜くと、ソラヤくんのお尻がシャフトを離したくないみたいに括約筋が 『ぎゅっ、ぎゅっ』とキツキツに絞ってぼくを刺激してくる。 「んっ・・・あはっ・・・ソラヤくん、女のコみたいに締め付けてくるよ・・・」 「うそっ・・・違いますう・・・そ、そんな・・・」 結合部からいやらしい擦過音が小さく響いてる。目の下を赤らめてぼくは囁く。 「ソラヤくん、もしかして初めてなのにイクなって来ちゃったの?」 微妙に抽送のペースを上げてソラヤくんの答えを待つぼく。 「い、いやあ!!イクなってなんか・・・んんっ・・・んっ、んっ・・・」 ソラヤくんは顔を真っ赤にしてかぶりを振る。でも思わず出ちゃう喘ぎ声を 止めようとして慌てて両手で顔を覆うようにして口元を押さえる。でも突上げる度に 小さく喘ぎ声が漏れちゃって身をよじって恥ずかしがる。 『なんか午前中に会ったときよりカワイクなっちゃったかも・・・』 ぼくは不覚にも胸が『きゅん』としてしまって、ソラヤくんのまろやかなお尻を 手のひらでなでなでしつつ『浅く、浅く、深く』とネットリ腰を使う。 「ひきっ・・・んん――っ・・・」 覆った手の下からひときわ大きな声が漏れちゃうけどソラヤくんは手に噛み付く ようにして必死でよがり声を押し隠す。ぼくは薄っすら笑って言う。 「ふ~ん・・・ぼく、ソラヤくんの声聞きたいのにそんなコトするんだ・・・でも どのくらい気持ちイクなってるのかなんてココですぐ判るよね・・・」 ぼくはソラヤくんの腰を抱えていた手を下にずらす。 「あっ、そこはっ!! 」 ぼくの狙いがわかったのか、ソラヤくんが顔を覆っていた手を慌てて自分の下腹部に 持っていく。でもぼくの方が早かった。 『きゅむっ・・・しゅにしゅに・・・』 ぼくが目的のモノに触れる。それはもうピンピンに反り返っていて、ぼくが軽く しごいただけでヒクンヒクンと自己主張してる。 「あっ、あっ・・・だめぇ・・・」 「ほ~らソラヤくん、こんなに大っきくしちゃって・・・ホントはすっごくイク なっちゃてるんでしょ、ほら、ほら、ほらっ!! 」 ぼくはソラヤくんのシャフトをしごきつつ、ズンズンと小刻みにソラヤくんを 突き上げる。行き止まりはないけれど、ぼくのシャフトにソラヤくんの腸壁が温かく 巻きついて揉みしだいてくるようにうねり出す。 「うああっ・・・だめっ、ひいっ、ひいっ!! ・・・」 身をよじるソラヤくん。シャフトはまたたくまに先走りでニトニトになっちゃった。 「すごいソラヤくんのオチンチン女のコみたいに濡れてる・・・」 「だって、だって・・・ズンズンされるとヘンなところが・・・コスれて・・・」 ぼくの腰の動きに合わせて小さく喘ぎながらしゃべるソラヤくん。ぼくは ソラヤくんのそのコトバにピンとひらめいた。 「ふ~ん・・・そのヘンなとこってココかな?・・・」 ぼくはシャフトを中ほどまで抜いて小刻みに腰を使った。ぼくのシャフトの出っ張りが ソラヤくんのシャフトの裏ぐらいに位置する『スゴイところ』をゴリゴリ刺激する。 ソラヤくんが感電したみたいに反応し始める。 「ひいいいいっ!!あっ、うあっ!!あああっ、ソ、ソコ・・・当たって・・・お、おかしく、 おかしくなっちゃ・・・うわあああっ!! 」 『びゅく!! どくっ!! 』 予告もなくソラヤくんのシャフトからいきなり勢い良く白濁が飛び出した。 「うわっ!?イッてる、イッちゃってる!!ボク知らないのにイッてる――っ!!」 前立腺を責められたソラヤくんは耐える暇もなく自覚なしにイッてしまったらしい。 背中をそらして絶叫し、ぼくを痛いぐらい締め付ける。 「ひいいっ!!出てる、止まらないッ!!止まらないの――っ!! 」 放出を止めようとソラヤくんが『きゅっ』っと、お尻に力を入れるたびにぼくが 激しくアヌスをズコズコと蹂躙するのでなかなか放出を止めることができないソラヤくん。 たちまちソラヤくんの下の青いタイルは白濁で真っ白になっていき、半狂乱で 泣きよがる。 ソラヤくんは白目をむいて半失神して、自ら白く染め上げたタイルの上に 涙とよだれでべたべたになった顔を突っ伏す・・・ その目の前では・・・ 「んあああっ!!おあっ、ひぎっ!!うあああっ・・・はおおっ!! 」 吠えるようによがるミルフィ。四つん這いになった自分の腰を抱えて激しく腰を 使われているのは自分の人生最大のライバルにもかかわらず快楽に狂ってしまっている。 それでも2,3度、立て続けに絶頂に突き上げられつつも超人的な克己心を発揮して ミルフィはソラヤのことを気遣う。 「ソ、ソラヤは・・・だいじょうぶ・・・うああっ!!マ、マナ・・・そんなに乱暴に 突かないでぇ!! くううん・・・んあああっ!! 」 目の前のソラヤを快楽にゆがむ視界の中見つめるミルフィ。ソラヤは手で顔を 押さえて突っ伏すように身を投げ出し、四つん這いの格好でマナの召使いに背後から 犯されている。真正面のミルフィにはソラヤの黒髪の頭と白い背中しか見えない。 「にゃあ・・・そんなに心配しにゃくても、もうソラヤはアナル大好きっコにゃあ」 イジワルなマナが耳元で囁く。ミルフィは秘所を後ろから抉られつつもムキに なって言った。 「そ、そんなコトありませんわ!!ほらっ、ソラヤがあんなに苦しそう、あんな乱暴に 突かれて・・・もうやめてあげて!! んっ、くっ・・・」 自分も召使いと同じように背後からズコズコと犯されながらも精一杯の威儀を 振るってマナに命じるミルフィ。しかしマナはソラヤを犯す自分の召使いに負けじと 激しく腰を使い、しなやかなカラダ中から汗を飛び散らして言う。 「にゃに言ってるにゃあ・・・きっとソラヤ、突かれるたびに気持ちイクなって、 チンチン、ビキビキにカタクしてるにゃあ!! 」 「な、なんて下品な・・・」 と言いつつも思わず目を凝らしてしまうミルフィ。なにかのぞきをしてるみたいで 胸がドキドキしてきた。 「はあ、はあ、はあっ・・・んんっ・・・ソラヤくんすっごくイイよぅ・・・」 「あんっ、うんっ・・・ひいっ、んっ・・・あんっ・・・」 途切れることなく絡み合う二人の少年の喘ぎ声。ソラヤの声も十二分に甘く 聞こえるのは気のせいだろう・・・ そしてソラヤのお尻から『パンパン』と歯切れのいい音を響かせ、欲望のままに 激しい勢いで腰を使うマナの召使い。そんなかわいそうなソラヤが突き込まれる シャフトを迎えるように腰をくいくいと動かしたのは気のせいかもしれない・・・ 見えない二人の結合部から、はしたない粘着質の音が響いてる。その音にまぎれて ソラヤの下腹部から小さく『ピタン、ピタン』と音がしているのは気のせいで あってほしくて・・・ 「ふああっ、はっ・・・ソラヤくん、ソラヤくぅん・・・」 欲情に上ずった声でソラヤの幼いカラダをむさぼるマナの召使い。ミルフィは 殺意さえ覚えてしまう。そして、ご主人様の目の前で犯されるという羞恥に顔を 覆って突っ伏すソラヤがむずがって、うめき声が大きくなってきて・・・ 『やっぱりソラヤ、つらいんだわ・・・』 「ソ、ソラヤっ、しっかり・・・うあっ!!ひいいいいっ!!犯されるっ、入って くるううう!!!」 ミルフィはじたばたと暴れるが、たちまちマナに子宮をえぐるように突かれて 無力化されてしまう。行き止まりでぐりぐりされると先が尖ったクリペニスが 子宮口を無理やりこじ開けて更にその奥に侵入してくるような感覚に悶絶しかける。 そのうちにマナの召使いはソラヤに更に蛮行を働く。ソラヤの顔を晒そうとするのか、 二の腕をつかんで引き剥がそうとする。 「ら、乱暴はやめなさい・・・えっ!? ・・・ 」 叫ぶミルフィの声がしぼむ。代わりに目の前の光景を見て圧倒され、目を見開いたまま フリーズしてしまった・・・ イキっぱなしのソラヤくんもツライけど、ぼくもツライ。なぜならソラヤくんの あまりにもキツキツの括約筋の締め付けは、ボクのシャフトに輪ゴムをぎっちりと 巻いたように働いてしまい、イキたくてもイカせてもらえないのだ。じわじわと脳を 溶かすような快感にクラクラしつつも、ぼくはソラヤくんに引導を渡そうと二の腕を つかんだ。 「ひゃん!! 」 顔を覆っていた手をいきなり引き剥がされて驚くソラヤくん。ぼくはそのまま ソラヤくんの手を引き絞るように引張って思い切り腰を打ち込んだ。ソラヤくんの 上半身が膝立ちのまま浮き上がるカンジ。背筋はお尻だけ突き出すように強引に 固められてしまう。相反するベクトルによって倍加した力と勢いでソラヤくんの すぼまりを太いシャフトがズコズコ犯していく。 「ひいいいいいいいいっ!! うあああっ!!深いッ!!あっ、あっ・・・イクッ!! またイクッ!! あああああああああっ!! 」 絶叫と共に吹きこぼれたヨダレはもはや自分でぬぐうこともできない。細い腕を 取られたソラヤくんは、立てひざのままお尻を突き出すように背筋を湾曲させられて 背後から犯されるのを甘んじて受け止めるしかない。 「ひんっ、ひんっ、ひああああっ!!キモチいい――っ、イイの――っ!!」 激しくよがるソラヤくん。ぼくが激しくソラヤくんのお尻に腰を打ち付けるたびに、 少し遅れてソラヤくんのシャフトが自らのお腹を『ピタン』と叩いてる音がした。 今まで見えてなかったソラヤくんの大っきくなったシャフトを見て、なぜかミルフィ姫が 呆然としてる。ソラヤくんの掴まれた手の指が苦悶するようにワキワキと動いた。 「ああっ・・・また、イクううううううぅぅぅぅ!! 」 『びゅくっ、びゅっ!! 』 野太いシャフトを突き込まれつつ、またもやたくさんシャセイしちゃうソラヤくん。 引き絞られた背中のどこに余裕があったのか、更に華奢な背中を扇情的に反りかえらせた。 そして今度はカラダが起こされている分、ソラヤくんのシャフトが叩きつけられている ぼくの腰と連動して、ぶるんぶるんと派手に白濁を広範囲に巻き散らかす。白濁の雨が 食い入るようにぼく達を見つめてるお姫様たちに降り注いだ。 よだれや汗で顔をぐちゃぐちゃにしたソラヤくんがひときわ高く、意味のなさない 悲鳴を上げて軽く失神する。その時、ほんの一瞬だけぼくのシャフトへの締め付けが緩んだ。 「う、うわっ!?で、でるっ!!ソラヤくんの中にドピュドピュしちゃうっ!! うわあああああっ!! 」 ホントはとうの昔に限界を迎えていたシャフトは今までせき止められてた 信じられないほどの量の白濁をソラヤくんの最奥に注ぎ込んでいく。シャセイしながらも ぼくは狂ったようにソラヤくんのお尻を突きまくる。なんか、出したセーエキで お腹の中がくにゅくにゅして腰が震えるほどキモチいい・・・ 「おああああっ!!た、たくさん出てるっ、出されてる!!熱いよう・・・んああっ!! いっぱい、溢れちゃうのぉ――っ!! 」 泣きよがり、大きな声で叫びまくるソラヤくん。ついに半失神していたソラヤくんが ガクガクと痙攣して顔をセーエキまみれのグチャグチャにして完全に気絶した。手を 離すと夢中で握っていたソラヤくんの白い二の腕に赤い指の跡がくっきり残っていた。 「ごめんね・・・ソラヤくん・・・」 一滴残らず注ぎ込んだぼくも脱力してソラヤくんの背中にそのまま覆い被さる。 うつ伏せのまま大の字に重なり合った二人をふわりとジャスミンの香りが包んだ。 『・・・・・・・・・』 ぼくとソラヤくんは軽い失神から、傍の吠えるようなよがり声でほとんど同時に 目を覚ます。目の前でぼく達のご主人様がケモノになってた・・・ 「うあっ、あっ・・・ひぎっ・・・イイっ、イイっ!!イイの――っ!!」 「にゃ、にゃふっ!!すっごく締まるにゃあ!!蕩けるにゃあ!!おあっ、このっ!! はっ、はあっ・・・」 ぼくのご主人様はミルフィ姫のくびれた腰をつかんで大きなお尻に腰を叩きつけている。 汗の浮いた健康的な胸がその腰と一緒に『プルプル』と∞の形に軽快に揺れ動く。 逆に犯されまくっているミルフィ姫のバストといったら四つん這いのせいで 胸の嵩がさらに増えてしまって『ばるん、ばるん』って千切れそうなほど暴れてる。 「にゃはっ、すっかり膣感覚、開発しちゃったにゃあ・・・ほ~らちゃんと味わうにゃあ!!」 ご主人様はさらに技巧を使って、腰を押し付けたままクネクネと回すように、 揺するようにしてエッチな腰使いでミルフィ姫をすすり泣かせてる。そんなご主人様を 見たらなんだか・・・ 「あん・・・ま、また大っきく・・・」 ぼくのカラダの下でソラヤくんが顔を赤らめて囁く。あわわ・・・まだ入れっぱなしだった。 「ご、ごめん・・・今、抜くから・・・」 謝るぼくにソラヤくんは振り返って小声で言う。 「でも・・・あの・・・せっかく大っきくなっちゃったし・・・もう一回・・・ね・・・」 「いいの?・・・」 ぼくはソラヤくんに重なりながら上気して言う。ぐぐっ、とアソコがさらに 大きくなっちゃった・・・ 『コク・・・』 恥ずかしそうに頷くソラヤくん。 ぼくはソラヤくんの背中に胸をつけたまま、腰だけくいくいと動かして ソラヤくんのアヌスをまたしてもじっくり犯していく。 「はあっ・・・あんっ・・・」 ソラヤくんの喘ぎが艶めいてくる。目の前でご主人様達が燃え上がっている。 そして・・・最後は4人同時でイッた・・・ またソラヤくんの中にたくさん出しちゃった・・・ 戦い終わって日が暮れて・・・ ミルフィは力の入らない腰に活を入れつつ苦労して起き上がると、傍に寝ていた マナをけり起こす。 「なんにゃ・・・ヒトがイイキモチでせっかく・・・」 ぼりぼりとお腹を掻きつつ、あぐらをかくマナ。それでもミルフィは仁王立ちに なり凛としてマナに言う。ヤられすぎでひざがカクカク笑ってる。 「今日の所はわたくしの勝ちですわ!! 」 「にゃ?・・・」 首をかしげるマナ。構わず続けるミルフィ。 「ですから、アナタとわたくしは引き分けですが、アナタの召使いはもはや ソラヤのトリコにっ!!よって、わたくしとソラヤの・・・」 『びっ!!』と指を指すミルフィ。その向こうにはやっと起き上がった召使い達がいた。 「あっ!! ・・・ん・・・」 顔をしかめるソラヤくん。 「だいじょうぶ、気持ち悪いの?」 心配して聞くぼく。ずいぶん無理させちゃったからなあ・・・でもソラヤくんは顔を赤らめて小さな声で言った。 「へ、平気・・・白いの、あふれてきちゃった・・・たくさん・・・」 「え?・・・あわわわ!!・・・ご、ごめんね!!ソラヤくんっ」 赤くなって、慌ててぶんぶん手を振り回すぼく。そんなぼくの胸の中にいきなり ソラヤくんが抱きついてきた。 「ソラヤって呼び捨てでいいです・・・そのかわり『お兄さま』って呼んでいいですか?」 すりすりと甘えてくるソラヤくん。その上目遣いの可憐さにぼくは考えもせず コクコク頷いてしまう。それを見たソラヤくんが嬉しそうに言う。 「えへへ・・・お兄さま、また一緒に・・・ねっ」 「そ、それは・・・」 冷や汗のぼく。確かにおかわり2連発しちゃったけど・・・それはイキオイというか・・・ 焦るぼくを更にぎゅっと抱きしめてくるソラヤくん。ふあ・・・ソラヤくんの肩すべすべ してる・・・ 「ト、トリコ・・・とりこに・・・」 「にゃにゃ、トリコにゃねえ・・・」 自分達の召使いの『ご主人様抜きの新たな友情?』の様子を横目で見て、ショックを 受ける姫様たち。意外な恋敵が出現する展開にうろたえたミルフィ姫は慌てて叫んだ。 「ひ、引き分けです――っ!!覚えてらっしゃい!!そ、そんなにくっついちゃ だめよっ!!ソラヤっ、いくわよ!! 」 ミルフィ姫はソラヤくんの手をガッと取ると走って脱衣所に戻る。途中でツルリと 滑って大きな音がしたが、ソラヤくんに介抱されて何とか退場した。 『あ~あ、ご主人様に会わなければミルフィ姫も幸せな一日を過ごせたのに・・・』 ぼくは心からミルフィ姫に同情した。 ところが、横のご主人様もじっとぼくを見ているのに気がついた・・・なんかウズウズ してるような・・・ ぼくは、そそくさと立ち上がってポンと手を叩いて言う。 「さ~あ、おつかれさまでした。そうだ、そうそう、もうお部屋に戻りましょう、 うんうん・・・」 さりげなく歩き出すぼく。ご主人様はコホンと咳払いしてボソッと言う。 「ちょっと待つにゃあ、『お兄さま』・・・」 「ぎくっ!! 」 へなへなと座り込むぼく。だいたい次にご主人様の言うことはわかってる。 「も、もうできませんからね!!ど、どうせ『今日は入れたけど、入れられて にゃいからヤルにゃあ』とか言って・・・」 「違うにゃあ・・・これからお前がホモになってないか検査するだけにゃ、わたしの ココに入れてズンズンさせてあげるにゃあ、ちなみにわたしはもう準備オーケーにゃ!!」 あっという間にぼくを押し倒す、体力無尽蔵のご主人様。熱いカラダを押し付けてくる。 「もうできないですよー!! 」 「はむっ・・・ちゅ・・・れる、くちゅくちゅ・・・早くタタせるにゃあ」 「んっ・・・でも・・・はふ・・・休ませてください・・・はんん・・・」 舌で刺激してくるご主人様。でもぼく今さっき、たくさん出したばっかり・・・ 「ほら!!早くわたしに入れて『ソラヤより気持ちいい』って言うにゃ!!」 なんか微妙に本気のセリフのような気がした。たいした意味もなくぼくは呟いた。 「えっ!?ひょっとしてご主人様ヤキモチ・・・ええっ!!」 カアッと頬を染めるご主人様。ぼくは言ってはいけないセリフを言ったみたい・・・。 ご主人様は目の縁を紅く染めて、牙をむいて大声で叫ぶ。 「にゃ、にゃに言ってるにゃ!!こっちはいそがしい身にゃ!!あと10秒で 大っきくしないとお前の処女に目標変更にゃ!! 」 「えっ!! うそっ、ま、待って下さいよ~!! 」 「ちなみにサイズはミルフィにぶち込んだヤツの当社比1.5倍にゃあ!!」 咥えたままぶつぶつ呪文を唱えるご主人様。 「わっ、わっ!!呪文は唱えちゃダメ――――っ!!な、なんでこうなるの――!!」 そして湯気はゆっくり動き出す二人のシルエットを包んでいく・・・ (おしまい)
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律「いや~まいったよ~!昨日焼き鳥やってたんだけどさあ」 唯「わっひどい火傷!どうしたのこれ?」 律「鉄串だってのすっかり忘れててさ~! 手で持っちゃって火傷しちゃったぁ!へへ!」 紬「ちゃんと水で冷やさなかったの?水ぶくれになってるじゃない」 律「大した事ねえだろって思ってほっといちった!あはは~!」 梓「相変わらずバカですね律先輩」 澪「・・・」ブルブル 律「ねね!澪も見てほら~!」 澪「や、やめろ!そんなもの見せるな!」 律「かわいそうなりっちゃんの指!皮がベローンて!」 澪「ぎゃああああああ!」ガチン 律「いたあ・・・」 唯「りっちゃんこうなるって分かってんのに、何で澪ちゃんからかうの?」 梓「学習能力がないからです」 律「おい梓、ちょっとは先輩を敬えよ」 紬「りっちゃんはちょっとSなんじゃないかしら?」 唯「S?磁石の?」 紬「サドのSよ。SMの」 唯「佐渡?SM?」 澪「ちょっとムギ、唯に変な事教えちゃダメだぞ」 唯「え~なんでなんで!」 梓「唯先輩はバカで、すぐ影響されるからです」 唯「そ、そんな事ないもん!」 律「確かに唯にはまだ早いな~」 唯「ぶぅ~!りっちゃんまでこども扱い!?りっちゃんのくせに!」 紬「そうね。私も唯ちゃんには純粋なままでいて欲しいわ」 唯「ムギちゃんまで!」 澪「まあその内分かるから」 唯「今知りたいのに!」 梓「くだらない」 唯「一刀両断!?(いいもん!帰りにネカフェ寄って調べよ!)」 唯「・・・」ガチャ 憂「おかえりお姉ちゃん!遅かったね!練習?」 唯「・・・うん」 憂「ご飯温めなおすね!一緒に食べよ!」 唯「憂待っててくれたんだ」 憂「えへへ・・・だってお姉ちゃんがいないとおいしくないし!」 唯「・・・」 …… 憂「今日はビーフシチューだよ~!」 唯「・・・」 憂「どう?おいし?」 唯「うんおいしいよ憂」 憂「良かった・・・でもなんだか今日のお姉ちゃん元気ないね?」 唯「・・・あのさ」 憂「ん?なに?」 唯「憂ってムギちゃんと付き合ってるよね?」 憂「えっ・・・」 唯「隠さなくてもいいよ」 憂「あのでもまだ付き合ってるって程じゃ」 唯「別れて」 憂「えっ!?」 唯「ムギちゃんと別れて」 憂「そ、それはいくらお姉ちゃんの頼みでも・・・」 唯「なんで?」 憂「だって急に」 唯「ふぅ・・・もういいよムギちゃんと別れなくていい」 憂「お姉ちゃん・・・」ホッ 唯「でも代わりに私のお願い聞いてくれる?」 憂「お願い?」 唯「私の奴隷になって」 憂「な、なにバカな事言ってんのお姉ちゃん・・・」 唯「お姉ちゃんじゃない!ご主人様だよ!」クワッ 憂「ひっ!?」 唯「これから二人きりの時はずっと私の奴隷になるの!」 憂「お、落ち着いてよお姉ちゃんホント」 唯「じゃあムギちゃんと別れる!?」 憂「やややだよそれは!」 唯「じゃあ早くご主人様って言って!」 憂「(こんなの嘘だよね・・・そうか何かのゲームなんだ)ご・・・ご主人様・・・」 唯「良く出来たね憂」ニコッ 憂「は、はい(しばらく合わせていれば飽きるよね)」 唯「はいじゃねえだろメス豚!返事はブヒィだ!」 憂「メメメ、メス豚!?」 唯「ブヒィだ!ブヒィブヒィ!」バシバシ 憂「いい痛い痛い!ごめんごめんなさいお姉ちゃん!」 唯「ご主人様って言ってるでしょこの豚!」パーン! 憂「ひぃっ!」 唯「返事はブヒィだ!全く使えないねこのメス豚は!」 憂「うっ・・・うう・・・ブヒィ」メソメソ 唯「泣いてるの?ふふっ憂みたいな優等生はこんな風に叱られた事なんか滅多ないもんね?」 憂「も、もう許してお姉ちゃん・・・」 唯「ご主人様って言ってるでしょ!?これは調教が必要だね!」バシバシ 憂「ごめんなさいごめんなさいご主人様!」 唯「・・・っ!」ゾクッ 憂「あのおね・・・ご主人様、そろそろ食べないとご飯が冷めてしまいます」 唯「ああそうだったね。でも憂は床で食べるんだよ」 憂「え・・・そんな」 唯「憂は奴隷なの豚なの家畜なの!床で食べて当然でしょ!」 憂「家畜・・・」 唯「ご主人様と豚が一緒の席で食べれるわけないよ!ほら早く!」 憂「は、はい」 唯「返事はブヒィ!」パシッ 憂「ブヒィ!・・・ぐすっ」 唯「良く出来たね憂・・・ご褒美にキスさせてあげる」 憂「ええっ!?キキキスって・・・」 唯「私の足にね」 憂「!?」 唯「今ストッキング脱ぐからね・・・ちょっと蒸れちゃってるけど どうせ豚だし構わないよね」 憂「・・・」ドキドキ 唯「はいどうぞ」 憂「チュッチュッ・・・ペロペロ・・・」 唯「キスって言ったのにそんなに舐めちゃって・・・憂は変態さんだったんだね」 憂「ブ、ブヒィ!」 唯「かわいいかわいい」ナデナデ 憂「・・・」 唯「ふふっ憂は私の奴隷なんだからね?分かった?」 憂「ブヒィ」 唯「返事が小さい!」バシバシ 憂「ブヒィ!(あっなにこれ)」ゾクッ 唯「憂!そろそろお風呂入るよ!」 憂「ブヒィ!ちゃんと沸かしてありますご主人様!」 唯「何ズレた事いってるの!あんたも入るんだよこの豚!」バシバシ 憂「ご、ごめんなさいごめんなさい!」 … 唯「ちょっと何でバスタオルなんてしてるわけ!? 豚にそんな物必要ないよ!」 憂「だって恥ずかしいよぉ・・・」 唯「じゃあ私が脱がしてあげる!」 憂「あっヤダッ!」 唯「ちょっと憂、腕どけてよ。見えないじゃん」 憂「うう・・・ぐすっ」 唯「ふ~ん憂ったら私より胸大きいんじゃない? 全く妹の癖にけしからんね」 憂「ごめんなさい・・・」 唯「ダメだよ許さない・・・これは罰を与えないと」 憂「えっ罰って?」 唯「今から憂はしゃべっちゃダメ。声出したら折檻だよ」 憂「・・・(比較的普通だな・・・な~んだ)」 唯「いい子ね。じゃあこれから私が憂の身体洗ってあげる」 憂「・・・(え・・・)」 唯「~♪」スルスルッ 憂「・・・はっ・・・あぅっ!」 唯「コラッ!ダメだぞ!」ペチン! 憂「ごめんなさい!(まさか手を使ってこんなに密着して洗うなんて)」 唯「ふふ~んすべすべ~!」ヌリヌリ 憂「・・・(そんなトコ執拗に洗っちゃらめぇ!)」プルプル 唯「あれ~?ここが弱い所かな?それそれ!」クニュクニュ 憂「ふあぁっ!?」ビクン! 唯「ふぃ~遊んだ遊んだ!おもしろかった~!」 憂「・・・」ハーハー 唯「ああもうしゃべっていいよ・・・うい~あいす~」 憂「ブヒィ!ご主人様!」サッ 唯「あはは!憂をアゴで使えるなんていい気分だよ!」 憂「ありがとうございます!」 唯「今日は憂いい子だったから添い寝させてあげる!嬉しいでしょ!」 憂「ブヒィ!」 唯「でも憂は豚だから裸で寝るんだよ!あははっ!」 …翌日 唯「ねえム~ギちゃん!話があるんだけどいいかなっ!?」 紬「どうしたの唯ちゃん?」 律「えっ何々~?私をのけ者にすんなよ~!」 唯「悪いけどりっちゃんには用無し!ムギちゃんいこっ!」グイッ 紬「あらあら・・・」 唯「じゃあね~りっちゃん!」タタッ 律「ちぇっ・・・何だよ唯の奴・・・」 紬「こんな所まで来て・・・一体何かしら?」 唯「ねえムギちゃんその腕時計さ、憂からもらったんだよね?」 紬「あら?うふふ聞いたの唯ちゃん?」 唯「聞かなくても分かるよ。そんな安物ムギちゃんに不釣合いだもん」 紬「そっそんな事無いわ!気に入ってるんだから!」 唯「ムキにならないでよ沢庵」 紬「沢庵・・・?」 唯「大体お金持ちの癖に人のもの取らないでよ」 紬「何を言ってるの唯ちゃん・・・」 唯「憂は私の奴隷なの」 紬「えっ?はあ?」 唯「そんなに憂が好き?」 紬「きょ、今日の唯ちゃん変だよ」 唯「話をそらさないで!」 紬「好きだよ!本当に憂ちゃんが好きなの!笑ってくれてもいいわ!」 唯「ふ~ん、女の子同士なのに好きって言っちゃうんだ。へえ~」 紬「・・・」 唯「良かったね憂。さあ出ておいで」 紬「え・・・」 憂「・・・」スッ 紬「どうして・・・」 唯「ふふっ」 唯「言ったでしょ?憂は私の奴隷だって」 憂「ごめんなさい紬さん・・・」 紬「こ、こんなのおかしいわ!どうしちゃったの憂ちゃん!?」 唯「悪いけど憂はもうムギちゃんのものじゃないんだ」 憂「ご主人様の言う通りです」 紬「憂ちゃん!やだ!やだよう!」ポロポロ 唯「・・・でもねムギちゃん、一つだけチャンスがあるんだよ?」 紬「チャ、チャンス?」 唯「ムギちゃんも私の奴隷になるの」 紬「何ですって?」 憂「・・・」 唯「ムギちゃんも奴隷になれば憂と一緒にいられる。ね?簡単でしょ?」 紬「お断りよ!」 唯「・・・憂」 憂「ブヒィ!」ガバッ 紬「ちょ・・・憂ちゃん何を!?離して!」 唯「この沢庵が!」ピシッ 紬「あうっ!」 唯「この高級沢庵が!」ピシッピシッ 紬「痛い!痛いよ唯ちゃん!」 唯「うるさい奴隷!私の事はご主人様と呼べ!」パーン! 紬「イヤァ!」ジタバタ 憂「大人しくしてください沢庵」 紬「憂ちゃん・・・」ポロポロ 唯「ねえ、でも嫌じゃないんでしょムギちゃん?」 紬「イヤよ!何でこんな暴力ふるわれて!」 唯「でもムギちゃんくらいの腕力があれば憂なんて簡単に振り解ける筈だよ」 紬「そっそれは憂ちゃんが怪我したら困るし!」 唯「違うよ気持ちいいからなんでしょ?憂に羽交い締めされて、私にぶたれてさ?」ニコ 紬「・・・」 唯「ほら顔がこんなに火照ってる(手鏡)」 憂「紬さん今とっても綺麗・・・」 唯「今日からムギちゃんは私の奴隷だよ?いいね?」 紬「は、はい・・・ご主人様・・・」 唯「良く出来ました。じゃあ従属の証として手の甲にキスしてね」 紬「・・・」チュッ 憂「紬さんかわいい・・・」ナデナデ 唯「えへへ!これでムギちゃんも私の奴隷!え~いっ!」パーン! 紬「あうっ!(やだなにこれ)」ゾクッ 憂「ご主人様!私にもご慈悲を!」 …放課後 律「今度釣りいかねえ?釣り」 唯「りっちゃん釣りなんてやるの~?」 律「ああ弟がやってるから私もやろっかな~って」 澪「私は絶対イヤだぞ!あんな残酷なもの!魚が可哀想だ!」 律「何だよ!澪だって寿司とか食べるだろ?」 澪「ぐぐっ・・・とにかくイヤなんだよ!せめて網で取れ網で!」 梓「ていうかガキ臭いでしょ釣りなんて」 唯「あずにゃ~ん!」ガバッ 梓「なんですか?重いし暑いし鬱陶しいんですが」 唯「ちょっとおトイレ付き合ってくれない?」 梓「はぁ。一人で行って来てください」 紬「私も付き合うよ♪」 唯「ほらムギちゃんも行くって言うしあずにゃんも~!」グイー 梓「はぁ」ズルズル 律「なんだなんだ?私も行くぞ~!」 唯「りっちゃんはいいよ」スタスタ 律「・・・」 唯「へへ~、あずにゃんキミはかわいい!」 梓「はぁどうも」 唯「だが少し生意気だ!」 梓「トイレいいんですか?」 唯「黙れこの猫!」ブンブン 梓「・・・」スッスッ 唯「なっ・・・」 紬「全て紙一重で『見切って』いる!?」 梓「なんですか唯先輩?やる気ですか?」 唯「ちっ違うよあずにゃん!私はただあずにゃんを奴隷にしたいだけ!」 梓「はぁ」 唯「とりあえずニャーと言いなさいあずにゃん!」 梓「めちゃくちゃだ」 唯「言う事聞かないならこうだ!」ブンブン 梓「・・・」スッスッ 唯「なんで!なんで当たらないのー!」 梓「ハエが止まりそうなスピードですから」 紬(私が当たりに行こうかしら) 梓「一体どうしたんです唯先輩?気でもふれたんですか?」 唯「違うもん!SMだもん!」 梓「はぁ」 唯「でもあずにゃん避けるからつまんない!もうやめる!」 梓「それは良かったです」 紬憂「「えーーーーー!!」」 梓「あれ?何で憂がいるの?」 2
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こっちをむいてよ!! ご主人様 第4話 ネコの王城の朝。俗に言う『姫様長屋』と呼ばれる東館。掃除が行き届き、姫君達の ノーブルな雰囲気漂う廊下に不つりあいなドアがある。爆発による爆風で何度も 付け直したそのドアは立て付けが悪く、またそこらかしこがコゲ跡だらけ・・・朝の 爽やかな空気を確実にぶち壊している。そんな立て付けの悪い扉のスキマから妖しげな 声が小さく漏れてきている・・・ 「んっ、くふっ・・・そんな深くぅ、無理にゃあ・・・」 「じっとして下さい、初めてじゃあるまいし!! 」 「に゙ゃあああ・・・乱暴にしたらだめにゃあ!!くはぁ、くううん・・・」 「やさしくしますから、もっと奥まで・・・」 「もうダメにゃあ――!! 」 ぼくの膝の上のご主人様はぼくを突き放して跳ね起きる。 「イタイにゃ!! もっとやさしくするにゃ!! 」 「だってこんなヘンな耳の耳かきなんてしたことないんだモン」 耳かきを持ったぼくは頬を膨らませてぶーたれる。 「へ、ヘンな耳とはにゃんだ、ヘンにゃ耳とわ――!!」 ネコ耳をピコピコ揺らしてぼくの襟を掴んで揺さぶるご主人様。 「ぼ、暴力反対!!・・・ホントに分からないんですってばあ!!」 言い訳しつつ悲鳴を上げるぼく。ご主人様の動きがハタと止まる。 「・・・ネコ耳感覚が判ればいいのきゃ・・・そうにゃっ!!」 ご主人様はダッシュで研究室に飛び込んだ。『ドシン、バタン』と什器を ひっくり返す音がして、すぐに薬ビンを手に持って戻ってきた。 「さっ、コレを飲むにゃ」 ご主人様は薬ビンから白い錠剤を1粒取り出す。ぼくはイヤな予感がして ご主人様から薬ビンをひったくる。ラベルが無い・・・ということはご主人様の ハンドメイドということだ。ぼくの脳裏に赤ランプが点滅し始める。 「まさか、また女の子になったり、すごくエッチになるクスリじゃないでしょうね・・・」 「ひどいにゃ!!おまえはわたしを信用しにゃいのきゃ?ぐしゅっ・・・」 涙ぐむご主人様。・・・だまされちゃいけない、この前はそれで重くて立てなくなる ぐらい、おっぱいを大きくされたっけ・・・ 「そんなにわたしが信じられないにゃら、先にわたしが飲むにゃあ」 不審な目のぼくにご主人様はカラっと言う。ほら、やっぱりウソ泣きだ・・・ ご主人様はバファリンに似た錠剤を小さくかじって飲み込むとぼくに残りを手渡す。 まだ90%ほど形をとどめてる白い錠剤・・・飲むや飲まざるや・・・ 『ああ、すごくヤな予感がするなあ・・・でもご主人様も飲んでるし・・・』 ぼくはしぶしぶ錠剤を水なしで飲み込む。無味無臭。目をつぶったが、胸も大きく ならないし、エッチになるようなカラダの変化は感じられない。 「どうにゃ?」 しばらくしてご主人様がぼくを覗き込むようにして尋ねる。 「良く判りません・・・」 正直に答えるぼく。失敗かな・・・そしたらラッキーかも・・・ その時、ご主人様はおもむろに自分の腕をつねった。 「に゙ゃっ!! 」 「いたたたっ!! 」 同時に二人の悲鳴が上がる。ぼくの手に突然つねられたような痛みが走る。あわてて 腕を見たが手はなんともなってない。 「どうにゃ?わたしの感覚の90%をお前も共有してるにゃ」 「それじゃあ、ぼくの感覚もご主人様に?・・・」 ぼくは逆に、お返しとばかりに自分の腕をつねる。 「いたっ!! 」 「かゆいにゃ・・・」 思い切りつねったのにご主人様は全然痛がってない。 「そして、お前の感覚の10%だけ、わたしも共有してるにゃ」 どうやらさっき二人で飲んだ、白い錠剤の割合がそうさせてるみたいだ。 「・・・ず、ずるいっ!!初めから二人で飲むつもりだったんですね!!」 「こまかいことは気にするにゃ、これで正しい耳かきの方法をカラダでおぼえるにゃ!!」 『ぼふっ』と耳かきを持ち、ソファに飛び乗ってご主人様はいう。 「にゃあ、はやく~、耳かきするにゃ~ん、カモ~ン・・・」 「ま、股は閉じてくださいっ!! はしたないっ!! 」 と、ぼくが顔を赤らめて叫んだとき、いきなりリビングの鳩時計が『くるっくー』 と9回さえずる。 「あっ!! 今日はバイトだったんだ!! 」 われに返ってお出かけの用意をするぼく。と、いってもチョーカーを着けるだけだけど。 「耳かきは~!?バイトなんて休むにゃあ!!もう売れ残りのコロッケは飽きたにゃあ!!」 ソファの上でバタバタと駄々をこねるご主人様。いつものことなのでぼくは きっぱりと無視して言う。 「耳かきは帰ってからしてあげます、あと好き嫌いはいけませんからね」 ぼくは立て付けの悪い扉を体当たりするように開けて、バイト先の『山猫亭』に急ぐ。 『バタン』ドアが閉まると同時に、ピタッと駄々をこねていたマナ姫の動きが止まった。そろそろと起きた顔はうってかわって笑みさえ浮かんでる。 「おまえは本当は今日、バイト休むべきだったにゃあ・・・さあて・・・」 ご主人様は自分の大好きな召使のことをゆっくり考えつつ、ソファの上でクスクスと笑う。 所変わって、昼下がりの城下街。調練帰りの兵隊の一団が城門から帰ってくる。 威風堂々として先頭を馬に乗って進む指揮官。そして厳しい調練で精も根も尽き果てた といったところの12名の配下たち。普通と違うのは全員がネコ娘ということ。軽甲や ブーツに至るまで全てが緋色に統一されており、一幅の絵のような美しさがある。 その先頭を行くのは6本足の赤毛のクレイプニールに跨った姫将軍。180cmは ある大柄な体を赤い鎧につつみ前方一点を見つめ行軍している。背筋はピンと伸び、 手に抱えた戟は微動だにせず、ストイックな雰囲気をかもし出している。緋色の ごつい胸甲は立派な胸を相当押しつぶしているらしく、行き場の無くなったバストは 上方向に逃げ、胸元に深い谷間を作っている。兜はつけていないがショートの髪に メタリックレッドの大きなカチューシャを付けており、キラキラと太陽に反射していた。 髪はレンガ色、少しくせっ毛気味の頭髪は渦巻いて燃える炎のよう。意志の強そうな眉、 大きな瞳は前方を隙なく見つめている。気が強く、冷たい美人に見える。だが、右目の 下の泣き黒子の存在が妖しい色気を発散し絶妙なリミックスを見せていた。 「リナしゃま~!! 」 そんな一行にわらわらと城下街の平民の子供たちが駆け寄ってくる。何故か女の子が 多い。リナと呼ばれた姫将軍は瞳を和ませて軽く手を上げる。女の子たちは律儀に 応えてくれる姫将軍に感激して、勝手にきゃーきゃー言いながら列の後ろについて 一緒に行進する。 「お~お~、相変わらずウチの大将人気あるねえ」 リナのすぐ後ろを歩く隊員の一人が最後尾の子供たちを見て言う。 「あのガキども、こ~んなにヘロヘロのあたし達が目に入らないのかね・・・」 手に持った槍を疲労のあまり杖代わりにして歩くもう一人の隊員。でも何年か前、 自分も親衛隊に入るんだと勝手に後ろについて行進していた子供時代を思い出す。 隣の隊員が続けた。 「ねえ、知ってる?ウチの大将恋わずらいしてるらしいよ・・・」 「うそっ!?あの大将に武芸以外に好きな物があるの!!」 「ほら、このごろ毎日夕食がコロッケじゃない・・・」 「ああ、大将が狂ったように毎日買ってくるヤツ・・・今日もコロッケなのかなあ・・・」 悲しそうに呟く隊員。胸焼けしたのど元に手をやって聞く。 「じゃあ、そのコロッケ屋に・・・」 「そうそう、大将の一目ぼれの相手がなんと『ヒト』なのよ・・・」 「別にいいじゃない・・・他種族とヤルより・・・大将なら強引に押し倒しちゃったり・・・」 「それがケッサクでさ、その『ヒト』ってのが自分の姉さん所有のドレイな訳よ・・・」 「姉さん・・・って、あのイワシ姫・・・おっと、マナ様か・・・こりゃ相手が悪いわ、 仕返しで何されるかわかったモンじゃないよ・・・」 「ちょっと応援してあげたい気分だけど・・・」 「せいぜいコロッケを残さないことね・・・」 親衛隊員は、頭を寄せ合ってひそひそと話す。夢中でしゃべる二人、声をかけられ たのに気が付かない。ふと目を上げればリナが緊迫した様子で振り返っている。 「おい、お前たち・・・」 「ひいっ!! は、はははいっ!! 」 のけぞって姿勢を正す。くだらない話を聞かれた場合の身の危険を思って震え上がる。 「私は買い物があるので、先に帰ってよろしい・・・」 どうやら陰口を聞かれてなかったようなので心底、安堵する二人。すると、親衛隊の 後列から声がかかる。 「え~!! またコロッケですか~」 かって知ったる隊員たちのブーイングにリナは顔を赤らめて叫ぶ。 「まだ、何を買うかって言ってない!! 」 「だって~もう一週間も毎日コロッケだし~、胸ヤケで死んじゃいますよ~!!」 「う、うるさい!!3食のうち夕食だけだろうが!!つべこべ言わずにシュバルツ カッツ城まで駆け足っ!! 」 リナが方天戟を片手で振り回す。隊員たちの頭上1cm、うなりを上げた風切り音が そろいの赤いリボンを引っぱたくようにはためかせる。慌てて駆け出す親衛隊員たち、 「ぶ――――!! 」 とブーイングしながら、よたよたと走っていく。 「行ったか・・・『応援してあげたい』なんて・・・20も年下のガキに心配されて いるとはな・・・」 うすく笑いつつ溜息をつくリナ、さっきのひそひそ話は実は聞こえていたみたい。 リナはおもむろに、方天戟の刃に映した自分の顔と髪型を確認する。見苦しく 汚れてはいない・・・ドキドキ・・・ 「よしっ!! 」 リナは戦場へ行くみたいに気合を入れてしずしずと『山猫亭』に馬を進める。 胸焼けのするのど元に手をやりつつ・・・ ぼくは昼も過ぎ、お客様がはけた店内で一息ついて・・・いや歯を食いしばっていた。 さっきからカラダの調子が悪い、原因はわかっている。感覚を共有するクスリのせいで ご主人様がシャワーを浴びれば汗みずくになったり、ぼくが昼ご飯を食べてるのに 歯を磨いたらしく、味噌汁にミント味が混ざったりしてココロ休まる暇が無い。 しかも今日はお店のおじさんがギックリ腰になってしまい、おばさんも付き添いで 病院に行ってしまって、ぼく一人なので休憩も取ってない。 ぼくはショーケースの中を覗き込む、惣菜屋の『山猫亭』自慢のコロッケは昼時を 過ぎたのでけっこう少なくなった。これが無くなったら今日は早じまい・・・ その時だった。下半身に経験のあるゾクゾクした震えが走った。 『あれ・・・』 その感覚を思い出す暇もなくいきなり下腹部に生暖かい感触、それと微妙な快感を 伴う放出感・・・ 「うわっ・・・ああああっ!! オ、オシッコが・・・」 ぼくは小さく悲鳴をあげて思わずしゃがみこみ、呆然として思った。 『ぼく・・・お漏らししちゃった・・・なんで・・・』 久しく忘れていたお漏らしの感覚。ぼくはおそるおそるズボンに手をやるが 濡れていない。 「あれ・・・そ、そうか!!ご主人様トイレ行ったのか・・・」 ぼくは心底安堵する。ちなみに『小』だけだったので神様にも感謝しておく。 「ふう・・・」 ぼくが額に浮いた冷や汗を拭っていると、 「ど、どうした・・・大丈夫か?」 低めだが良く通る声。ぼくより頭一つ、優に大きいネコ姫様が店頭にいる。 「あっ、リナ様っ!! 」 リナ様はご主人様の妹、そしてユナ様のお姉さん。いわゆる3姉妹の次女である。 三つ子のくせに外見は全く似てない。この3姉妹は本物の姫様なのに、武の道を 極めようとしたり、商いの道にまい進したり、妖しげな研究でぼくの道を誤まらしたり、 と実に個性的なのだ。 ぼくは慌てて立ち上がった。 「調子が悪そうに見えたが・・・」 「い、いえっ、大丈夫ですよ・・・それより毎日ありがとうございます!!」 ぼくはニッコリ笑って油紙の袋を取り出す。 『ふうっ・・・さっきご主人様シャワー浴びて、歯を磨いて、トイレに行ったから、 きっともう寝ちゃうんだ・・・助かった・・・これで感覚の共有がなくなる・・・』 昼間に寝るヤクザな生活サイクルのご主人様に初めて感謝するぼく。あれから 感覚の混乱が無いことにホッとしつつリナ様とショーケースを挟んで対面した。 「えっと、なにに致しましょうか?・・・」 「んっ・・・あ、ああ・・・て、適当に・・・」 「まいどありがとうございま~す!! 」 ぼくはコロッケをはさんでひょいひょいと袋に放り込む。間を持たせようとリナ様に 話し掛ける。 「ぼくのご主人様『コロッケなんてもう飽きたにゃあ』なんてワガママ言うんですよ、 おいしいのに・・・リナ様はコロッケ好きなんですよね~?」 「えっ!!うっ・・・どちらかといえば・・・みんな・・・好き・・・かも・・・」 「えへへ・・・じゃあオマケしときますね!! 」 「あ、ああっ!! そ、そこまでしなくても・・・」 ぼくは大のお得意様のリナ様にオマケしてコロッケを詰め込むだけ詰め込む。 早く帰りたいからじゃないよ・・・でもなぜかショーケースの向こうでリナ様が のど元に手を当てて、苦い顔をしてるような気が・・・ 「はい、おまちどうさまで~す!! 」 ぼくはパンパンになった2つの袋をリナ様に押しやる。リナ様はなぜか名残惜し そうに振り返り、ぼくはもらった代金をレジに入れようとしたとき・・・ 「きゅうううんっ!! 」 ぼくは胸を抱えるようにしてよろける。 『チャリ、チャリーン!! 』 もらった小銭が床に散らばる。 ぼくの胸に突然広がったのは甘い感覚。いままでに経験したことのない疼きが カラダを駆けめぐる。ぼくに本来ないはずの双乳をゆっとりと両手でまさぐられる感触。 「んあっ・・・くううっ・・・」 オトコのコでは味わえない濃厚なバスト感覚にぼくはよろよろと作業台に手を ついて持ちこたえる。 「ど、どうした!! 平気か?胸が苦しいのか!? 」 なぜか嬉しそうに慌てて駆け戻ってくるリナ様。ぼくは無理にニッコリ笑って 取り繕う。 「す、すみません、だいじょうぶ・・・ちょっと休めば・・・」 『うああああん・・・ご主人様寝る前にオナニーするなんてぇ!!・・・ぼくという 人間がいるのに~!! 』 とも言えずぼくは曖昧に微笑む。 「ほ、本当か!? すごい汗だぞ」 おろおろとぼくを心配してくれるリナ様。ショーケースごしにぼくを覗き込む拍子に 深い胸の谷間がアップになる。 『ここは早くリナ様に帰ってもらって、やりすごさないと・・・』 ぼくはこの大ピンチを切り抜けるために必死で考える。 「へ、平気です・・・ちょっと立ちくらみがしただけ・・・」 依然としてやわやわと胸を揉む感触に耐えつつぼくは言う。そしてその愛撫が いったん収まったのを見計らって、ぼくは気を落ち着けようと大きく息を 吸いこんだその時・・・ 『キュン、キュン!!』いきなり乳首を両方つままれて、指でコリコリされる感覚。 「きゃふぅ!! んあああああっ、だ、だめぇ――!! 」 ぼくはいきなりのアプローチに思わず悲鳴とともに胸を抱くような格好で、ペタリと 厨房の床面に座り込んでしまう。親切なリナ様は均整のとれた巨体に似合わぬ身軽さで ヒラリとショーケースを飛び越え、ぼくを抱え起こしてくれた。 『ああ・・・リナ様、ぼくを見捨てて帰ってくださいよ~』 心の中で号泣するぼく。その時イタズラっぽく両方の乳首を軽く同時に指で 『チョン、チョン』とつつく感覚。なんかワザとらしいような・・・ 『ひょ、ひょっとしてご主人様、ぼくを困らせようとしてワザとやってるの~!!』 乳首に走る鋭敏な感覚に耐えつつ、ぼくの目の前は真っ暗になるのでありました・・・ マナ姉の召使い君はぐったりとしていた。私は心配しつつもこんなに接近できて 少し嬉しくもあったりする。私は召使い君の体を抱えてタタキに通じる居間に 引っ張り上げる。 『ふああ・・・なんかすごくイイ匂いがする・・・』 などとくらくらしつつ未練がましく、私は召使い君の体を抱きしめてる。 「んっ・・・ううん・・・」 意識の戻る召使い君。私は卑怯にもその瞬間、パッと跳びずさって何事も無いような 顔をして声をかけた。 「大丈夫か?苦しいのか?」 「あっ、はい!!・・・大丈夫でぇ・・・くうん・・・だいじょうぶですう・・・はあっ・・・」 言葉とは裏腹に召使い君は身もだえして言う。彼の潤んだ瞳の周りはほんのり紅く 染まり、苦しさに耐える横顔はとてもセクシーな感じがして、私の子宮を直接 揺さぶる。 私は病人の前で、そんな不埒な考えをする自分を叱咤しつつ、真面目な顔で言った。 「無理しない方がいい・・・つらそうだぞ、こんなに汗をかいて・・・」 気丈にも召使い君はガッツポーズし、微笑みさえ浮べて言った。 「ほ、ホントに大丈夫ですよ!!ちょっと疲れただけで・・・少し休めばすぐ良くなり ますからぁあっ!!・・・ふあっ・・・引張っちゃ・・・だめぇ・・・」 「んっ!? な、なんだ?どうしたっ!! 」 最後の不明瞭な言葉が気にかかったが、私はあわててまたもや崩れ落ちた召使い君を 支える。せっかくしたガッツポーズの手で、胸を押さえてうずくまる召使い君。 私は勇気を持って召使い君に言ってみる。 「やはり仕事は無理だと思うぞ、今日はこのまま私が介抱していようか・・・」 私の『彼と一緒にいたい』、というささやかな願いに返ってきたのは、強い感じ さえする拒絶。 「いえ、ぼくお店がありますから、はふっ・・・リナ様も早くお城にお帰りください・・・ 早くしないと・・・そこは・・・だめっ!!・・・そこはぁ・・・」 なぜか太ももを『すりすり』しているが、息を荒げきっぱり『だめ!!』と言う 召使い君。 「そ、そうか・・・そこまで言うなら・・・」 涙が滲んできそう。ちょっとでもそばに居たかった自分の気持ちをきっぱり 断られてしまった・・・所詮、私ごときにマナ姉と召使い君の間に入ることはできない のであろう。彼は忠誠心あふれる華も実もあるいい召使いだ。マナ姉にはもったいない ぐらいの・・・ 「わかった・・・もう帰る・・・今までありがとう・・・」 もう来ることもあるまい・・・召使い君の笑顔をまともにもう見ることができないから ・・・くすん・・・ 私がタタキに降りようとすると、後ろから声。 「くふぅ・・・だ、だめえ!!んはあ・・・そんな、イッたら・・・イッちゃダメええええ!!」 「えっ!! 」 私は現金にも笑顔さえ浮べて振り返る。悲しいキモチは天高く成層圏近くまで 吹っ飛んだ。召使い君はうつぶせになっている。お腹が痛いのか両手は下腹部を 押さえていて、ほっぺがぺったりと畳についている。 「キミっ!しっかりするんだ!! 」 私は召使い君を抱え起こすが目の焦点は合っておらず、うわ言を呟いている。 「はふあ・・・だめっ・・・あんっ・・・剥いちゃったらあ・・・ひくぅ!!ひゃううん!!」 召使い君は熱い息を吐きながら私の腕の中で背筋を反り返らせる。こういうカラダを 『若鮎のような』というのだろう・・・食べちゃいたい・・・ どうやら『悲しいキモチ』と一緒に『平常心』も大気圏のカナタに飛び去って しまった私は、ただ『ぎゅっ』と召使い君を抱きしめる。 「はぁ、はぁ・・・こんなに華奢で、やわらかくて・・・今だけ私のモノで・・・」 頭に血が集まって目の前が真っ赤になりそう。脳裏に浮かんだマナ姉の姿を追い出す私。 武術の修行で手に入れた『平常心』『克己心』なんて全く嘘っぱちだったと思う。 召使い君の震えがひどくなって来ていた。 「ひくぅ・・・ああっ・・・イッちゃうの?・・・そんな・・・やめて・・・イジワルしないでぇ・・・ ああっ!! イッちゃう、イッちゃってるうううう!! 」 「だ、大丈夫だ!! 私はココにいるぞ」 声をかける私。召使い君は軽く失神したらしく『ヒクヒク』と痙攣してる。私は それをいいことに、召使い君のグロスを落としたように光る、濡れたクチビルや、 以外に長く、震える睫を飽きもせず眺めている。そのうちに、召使い君に『オス』を 感じてしまい、うろたえてしまう私。 「と、とりあえず横に・・・」 ぐったりと私の前に横たわる召使い君。麻の半そでのシャツ、半ズボン。萌黄色の ニーソックスの隙間から見える白い太ももは輝くよう。思わずふらふらと手を のばしてしまって慌てて引っ込める、というのを3回ほど繰り返して呟く。 「む、胸が苦しいから緩めておこう・・・うん・・・」 私は震える手で召使い君の襟元のシャツのボタンを外す。一個で事足りるのに、 手が止まらなくて3つも外してしまった。召使い君の決して厚いとは言えない胸板が 現れる。 「し、白くて・・・すべすべしてる・・・」 思わず、ほとんど無意識につるつると指先で召使い君の胸元をまさぐっている私。 調子に乗った挙句、はだけられたシャツの端にチラリと胸の桜色の先端の端っこが 見えてしまって息が止まるほど興奮してしまう。しかも情けないことに頭に血が 上りすぎ、くらくらとよろけた。あわてて手をつくと召使い君の半ズボンの前が 目の前にあった。 「うわっ!!な、なぜ・・・すっごく、大きくなって・・・る・・・」 ときおり『ピクピク』と震えるそれは、召使い君の容姿には全く不釣りあいな程の 凶悪なシロモノであった。ズボンの上からでも良く判ってしまう。 『ごきゅ・・・』 私のノドがはしたなく鳴った。そして、またしても愚にもつかない言い訳を 始めている私がいる。 「お腹痛かったみたいだから・・・ちょっと服をゆるめるだけ・・・介抱するだけ・・・」 私は召使い君の半ズボンのボタンを『プチン』と外す。そして自分がこれ以上の ことをしないよう、すぐ手を引っ込める。 ところが私が予期しない事が起こった。あまりにも元気な召使い君のシャフトが 勝手に半ズボンのファスナーを押し下げて飛び出したのだ。 『ふるるん!! 』 パンツの中で召使い君のシャフトが重そうに揺れてる。シャフトの先っぽの所の パンツの生地になぜかじっとりと丸いシミができてる。 「あ・・・そんな・・・そんなつもりじゃ・・・」 私はもはや、言い訳もなく震える手で厚いこわばりをさすってしまう。 ―――あとはもう止まらなくなった――― ぼくは一瞬の失神から目を覚ます。まだ下腹部は狂おしいほどキモチいい。お腹の 中がアツイ。オンナのコの快感ってオトコと違って長く長く続くのかなあ・・・ 「くはああっ・・・はああん・・・」 ぼくは腰を蕩かすような快感に身をふるわせる。 『ああ・・・キモチいいよう・・・オチンチンの裏側を舌でにゅるにゅるされる 感触がぁ・・・』 とそんなことをふわふわと考えてハッと気付く。 『オ、オチンチンっ!! 』 ぼくはご主人様には、当然ソレがついていない事にやっと思い至る。 慌てて目を開けた。 目の前におへそが浮いてる。下半身を見やると肌色のかたまりでよく見えない・・・ 焦点が合ってくるとそれが凄い大きさのオッパイなのがわかった。ユッサユッサ揺れて ぼくの視界を妨げてる。そしてその谷間からチラリ覗いたのは・・・ 「えっ!! そんなっ、リナ様っ!!・・・ふあああああん!!」 リナ様がぼくのシャフトにむしゃぶりついてる。シックスナインの体勢だけど 身長差がありすぎてぼくの目の前におへそが来てたのだ。 「ふあっ・・・リナ様、いけません・・・んあっ!!・・・ひああっ!!」 リナ様は泣きそうな声で言う。 「た、頼むふぅ・・・いっふぁい、いっふぁいらけらからっ・・・ふむっ・・・出してぇ・・・ らひてぇ・・・」 「い、いけませんリナ様~っ!!ぼく、ぼくもっとリナ様のこと、真面目でストイック な方だと思ってたのに~!! 」 「しゅき!!しゅきなの~!!ずちゅ、ぬちゅううう・・・」 「ひゃうううう!! だめですう!! 」 ぼくはアルバイト先の他人の家でよがってる。リナ様はぼくの足をしっかり 抱え込んでいてコンクリで固められたみたいにビクともしない。リナ様の口が高速で 上下してる。それに合わせて胸がずっしりとぼくのお腹の上でつぶれた。 「ひあっ、くはあ・・・だめ、だめですう・・・」 ぼくは強い快感に悶える。リナ様のフェラチオは舐めるんじゃなくてノドでしごく カンジ。息ができなくなるんじゃないかと思うくらいディープスロートする。ときおり 溜まったつばを飲み込むのか、ノド全体が『んぐんぐ』って動くとシャフト全体を 搾られるようにノド粘膜全体が動いて死ぬほどキモチいい。 「ふあああっ!!リナ様~ぼく出ちゃう、どぴゅどぴゅしちゃう――!!抜いて、 抜いて~!! 」 いつもなら高まって放出するのだけど、これはもはや激しすぎる吸引で白濁を直接 吸い出されるカンジ。イタイのかキモチイイのか分からなくなってぼくは泣いて よがり狂う。 放出が近いのを感じたのか、リナ様はシャフトを根元まで咥えると口から舌を出して チロチロとぼくの袋をいじめてくる。同時にノド粘膜がングングと蠕動し、波打って、 ぼくのシャフトをバキュームしつつ、なおかつ締め上げる。ぼくこんなスゴイの 初めてで、忍耐の限界を超えちゃってる。 「ひっ!! あふぅ、だ、だめえ!!ぼくイッちゃう!!リナ様のお口にでちゃうううう――!!」 『ビュクッ、ビュクッ!! 』 ぼくはしたたかにリナ様の口に放出する。リナ様はすかさずシャフトをずるりと 引き抜くと、おいしそうに『ちゅうちゅう』吸い始めた。ぼくのシャフトは執拗に 吸われるのと、袋を手でふにゅふにゅされるのとで、間をおかずにピンピンになっちゃう。 「はぁ、はぁ、はぁ・・・」 息をつくぼく。頭上のリナ様のショーツはしっとりと濡れそぼって、赤い茂みが 透けて見えてる。場外で調練していたリナ様のアソコは汗臭くはないけど、強い 『メス』の匂いがしていて、ぼくのシャフトはムラムラとさらに反り返ってしまう。 口を拭って起き上がるリナ様。膝立ちなのにぼくとほとんど身長が変わらない。 大柄な体だけどプロポーションは完璧で彫刻のよう。ゆっくりとショーツを脱ぐ カラダの美しさに圧倒されるぼくは声も出ない。口唇はさらに紅味が差し色っぽい。 瞳はルビーのようにキラキラと光る。発情してるんだ・・・ リナ様の影が先にゆっくりとぼくにかぶさってくる。遅れてリナ様の熱いカラダが ぼくにのしかかる。 「・・・あ・・・んっ・・・はっ・・・」 ぼくはリナ様の『お前を犯す!』という無言の気迫に押されて声も出ない。ガッチリと 掴まれた二の腕が強い力に軋む。弾力のある胸がぼくの顔を押しつぶそうとする・・・ もがくぼく。 「ハァッ、ハァッ・・・」 リナ様はたっぷり5分以上かけて、187cmのカラダをぎゅいぎゅいと受け止めさせ、 抵抗がムダで、『今の主人は私だ』ということをぼくのカラダに直接教え込む。 リナ様がゆっくりと上半身を起こすと精神的にも体力的にも抵抗力を失って 汗みずくになったぼくが下にいた。 「い、いくぞ・・・」 リナ様はぼくの足を『ぐいっ』と掴んで開かせる。リナ様の大っきな手は、ぼくの ふくらはぎにも余裕で指がまわるほど。 「ああっ・・・あん・・・はうっ・・・」 ぼくは目をうるうるさせてリナ様に訴えるが、発情ネコは止められない。リナ様は ぼくの片足を抱えたまま腰を割り込ませる。 『ずにゅう!!』 シャフトがリナ様の秘裂に一気に押し入る。 「んあっ!! ・・・ふ、太いっ・・・」 「はあっ!! キ、キツイよお・・・」 二人の悲鳴が同時に上がる。リナ様の中はあまりこういう経験がないからか、 日々の鍛錬の成果か、シャフトの根元が傷みを覚えるほどキツかった。でも奥は熱く、 柔らかく、ぼくを揉み込んでくれる。イタくてキモチいくてヘンなカンジ・・・ 「おあっ!!すごいっ、すごいっ!!ホンモノ、本物入ってるの――!!」 リナ様は腰を揺すり始める。体位は、二人の太ももが『しゅにしゅに』絡み合う 『松葉崩し』っていうヤツみたい。リナ様が容赦なく腰をぼくにぶつけると体が 衝撃でずれるほど。まるでラグビーのタックルを受けてるみたい。慣れてくると その振動と衝撃で腰全体が痺れて熱くなってキモチいい。 じわじわとした快感にぼくが身を任せていると、唐突に足先に新たな感覚が走る。 「ふあっ!!リナ様だめです!!そんなトコ、汚いですぅ!!ヘンですぅ!!」 リナ様はニーソックスを片方だけ脱がすとぼくの足指にしゃぶりついている。 腰使いは荒々しいのに、舌先は丁寧に一本一本指を舐めしゃぶっている。 「きゅふ・・・だめですぅ・・・洗ってないのに・・・恥ずかしいです・・・ああん・・・」 ハダカを見られている事より、汚いところを舐められてる方が恥ずかしく感じる ぼくはヘンなのだろうか?赤くなった顔を両手で覆ってブンブン振る。 リナ様はさらにぼくの足首を大きなHカップの双乳ではさみこむとパイズリのように 激しく動かし始めた。 「ああっ、だめ、ひゃんっ・・・ああっ、すごい・・・」 つきたてのオモチの中に足を突っ込んだようなカンジ。バスバスとリナ様に 突かれてる腰もジンジンして来て・・・どんどん深みにはまるような快感にぼくは 喘ぎ、慄く。 「ハアッ・・・私、マナ姉のモノを奪ってる・・・キミをズンズン犯してる・・・んふっ・・・ ハアッ・・・ハアッ・・・」 よがるリナ様の目が狂気じみてきた。『たべられちゃう・・・』ぼくは本気で思った。 「んあああああっ!! 」 リナ様がひと声吠えると、何とつながったまま、いきなり立ち上がる。ぼくのカラダが くるんと半回転した。 「ひっ!!そんな・・・ら、乱暴しないで下さい・・・ひゃうっ・・・」 半回転したぼくはうつぶせになってしかもエビぞるようなカッコになっている。 片足はリナ様にガッチリ抱えられているけど、ニーソックスのほうの足は行き場が なくリナ様の腰の動きに合わせて揺れている。 リナ様はぼくに『立ち松葉』の体勢から本格的に腰を叩きつけ、ひねるように 使い始める。 「んむっ、くふっ・・・ひくっ!!だめぇ!!リナ様、こんなのヘンです――!! 」 ぼくはガンガンと顔を畳に押し付けられながら、リナ様に思う存分腰を使われて しまう。 「おうんっ・・・イイよ、キミすごくイイよ・・・カンじる所にコスれてるの・・・ 私そろそろイッちゃう!! 」 リナ様の腰のペースがさらに上がる。ぼくはシャチホコ立ちのような無理な 姿勢なのに、だんだんすっごくキモチいくなってきてしまう。いつしかニーソックスの ほうの足もリナ様の逞しい腰にせがむように巻き付けている。 「きゃふ・・・イイ、キモチいいよぅ・・・もっと、もっと、たくさんください!! ズンズンして――!! 」 ぼくは畳をガリガリかきむしってすすり泣く。シャフトにじわじわとせり上がる ような熱い感触。リナ様が吠える。 「んあああああっ!!イクっ、イクぅ、イクイクイクイクイクイク―――!!」 「ああっ、また・・・またぼく、どぴゅどぴゅしちゃいますぅ―――!!」 うつぶせの逆立ち状態から放出する瞬間、シャフトはリナ様の秘裂から引き抜かれ、 乱暴に床に投げ出されるぼく。 「えっ・・・!? 」 仰向けの状態で白濁を虚しく天井に打ち上げ始めるシャフト。それをすばやく リナ様が顔をべたべたにしながら咥えて、強く吸う。 「ひいいいっ、だめぇ!!らめですうう――!!吸わないで、ゆるして、 ゆるひて――!!!!!」 ぼくはその強烈な痛キモチイイ感覚に泣きながら身をよじるがリナ様はそれを 許さない。おかげで射精の脈動はいつもの2倍近く長く続き、信じられないほど たっぷりとリナ様のお口に出してしまった。 「あふっ・・・ひぐっ・・・くぅ・・・はふう・・・」 ぼくはご主人様のモノなのに無理やりリナ様に奪われてしまったやるせなさと、 あまりにも強い快感におねだりまでしてしまって、ココロは乱れる。口の端から 落ちた唾液と横に流れた涙が畳の上に光る珠を作った・・・ ゆらりとリナ様が立ち上がっている。ぼんやりと見上げるぼく。頭のメタリック レッドのカチューシャが死神の鎌のように血の色に光る。その生贄はぼくだ・・・ 仰向けで横になってるぼくに、リナ様がそろり近寄ってきて言う。 「ねえ、もう一度ヤらして・・・」 「し、しませんっ!! 」 ご主人様に操をたてているぼくは、ぐしゅぐしゅべそをかきながらリナ様に言う。 「いいじゃない・・・最後あんなに燃えたじゃない、おねだりまでしちゃってさ・・・」 カアッ、とぼくの顔が赤くなる。そうなのだ、最後イキそうになった時そんなことを 叫んでしまったような・・・ぼくは自分のカンジやすいカラダを呪う。 「・・・お、おねだりなんてしてないモン・・・」 心苦しいがあえて言うぼく。視線が合わないよう横を向いた。 「まぁ・・・いいじゃない、今はマナ姉のコトなんて忘れて、さっきみたいにキモチイイ ことしよ・・・」 リナ様がむこうを向いてるぼくのあごを指でクイと持ち上げて自分の方に向かせた。 そのままキスしようと顔を近づける。ぼくは両手を突き出してリナ様の唇を押しやる。 「き、キモチイクなってないモン!!おねだりとかしてないモン!!ご主人様のこと 忘れないモン!! ぜったい、ぜ~ったい!! 」 ぼくは起き上がって座ったまま畳の上を後ずさりする。膝立ちのリナ様がぼくを 見下ろしている。 大きく息をつくリナ様。瞳には怒り、悲しみ、諦め、羨望、そして欲望が混ざり合い 紅蓮の火を噴きそう。目の下の泣きぼくろのそばに赤毛が汗で張り付いている。 「そっか・・・そんなコトいうんだ・・・」 ただ事でない迫力にビビるぼく。 「か、帰して・・・」 ぼくのかぼそい意見を無視してリナ様は短く宣言する。 「ヤる、ヤってやる・・・」 「いやっ!! やめてくださいっ!! 」 足首をいきなり掴まれて引っぱりこまれるぼく。あっという間に押さえつけられる。 「キミを今からめちゃくちゃカンジさせて、泣きながらおねだりさせて、マナ姉の ことなんて忘れるぐらいよがらせてあげる・・・」 リナ様はぼくの足をぐいっと抱え上げてぼくの体を折り曲げるようにする。 まんぐりがえしの体勢。畳にはぼくの肩しか付いていない。 「ほ~ら、この体勢ならキミがどのくらいカンジてるかってよく判るでしょ・・・」 ぼくの目の上にシャフトが来ている。そしてぼくのオシリの上にリナ様の顔。 「んっ・・・放して・・・苦し・・・んああっ!! 」 ぼくはシャフトの袋のすぐ下の『アリの門渡り』の部分を尖った舌で強襲されて 悲鳴を上げる。 「ふふ・・・カンジやすいんだから・・・」 チロチロと舌をぼくの袋にひらめかせていく。 「ひんっ、はあっ・・・くう~んんん・・・」 シャフトはまだ復活してないけど、袋を刺激されたせいで完全に吸い尽くされた 白濁がすごい勢いで袋にどくどく再チャージされていくのが分かる。 「いつもマナ姉、キミのこと自慢してるよ・・・タマタマとおっぱいイジられると 泣いてヨガっちゃってたいへんにゃあ・・・って・・・」 「そ、そんなのウソです・・・ひいいいっ!! 」 いきなりリナ様が吸い込むように袋を丸ごと口に入れて『もきゅもきゅ』 ほおばってくる。軽く甘噛みしてささやく。 「あむっ・・・むふ、たべちゃほっかな・・・」 「ひいいいぃっ!!やめてぇ・・・ふうっ・・・あああん!!」 ぼくは恐怖と快楽のミックスした感情にクラクラする。霞む目でぼくの胸に 忍び寄るリナ様の手を払いのけようと腕を振り回すがあっさり跳ね返されてしまう。 「うあああっ!!ひいっ・・・きゃふぅ!!くうん・・・はあああん・・・」 ぼくは恥ずかしい体勢のまま袋をもきゅもきゅされてオッパイの先っぽを両手で つねつねされて恥も外聞もなく叫び声を上げてしまう。荒れ狂う性感にじたばた 暴れるが、しっかり押さえこまれたカラダは逆にリナ様を誘うようにお尻がぷりぷり と振れるだけだ。 「どう?感じてる」 一時、攻撃の手を休めたリナ様が聞く。 「くっ・・・」 悔し涙を見せて横をむくぼく。それもそのハズ、シャフトはまたもや、りっぱに 育ってしまってぼくの目の前で存在を誇示してる。それでも意識をしっかり保とうと 固く唇を噛むぼく。絶対耐え抜くんだ・・・ それから10分近くの攻撃にぼくはリナ様にたくさんよがらされたけど何とか 持ちこたええることが出来た。だって、どぴゅどぴゅすると自分にかかっちゃうから ぼくも必死だった。そして・・・ 顔を赤く染めて涙ぐんで言うぼく。 「はあっ、はあっ・・・へ、ヘンなところ触らないでください・・・」 お尻の穴を指でつつかれる感触。そんなぶしつけな攻撃のたびに引きつるように 足を跳ね上げてしまう。 「なんだ・・・ヘンな所って・・・」 そう言って、両手でぼくのおっぱいをかき集めるようにして揉みしだくリナ様。 『り、両手・・・』 ぼくは青くなった。ひょっとして・・・いまオシリいじってるの・・・ 『ご主人様――っ!!』 ココロの中で絶叫するぼく。そういえばご主人様の研究室を勝手に掃除したとき、 普通のと違うヘンな形のバイブレーターがあったような・・・そうこうしてるうちに アヌスへの揉みほぐすようなアプローチは激しくなってくる。 「ひいいいっ!! ふああああっ!! 」 ご主人様の開発されたA感覚がぼくに転送され炙るように溶かしていく。 「な、なんだ・・・いきなりずいぶんノッてきたな・・・」 胸の両手を動かすリナ様。もちろんシャフトへの舌の動きは休めない。そしてさらに アヌスからご主人様を経由したほの暗く燃えるような妖しい快感が忍び寄ってきてる。 「んん~っ!!ひきぃ・・・ふあああっ・・・そんな・・・ちがうよ・・・」 うわ言のようによがるぼく。アヌスをいじられる感覚が送られてきてからシャフトが 何度も突発的に放出しそうになる。その都度、歯を食いしばって寸でのところで何とか 耐えるぼく。そんなことを繰り返すうちに時間の感覚が無くなって来る。 「ふあっ・・・リナ様っ・・・もう、もうっ、離して下さいっ!!ぼくもう・・・もう・・・」 ぼくはすすり泣いて訴える。 「どうしようかな・・・おねだりちゃんとできたらセルフ顔射止めてあげるよ」 笑って言うリナ様。ご主人様さえオナニーしなきゃ・・・歯をかみ締めるぼく。 その時だった。 『ずぬぷぷぷぷ・・・』 アヌスを割って何かが入ってくる感覚。 「ひぎいいいいいいいい!!!!!」 ぼくはリナ様の巨体を一瞬持ち上げるほど体を痙攣させてしまう。 「うわっ!! ど、どうした・・・」 「んあ――っ!! そんなっ!!だめっ、ひきいいいいっ!!」 のた打ち回るように、いきなりよがり狂うぼくに圧倒されているリナ様。 ぼくはよだれを吹きこぼして顔を左右に振りたくる。アヌスはふくらんでは すぼまりを繰り返して異物を受け入れている感覚。ぼくはご主人様のビー球を一列に つなげたような形のバイブを思い出す。腰が、いや背骨の付け根の奥からじわりと 熱が立ち上ってくる。 『ぴゅる・・・』 その時、溜まった透明な先走りが無自覚に吹き出てぼくの顔にぬっとりと糸を引く。 「ひいっ!! いやあああっ・・・」 快楽にあおられつつぼくは恐怖でガチガチ歯を鳴らす。シャフトはもはやぼくの 意志を受け付けずに性急なひくつきを繰り返している。視線がシャフトの先の魚の 口のような鈴口から離れない。 「お、おねがいですっ・・・ナンでもしますからっ!!だから、だからっ・・・ どぴゅどぴゅはリナ様の中で出させてください――っ!!」 ついに悲鳴のように言うぼく。ぽろぽろ涙が出てくる。 「よく言えました・・・じゃあ自分で足を抱えて・・・」 おっぱいと舌の攻撃がなくなって一息つくぼく。しかしアヌスのバイブはゆっくり じくじくとピストンが始まってぼくに鳥肌を立たせている。膝の裏を抱えた両手は 脂汗でぬるぬるしてる。 「待っててね・・・いま・・・」 リナ様はぼくの背中を支持しつつ立ち上がると硬く上、今は下か・・・を向いた シャフトを無理やり上に引っ張り出す。 「ひいっ!! イタいですぅ・・・」 うめくぼく。リナ様はすると後ろを向いて天井を向いたぼくのオシリの上に 腰掛けるようにまたがった。そのままシャフトを挿入していく。 「んあっ・・・入った・・・」 「そんな・・・コンなヘンな格好おかしいです~!! 」 リナ様は両手でぼくのお尻を押さえながら腰を使う。突かれるたびにカラダが 折れ曲がって息が出来ない。さっきもそうだったが立て続けのアクロバチックな 体位にぼくはすすり泣く。ぼくの眼前にリナ様の大きなお尻がはずんでいる。 「んあっ!! ひあっ!! むぎゅ!!ふああああっ!!ゆるしてっ、ゆるして――っ!! 」 ぼくは押しつぶされながら悲鳴をあげる。こんなに苛められてるのにイクなっちゃう 自分が怖くなって・・・ お茶の間の真中でリナ様は中腰になってぼくを下敷きにしつつ吠えまくる。 「んああああっ!!くううっ・・・イイっ!!チンチンの出っ張りがゴリゴリひっかく のぉぉ~!! 」 口の端から鋭い八重歯をのぞかせて、バコバコ腰を使うリナ様。シャフトを思いっきり ヘンな向きで挿入してしまったせいで、リナ様の秘裂のカベの一方をひどくコスり あげている。ぼくの体勢ではリナ様の大きなオシリしか見えないけれど、それは 快楽を目いっぱい貪欲に味わっている。リナ様の鍛えに鍛えて引き締まったオシリが 嬉しそうにズンズン弾んだり、二人のオシリをすり合わせるようにクネクネとひねって ぼくのシャフトをむさぼっている。 『ふはあああっ・・・こんな苦しいカッコなのに、でも・・・気持ちイクって・・・』 ぼくは断続的に潰されて息を詰まらせながら快感に炙られる。ときおり思い切り リナ様が腰を叩きつけると秘裂のなかから押し出された愛液が『びゅっ!!』と溢れ出し ぼくのお腹をつたって落ちていく。屈辱的で窮屈な体勢の苦しさ。リナ様のキツくて 熱いアソコの心地よさ。シャフトがミシミシと軋むような痛み。オシリの・・・恥ずかしい トコロのヘンな違和感。そんな感覚が絡まってぼくを追い立てる。 『あれ・・・オシリのズンズン止まった・・・』 さっきからぼくを苦しめていたアヌスの刺激が止まったのにホッとする。 「・・・んっ、はあん・・・ふああ・・・ 」 代わって、まったりと無いはずの双乳を揉まれる感触。ご主人様の一人遊びは 目標を変えたみたい・・・やっぱり女のヒトのおっぱいの方がキモチいいな。なんて 暢気なことを思っていた時だった。 『ヴイィィィィィン・・・・・・』 「うわあああああああっ!!あひいいいいいいいいいいいい!!!!」 目に火花。その瞬間全てが真っ白になるカンジ。ぼくは何が起こったのか分からない。 カラダの方が訳も分からずガクガクと痙攣し、ギュッと指を固く握った足はビクビクと はね上がっている。そしてやっと本来の感覚が戻ってきた。 「うそっ・・・お腹の、お腹のナカで回って、かきまわしてるぅ!!ひいいいっ!! あひっ、うああああっ!! 」 ぼくはめちゃくちゃに暴れながら今更ながらご主人様のバイブにスイッチがついていた のを思い出す。 「おあっ!!すごいっ・・・私の中でまた大きくなってるぅ!!イイっ・・・もっと、 もっと突いて、下から突き上げて――!! 」 リナ様は暴れるぼくのカラダをものともせず馬に乗る時、馬の胴を足ではさみつける ようにしてぼくのオシリを固定すると両手で激しくおっぱいを揉む。 「ああああっ!! ああああっ!! うああああっ!! 」 初めての感覚に悲鳴をあげ続けるぼく。アヌスを蹂躙する、どぎつい色の細身の バイブが腸壁を引っかいてるのが手に取るかのように分かる。じっとしていられない 何かがせり上がってきて、ぼくはリナ様の足首をぎゅっと握り締めてじたばたともがく。 リナ様がさらに叫ぶ。 「おおっ、イイっ!! イイっ!!来てっ、もっとキテ!!すごいっ、すごいの~!! んああああっ!! 」 ますます興奮してるリナ様。 「んあああっ、はあああっ・・・ふ―――っ、ふ―――っ・・・きゃふん・・・ふ―――っ・・・」 ぼくは口で大きく息をする。何とか気が落ち着いてきて一時の狂乱から少しだけ 我に返る。カラダ全部が勺き切れそう・・・ぼくの全身はあぶら汗やらリナ様の吹き ぼれた愛液やらよだれや涙でぬっとりと濡れ光っている。その上で弾んでいるリナ様は ぼくのシャフトをぎゅいぎゅい締め付けている。ぼくのおっぱいはジンジン気持ちいい。 そしてご主人様の開発されたA感覚が波状攻撃でぼくを荒波に呑み込ませていく。 「ふあっ、くあっ、うあっ・・・ああっ・・・ひぐぅ・・・もう、もう、らめになっちゃい ますぅ・・・ぼく、ぼくうぅ・・・」 『ずっちゅ、みちゅ、ぬちゅ・・・』 ぼくは半分失神しながらリナ様にお尻で踏みつけられながらよがり狂う。そんな 朦朧とした意識の中で喘ぎ声とうわ言だけが次々と勝手に口から漏れ出していく。 「ふあーっ、んあーっ・・・オシリがいいよお・・・コンなのおかしいのに・・・融けちゃう、 融けちゃうの――・・・」 いつのまにかぼくもリナ様の足を握ってつきあげられたオシリを小さく回して いく・・・そして、ぼくと同じく全身を汗で光らせたリナ様が言った。 「んあっ、はあっ・・・お尻?お尻がイイのか?・・・早く言えばいいものを・・・」 自分の人差し指をしゃぶるリナ様。そしていきなりその人差し指をぼくの今まで 外からは一度も入ったコトはないアヌスに前戯もなく『ずぶずぶ』と一気にめり込ませる。 「うわああああああ!!イタ、イタイよう・・・やめて、やめてぇ――!!」 絶叫するぼく。カラダが二つに割れそうな感じ。じたばたと暴れようにも、たったの 指一本が体に杭を打ち込まれたように動きを封じている。ぼくは叫ぶ。 「ひい――っ!!んああ――っ!!助けて、ご主人様助けてえええ!! 」 リナ様はこの期に及んでご主人様のコトを口に出したのにムカついたのか、強引に 人差し指をピストンし始める。 「抜いて、抜いて――!!やめて下さいコンなのヘンです――!!ひいいいいっ!! 」 「ふふ・・・すぐ良くなるさ・・・だいたいキミのチンチンまだビンビンだぞ・・・しかもまた、 大っきくなったかも・・・」 「うそ・・・ウソです――!! 」 ぼくは顔を覆って泣き叫ぶ。そんなぼくをあざ笑うかのごとくシャフトは 『ぶちゅ、にちゅ・・・』と粘着音を発して十分な硬さでリナ様を貫いている。 「ほらココ・・・イイだろ・・・」 リナ様が人差し指を『クイ』と曲げてぼくのシャフトを内側から、さするように 動かすとなぜかビリビリとした痺れがシャフト全体を揺する。 「ふあ・・・きゃふぅ・・・」 すざましい快感におもわずうめくぼく。 「どうだ、イクなっちゃったか?」 得意げにいうリナ様にぼくは慌てて叫んだ。 「ち、ちがいますっ・・・今のは・・・そんなコト・・・」 妖しげな快感が蕩かすようにぼくのオシリから広がる。ぼくは歯を食いしばるが それを止められない。ご主人様のA感覚が呼び水となってぼくのA感覚も強引に 開発されているのだ・・・ 「くううううっ・・・あふうううう・・・」 必死で喘ぎ声を耐えるぼくの様子が楽しいのか、リナ様はさらに指を念入りに 出し入れする。 「ほら・・・蕩けちゃうみたいだろ・・・『リナ様イカせてください』って言えば 信じられないほど気持ちイクしてあ・げ・る・・・」 リナ様の人差し指は長年の槍の鍛錬の成果か、指の関節ごとに大きな剣ダコが 出来ていて、それが一個入るごとに、出るごとに『ぷちん、ぷちん』と入り口を 引っ掻いたり、シャフトの裏の、スゴイなにかのあるトコロをコスッたりして ぼくをよがらせていく・・・ 「ふあっ・・・ヘン・・・こんなの・・・熱くて、うわあっ!!・・・ひくぅ、入ってるのお・・・ んああああ・・・き・・・き、キモチいい・・・」 「ど・こ・が・・・?」 余裕の微笑で、さっきのすごいトコロを巧みに引っ掻くリナ様。いきなり込み上げた 射精感を耐えようとすると、結果的にいやらしくリナ様の指をぼくのアヌスが 『きゅんきゅん』喰い締めてしまう。 「し、下の・・・ひぐっ!! ・・・」 「違うでしょ!! 言い直しっ!! 」 『パーン!!』。ぼくのオシリを平手で叩くリナ様。ぼくは半べそでリナ様に訴える。 シャフトはもうビクビクと震え、わななき続けてる。 「お・・・お、オシリが気持ちイイです・・・ぼく、オトコのコなのに・・・えっ!? うわああっ――!! 」 「よく言えたからご褒美・・・」 リナ様は予告も無く中指もぼくのナカにめり込ませてくる。そして悲鳴をあげる ぼくにかまわず、ピストンしつつバタ足の指を動かした。その初体験の黒い快感に 『プチン』とぼくの頭のどこかがキレる・・・ 「あ――っ!!イクっ!!お、オシ・・・アナルで、アナルでイク――っ!!リナ様っ もっと、もっとぼくのアナル、ズコズコしてください――っ!うあああ、 気持ちいい――っ!!プチプチでアナル崩れちゃうの―――!!」 ぼくは我慢に我慢を重ねていた白濁をついに放出する。いつもと違って『どぴゅどぴゅ』 ではなく『どんっ、どんっ』というカンジでリナ様の奥に打ち込まれていく。 「おおおおっ!!!・・・いっぱいどくどく出てるっ!!イク、イクぞっ・・・ あひいいいいぃっ!!!!」 リナ様はイクと同時にぼくのシャフトの裏側を、オシリの中から指で激しくコスっていく。 「うわああああっ!!止まらないっ・・・どぴゅどぴゅとまらないの――っ!! あ――っ!! あ――っ!! あ――っ!!」 コスられてるあいだずっとシャフトは硬いままのうえ、精液はリナ様の中に 叩き込まれ続けた。ぼくは快楽の嵐の中、意識を失って・・・ 「ただいま・・・」 とっぷりと日も暮れ、ぼくはそおっとお城のご主人様の部屋のドアを開けた。 不安で顔が引きつる。互いの感覚がリンクしている筈なので、ぼくがリナ様に 犯されたコトもご主人様は知っているかもしれない・・・これってウワキだよね・・・ 「お、遅かったにゃ・・・」 心配そうに近寄ってくるご主人様。なんかバレてないみたい・・・ 「怒ってないにゃ・・・?昼間のは悪気は無かったにゃ・・・怒って家出したと思ったにゃ」 しおらしいご主人様。ぼくからご主人様へ行った快感は弱くて、ご主人様の強い 快感に紛れ込んでしまったのかもしれない。 「あ、姉上・・・こ、こんばんは・・・」 リナ様が後ろからドアをくぐるようにして入って来る。さっきまでの威風堂々と したところは微塵も無くおどおどしてる。 「にゃにゃ・・・リナきゃ、どうしたにゃ?」 ご主人様が首をひねるとポニーテールがさらりと流れる。 「いや、あの、その・・・よ、夜道は危険なので送ってきたのだ・・・」 ホントはぼくがご主人様に言いつけないか、監視のつもりらしいけど・・・ぼく、 そんなコトしないのに・・・。ご主人様はかわってぼくを見て言う。 「まあいいにゃ・・・近頃はぶっそうにゃし・・・お前もあんまり遅くなると変質者に 犯されちゃうにゃよ・・・」 「はうっ!! 」 胸を押さえるリナ様。 「まあ、そんな変質者がいたら、わたしがそいつを生きてるのもイヤににゃるほど・・・」 「はうはうっ!! ・・・」 顔から汗がビタビタと滴ってるリナ様。そんなリナ様にご主人様はなぜか準備良く コップとクスリを差し出した。 「どうしたにゃ、リナ?具合が悪いならこのクスリを2分の1錠飲むといいにゃ」 手にとったクスリを半分割ってご主人様は言う。 「いや・・・具合が悪いという訳じゃないんだが・・・」 「じゃあなんにゃ?やましいことでもあるのかにゃ?」 ニッコリ笑って言うご主人様。 「そ、そ、そ、そんなっ!! 私が姉上に隠し事など!! 」 ええい、ままよ!!とクスリを口にするリナ様。テーブルに置いてあった クスリビンにはラベルがない・・・ひょっとして・・・ 「リナ様っ!! 飲んじゃだめ――!! 」 慌てて言うが時すでに遅く、リナ様はコップの水も全部飲んでる・・・ 「ご主人さまっ!!それって『感覚共有剤』じゃ・・・」 「うるさいにゃ!! 」 『ぴっ!!』とご主人様が指で弾いた錠剤のもう半分は、狙いたがわずぼくの 口のなかに・・・ 「ごっくん!!・・・うわあああん!!飲んじゃった・・・」 へなへなと崩れ落ちるぼく。呆然とするぼくを尻目にご主人様は背の高いリナ様の 頭を、肩を組むように抱え込んだ。 「今日はわたしの召使いがお世話になったにゃ・・・」 「い、いや・・・帰り道を送るぐらい・・・」 「ちがうにゃ、昼ぐらいからのことにゃ・・・」 「はうはうはうっ!!・・・なんのことやらさっぱり・・・」 リナ様の顔色が赤くなったり青くなったりしてる・・・ 「無理やり犯すだけじやあきたらず、わたしさえヤらしてくれなかったアナル調教まで・・・」 怒りで逆立つご主人様のしっぽ。瞳は金色。ホントは全部ばれてたみたい・・・ 「あ、姉上っ!!わ、私が悪かった、み、みのがして・・・」 「さあて・・・久しぶりにおしおきタイムにゃあ・・・」 ご主人様はリナ様をヘッドロックして自分の研究室に引きずって行く。 「ご、ご主人様・・・乱暴は・・・」 慌てて駆け寄るぼく。 「いいからお前はもう寝てるにゃ」 ご主人様はそういうとぼくの鼻先で研究室のドアを閉め、カギをかけてしまう。 呆然と取り残されるぼく。 『ドンドン!! 』 真夜中。研究室のドアを叩くぼく。 「ご主人様っ!! もうやめてあげてくださいっ!! 」 扉の向こうでは小さく声がしてる。 『にゃにゃ!!リナはこんなふうなカッコで犯したのきゃ!!それそれっ!!』 『ひゃいいいっ!!姉上もうかんにんして~!!くはあああん・・・』 「うわあっ!!そんなに太いのズンズンしないで―――!!」 ぼくは廊下で下腹部を押さえて悶えまくっている。いきなり見れば、廊下で一人、 ヘンな踊りを踊っているようにしか見えないが、それどころではないのだ。 『ほらっ、リナっ!!おクチがお留守にゃよ!!んっ・・・もっと舌もつかうにゃ!!』 『うむう・・・れろっ、ちゃく・・・ちゅぷ・・・マナ姉さまぁ・・・』 「うわああああっ!!そんな、舌を奥まで入れちゃダメ―――!!うわっ!! また出ちゃう、さわってないのにでちゃうううう!! 」 ぼくはガリガリ扉を引っ掻いて、今日おろしたてのパジャマをぐちゃぐちゃにして 悶えまくる。ドアの向こうでさらに声が聞こえて・・・ 『ま、マナ姉、そ、その変なカタチのバイブは・・・』 『知ってるクセに・・・よーくローション塗ってにゃ・・・』 そしてぼくは絶叫した。 「ご主人様――!! オシリは、オシリはやめて――!! ひあああああああああああああ!!!!」 ぼくだけ2人分の感覚を一身に受け、一人廊下でよがりまくりのぼく。 「な、なんでこうなるのぉ―――!! 」 大きく絶叫して暗い廊下で一人失神する初夏の夜のぼく・・・ (終わり)
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654 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/22(日) 20 19 51.03 ID V+aNk49tOご主人様がいて調教されてますーご主人様でないとイケない身体にorz 676 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/22(日) 20 42 46.88 ID V+aNk49tO私は尿道にカテーテル突っ込まれながらアナル突かれるのが好きですねー勿論言葉責めは必須で^^あとご主人様の腕とか脚の柔らかい部分を力の限りつねって苦痛に歪む顔見るのが好きですーそれだけで軽くイっちゃうんですよねー 関連レス 682 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/22(日) 20 50 50.74 ID U/OXi3o00 676尿道プレイはこのスレでははじめてみたような気がしますそういえばどんな感じなのでしょうか?お聞かせ願えると嬉しいです 694 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/22(日) 21 00 09.02 ID V+aNk49tO 682そうですねー慣れるまでは異物感が酷いんですよねー最初は痛いです奥まで突っ込むと、尿が止めどなく溢れてきますカテーテルの異物感と自分の意思関係なく放尿してしまう羞恥が堪らないですよー 参考
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【お帰りなさいませ☆ご主人様♪ あんでる(0スレ 213~より)】 213 :名無したちの午後 :2006/06/27(火) 11 05 09 ID C+zEortS0 俺の属性のスレが見つかったのに5月でぱったり なのでネタ投下 お帰りなさいませご主人様ってのがよかったよ。 スカートめくっておしりぺんぺんとか、たくし上げとか、一緒にお風呂とか 214 :名無したちの午後 :2006/06/27(火) 12 25 11 ID czNmJW840 213 スカートめくっておしりぺんぺんとか、たくし上げとか、一緒にお風呂とか それはヒロインが(半ば)同意済みの、いわば和姦的なシチュなのか、 それとも、ヒロインの同意がない、半強制的なシチュなのか。 後者なら中古ショップに走らなければならなくなるんだが。 216 :名無したちの午後 :2006/06/28(水) 16 31 15 ID 4WeV5BIJ0 214 おしりぺんぺんは軽いお仕置き程度のもの 他は同意というか向こうからというか 鬼畜要素はまったく無いので大丈夫 ..
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「敬愛してやるよ、ご主人様!(けいあいしてやるよ、ごしゅじんさま!)」とは、ポケモンノベル内の短編ノベル集にて掲載されている作品である。作者はぴかり。 жжжжжж目次жжжжжж 概要 あらすじ 登場人物 データ 関連項目 リンク жжжжжжжжжжжжжжж 概要 一人称で書かれた作品である。 同作者の連載作品そのひとと守護獣の世界観を用いて書かれている。 ポケ徹短編企画のお題【マイナーポケモン】に投稿された。 あらすじ 登場人物 データ 2010年11月7日掲載 関連項目 ぴかり そのひとと守護獣 そのひとと守護獣 ―あなたが笑うとき― リンク 敬愛してやるよ、ご主人様!(短編ノベル集) そのひとと守護獣(作品ページ) そのひとと守護獣 ―あなたが笑うとき―(作品ページ)
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こっちをむいてよ!! ご主人様 第9話 夜になっても雨はまだ降っていた。雪にならないのが不思議なほどの年末の冷たい 雨は、銀の刃のような煌きをこのダウンタウンの裏通りにも平等に振りまいている。 閉店時間のない裏通りの怪しげな店も今日はどこもが早仕舞いしてしまったらしく ネコの子一人いない。いや、よく見れば路地裏や、物陰の奥いたるところからピカリと 光る一対の目が見えるであろう。そんな物騒な通りに誰か歩いてきた・・・ 「ルルー・・・ララララ・・・」 乱雑、そして薄汚れた通りに、場違いなほどの華やかなハミングが流れる。歩いて きたのは女。高級そうなドレスに大きな白い雨傘。表情はその雨傘で遮られて見え ないが、ハミングに合わせてくるくるとゆっくり傘が回る。暗がりの中白い傘が ふっと浮き上がって見えた。 「ララ・・・ラララララララ・・・」 ことさらゆっくり歩く女。このようなスラムに最もふさわしくない女と言えるであろう。 物陰の暗闇に浮いた目の光がいぶかしげに、愚かな獲物を見て欲望にユラユラ揺らめく。 怖くないのだろうか?女はその不穏な気配の中、ためらうことなく歩いていく。 滝のように背中に流れる金の髪。傘を上品に指を三本だけ使って持つしぐさ。そして 歩くたび、その揺れを吸収するがごとく大きな乳房がゆっとりと弾むのが遠目からも 判った。 後少し歩けば無事に表通りに抜けられるかもしれない・・・そんな時だった・・・ 「待ちなよ!! 」 突如、建物の壁を背にした女を囲むように6人のゴロツキがバラバラと現われた。 全員が男で、半人半獣タイプの粗野な身なり。これから起こす事を妄想したのか、 白い呼気を不規則に吐き乱している。しかし、すっと足を止めて話す女の声は数の多い ゴロツキよりはるかに落ち着いていた。 「ふふ・・・なにかしら?」 純白の傘は目深に女の顔をそっくり隠し、表情が読めない。怯えない女にアテが 外れたのかリーダー格のネコがムッとして言った。 「いや、なに・・・貧乏なオレ達にちょっとお金を都合して欲しくてなぁ、なあに別に タダで貰おうって訳じゃあねえ、ちゃ~んとオレ達が一人につき二、三発ぶち込んで やるからその代金さぁ」 その言葉に追従するように下卑た声で手下達が笑う。禁制品の高揚薬でもヤッて いるのか冷たい雨をまるで意に介していない。裏を返せばシラフで犯行を犯す度胸が ないのであろう・・・ 「ふふ・・・まあ、怖い・・・ひょっとして一週間前の三毛の娘もあなたたちが?」 さして怖がった様子もなく、傘をかざしたまましゃべる女。その中に、嘲弄する 感情を薄く感じ取ったリーダーがいらついた調子で叫ぶ。 「けっ!!知るかっ、いちいちヤッた女のコトを覚えてられるかよ!!今月だけで 2桁はヤってるんだよなぁ」 女を脅すように手下達も言う。 「あれじゃあねえですか、先週あんまり騒ぐもんだから廻りのヤツラもやってきて 最終的に20人近くに輪姦されたオンナ・・・ヒッ、ヒッ、ヒッ・・・」 「ああ・・・そうそうありゃ確か三毛ネコだったなあ・・・最後はオカシクなっちまって 裏のドブに捨ててきたけど死んじまったかな」 とさしたる痛痒なく言うゴロツキ達。無邪気な口調はかなりネコ達が若い事を 表している。 リーダー格が薄ら笑って白々しく言う。 「・・・だってよ、お前運がいいや、今日相手するのはたったの6人だからなぁ」 その時、初めて女の傘が『つい』と持ち上がった・・・ 「うおぉ・・・」 リーダーの口から思わず驚きの声が漏れる。美しい・・・ 凄い美貌・・・というか、美しいだけならこの町の高級娼婦にもいくらでもいるが、 一目で両者の違いがわかってしまうほどの圧倒的な輝くような何か・・・があった。 『ふう・・・』息を大きくはくと、胸がゆるゆると揺れた・・・そしてミルフィは静かに しゃべり出す・・・声が震えないように・・・ 「運がいいですね・・・20人ならば残りの不届き者の名前を言って戴くのに、一人だけ 少しの間生きられますもの・・・」 言葉こそ静かながらミルフィの瞳には満々に怒りが満ちていて下賎なゴロツキどもを たじろがせた。 「な、何をいってやがる・・・」 思わず後じさり、息を喘がせるように言うリーダー。たった一人のミルフィに対して 完全に位負けしてしまっている。寒さを感じないはずの背中が震えた。 「よく聞きなさいっ!!わたくしの名は王位継承権第1位のミルフィ!!王城のお針子 ミーナを辱め殺害した罪、女王フローラの名において諸兄らを捕殺する!!」 「な、なんだよ・・・ウソだろ・・・そんなたいしたことしてねえよ・・・」 首をイヤイヤするように振るリーダー。罪の意識もなく、また償う気もない・・・ 「王城の者に手を出してタダですむと思うな・・・」 「ま、待ってくれ!!おれのオヤジは都の憲兵隊長なんだっ!!」 この期におよんで見苦しいゴロツキにミルフィは吐き捨てるように言う。 「ふふ・・・フローラは言った『千の釈明、万の謝罪などいらぬ、ただ一つ命で償え』 と!! 」 「ひいっ!! 」 手下の一人がビビったのかきびすを返して路地裏に逃げ込もうとした瞬間だった。 「えっ!? うぅ・・・あきょ・・・」 と奇声を発して転倒し水溜りに顔から突っ込む。そして打ち所が悪かったのか ピクリとも動かない。不甲斐ない手下を見てリーダーが相対的に冷静さを取り戻した。 「落ち着けっ!!よく見ろっ、相手は一人じゃねえか!!呑まれてるんじゃねえ!!」 「そうだよな、よく考えりゃ結局いつもどおりブチ込んで明日ゆっくりトンズラ すりゃいいじゃねえか・・・へへ・・・ほきょ!? 」 と、一歩ミルフィに前進しようとした男の体は、糸が切れたように膝から崩れた。先ほどの男と折り重なるように冷たく濡れた往来に倒れこむ。 「な、なんだよいきなり・・・しっかり・・・へけっ!?」 と、様子を見に近寄った男も奇声を発し、2歩3歩とよろめく・・・ 「えっ?・・・おおっ??」 叫ぶリーダー。その手下の胸から血で赤く染まった薄い刃が3本突き出ていて・・・ すぐに引っ込んだ・・・いや違う、後ろから刺殺され、凶器を素早く背後から引き 抜かれたのだ。 『どちゃ!! 』倒れる男。 「誰かいるぞっ!! 」 死んだ手下の背後に誰かいるがすぐ暗がりににじむように消える。残った三人が 慌ててナイフを引き抜き、辺りを見回すが気配さえ霧散している。 「背中に気をつけろっ!! 」 リーダーは残ったゴロツキ仲間に叫ぶ。そしてそれを面白そうに眺めつつ、さっき からその場所を一歩も動いていないミルフィが歌うように言った。 「それで?・・・誰がミーナにヒドイことをした仲間を教えてくれるのかしら?・・・ あんなに明るくて一生懸命働く子はいなかったのに・・・」 視線を落とすミルフィ。倒れて氷雨にうたれるゴロツキのシャツの背中に1センチ 程の赤い線が等間隔に並んでいる。刃が異様に薄いので出血がほとんどないのだ。 シャツさえ汚れていなければ単なる心臓発作と言われかねない程の些少なキズ。まるで 暗殺者の殺人のような・・・ 氷雨は相変わらず降りそそぐが、天の気まぐれか厚い雲の切れ目からほんの少し 月が顔を出した。青い月の方・・・そして浮び上がる小柄なカゲはすでにゴロツキの 一人に忍び寄って来ていて・・・手には何も持っていない?・・・いや、月光に青銀色に 煌いたのはクリスタル製の透明な爪。 「おっ、お、お前っ!! 後ろっ!! 」 リーダーが悲鳴のような声をあげる。 「何だって?・・・別になにも・・・へ!?心臓が止まって・・・ふひょ!?」 愚かなゴロツキが冷たい路上に転がる。囁くようにミルフィが言う。 「ミーナはもっと痛かったんだから・・・冷たかったんだから・・・」 「ひいいいっ!! 来るなっ!! 来るな――っ!! 」 ナイフをただ滅茶苦茶に振り回す。リーダーは見た。月光に浮び上がるアサシンの顔。 凄い美少年だった。ネコ耳がない・・・ヒトだ・・・小柄で華奢というか、幼いと言って 良いほどの体。しかし雨に濡れた髪が頬に張り付いてひどく妖艶にも見える。青い月の 光に負けない群青色の瞳に浮かぶのは澄明な殺意のみ・・・後ろを取った手下の横を ただ単にすれ違ったように見えた瞬間、その手下は『どしゃり』と倒れ、少年はすぐ 暗がりに消えた・・・残り二人・・・ 「うわあああああっ!! ゆ、許してくださいっ!! 」 根性のない手下がナイフを放り出し、手を合わせ命乞いをした。 「ふふ・・・では今宵死ぬネコが決まりましたわね・・・」 淡々というミルフィに精神の均衡を失ったリーダーが叫ぶ。 「う、うるせえっ!! 死ぬのはお前だ――っ!! 」 ミルフィに駈け寄るリーダー。そしてその背にチリチリと小さな気配。 「うおおっ!! そこだあっ!! 」 リーダーは後ろも見ず野生のカンを頼りに、振り向きざま叩きつけるように長ナイフの 斬撃を送る。 いた。 リーダーの視界の端。冷たい雨に濡れる死天使。そしてそのアサシンが回避する スピードは斬撃の速度より遥かに早かった。 「ウソだっ!? オレがヒトごときにっ!! 」 絶望の叫びをあげるリーダー。後ろを振り向いたリーダーの後ろにすでに暗殺者は 回り込んでいる・・・ 「うっ!! きひぇ!? ・・・」 リーダーの胸にチカッとした感覚。すぐにクリスタルのスティレットは引き 抜かれるが、同時になにかサラサラと大事な物が抜けていく感じ。目の前が暗い・・・ 『は、走って逃げよう・・・』 と足を踏み出そうとするが、頬に汚れた冷たい水溜りの感触を感じた。 人生の最後に思い出す。ヒト召使いを仕込む際、性技だけでなく穏行術などの裏の 仕事も習わせる上流階級の者がいるということを・・・ゴロツキのつまらない人生が ここに終わった・・・ 生きているのはミルフィとソラヤ、そして失禁して呆然としている手下のみ・・・ 「ご主人様・・・お怪我はありませんか?」 ソラヤが爪をしまいつつ、様子を伺いながらミルフィに言う。『よくやった』と 誉めようとして、甘やかしてはいけないとミルフィは口を開く。 「いつもより遅くてよ、あと10秒は早く終わると思っていました」 「も、申し訳ありませんっ!!至らないソラヤをお許しくださいっ!!」 雨の降る路上に構わずミルフィの前にひれ伏すソラヤ。無表情だった目には涙さえ 浮かんでいる。小さな背中に氷雨が染み込んでいく・・・ 「ふふ・・・帰りますわ・・・この愚か者も逃げる心配はないでしょうし・・・」 ミルフィはゴロツキを見ることもせずお城に向かって歩き出す。 ミルフィが歩き出すと、立っていた所の足の跡がすっかり乾いていた。たちまち 雨で黒く濡れ、同化していく・・・ 『ご主人様・・・』 ソラヤは切りかかられても自分を信じて一歩も動かなかったミルフィを知って、 ほんのりと心が温かくなった・・・ソラヤにとっては何人死のうと殺そうとミルフィが 全て・・・ 「くしゅん!! 」 ソラヤは小さくくしゃみをしてミルフィの後をついて行く。 翌日。シュバルツカッツェ城のマナの部屋・・・ ああ・・・大失敗した・・・いや、コタツを出しただけなんですけど・・・ 「に゙ゃ――っ!!天国ってコタツに包まれたコタツの国に違いにゃいにゃあ・・・ ゴロゴロ」 のどを鳴らし、モコモコの黒い半天を着てコタツにかじりつくご主人様。今日ずっと コタツに入りっぱなしだ・・・ポニーテールと相まって自宅で勉強する受験生のような 女性にしては油断に満ち満ちた格好である。 「ご主人様っ!!もういいかげんコタツから出て王室依頼活動してくださいよぅ・・・」 「硬いコト言うにゃよ、そうだ!!トイレ行きたいからお前かわりに行って来るにゃ」 と、蕩けるような表情でコタツ板にほっぺをいぎたなくくっつけるご主人様・・・ 『うああ・・・ご主人様がコワれていく・・・コタツって悪魔の発明だ・・・』 ぼくは、必死でご主人様に言う。 「もうっ!!いい加減にしてくださいっ!!ミルフィ姫は昨日も街の悪人を一網打尽に したって言うじゃないですかっ!!ご主人様も頑張らないといつまでも30番のドンケツ ですよ!! 」 と手を腰に当てて言うぼく。 「30番、大いに結構にゃあ、コタツと女王ならコタツの方が偉大にゃあ」 「もうコタツから出てくださいっ!!こうなったら実力行使ですっ、えいっ!!」 処置なしである・・・ぼくはご主人様を後ろから抱えて引っ張り出そうとする。 ご主人様は力こそ強いけど体重は普通の女性で軽い。 「やめるにゃっ!! 寒いにゃ・・・にゃはぁん!? 」 ご主人様がヘンな声を上げた瞬間、ぼくの手に『ふにゅ』っと柔らかい感触。ぼくは 慌てて手を離して、とても熱い物を触ったようにぶんぶん手を振る。 「うわわっ!!すみませんっ!!そ、そんなつもりじゃ・・・」 「いきなり何するにゃあ・・・お前ってエッチにゃあ・・・」 流し目でぼくを睨むご主人様。 「あの、その・・・違うんです・・・」 あっという間に主導権を握られていくのに気がつかないぼく。 「でも・・・お前なら直に触ってもいいんにゃよ・・・」 ご主人様は半天の下のシャツをたくし上げるとノーブラのおっぱいの下側を覗かせる。 なんか半天にヌードってミスマッチ・・・だけどすっごくエッチな感じ・・・ 「ご、ご主人様・・・そ、そんなはしたない・・・」 と言っては見たものの完璧な曲線を保つ下乳のラインに釘付けのぼく・・・そして ご主人様はぼくのためらう背を押すように囁く。 「お前がコタツの代わりに暖めてくれればコタツから出てもいいにゃあ・・・」 さらにシャツをたくし上げるご主人様。うわ・・・おっぱいの先っぽの色の違う所まで ギリギリ見えてますぅ・・・ 「あ、あの・・・ご主人様ぁ・・・そんな、まだ明るいのにぃ・・・」 ふらふらと引き寄せられるぼく。ご主人様の豊かな胸に顔をうずめようとぼくは ご主人様にひざまずく・・・そしてご主人様が公務よりはるかに大好きなエッチを 手に入れかけ、会心の笑みを浮べたときだった。 『どたどたどた・・・』 凄い足音・・・近づいてくる。そしていい感じになっていた二人の部屋のドアが 蹴破られて誰かが突っ込んできた。 「うわっぷ!! 」 ぼくはひどく柔らかい物にぶつかり、そのままめり込んで窒息しそうになり、 ばたばたと暴れる。登場したのはミルフィ姫。真っ青な顔。豪奢な金のストレートヘアは ほつれていつもの輝きがない。いきなりまくしたてる。 「た、大変なのっ!!ソラヤが熱が出て寒気がするって言って頭痛もするし体中の 関節が痛いって言うしセキがとまらなくって顔色も良くなくてだるいみたいだし・・・」 と、ぼくを胸の谷間に捕獲しつつ取り乱す。ご主人様が先日直したばかりの扉と、 自慢のバストで抱くはずだった召使いをかわりばんこに見てワナワナと言った。 「それはタダのカゼにゃ――っ!! 」 ご主人様の右ストレートはミルフィ姫を飛び込んできたのと同じ速度で外に叩き 出した・・・ぼくまで一緒に・・・ 「まあ、コタツから出たことだし力になってやるにゃあ」 ニヤリと笑うご主人様。 「ご主人様・・・」 「マナ・・・」 ぼくとミルフィ姫は頼もしそうにご主人様を見た。ご主人様を完全に信用して しまって・・・ 「はい、玉子酒。まだ熱いからね」 ぼくはベットに寝ているソラヤ君に玉子酒の入った入れ物を渡す。ミルフィ姫の 部屋には湯のみなんていう下世話なものはないので紙のように薄いマイセンの ティーカップに注いで出す。ソラヤ君はそれを両手で受け取ってふーふーして飲んでる。 「お兄さま・・・こんなことまで、すいません・・・」 ソラヤ君は溜息をつく。寝巻きはオーソドックスなしましまパジャマ。少しやつれて いるけどソラヤ君の美しさを全く損なっていない。ぼくは身を起こしたソラヤ君の 肩にカーディガンをかけて優しく言う。ちなみにソラヤ君は自分専用の部屋がある。 ぼく、リビングのソファに寝てるのに・・・ 「気にしなくていいから、早く元気になってミルフィ姫を安心させてあげてね」 とうなずいてあげる。ミルフィ姫がうろたえるほどソラヤ君のカゼはヒドくなく、 もうほとんど治っていた。ヒトのお医者様がいないのと、ヒト用の薬もなくて どうしたら良いのか分からなくなってうろたえてしまったみたい・・・でもあんなに 心配してくれて羨ましいかな・・・すると、ソラヤ君の部屋にノックとともにユナ様と リナ様が入ってきた。二人の肩に雪が積もっている、ご主人様に言われて二人でこの 寒い中馬を飛ばしたのだろう。 「ヒト用のお薬持って着ましたの――っ!! 」 ユナ様の手に小さな小箱。 「えっ!! そんなのあったんですか!? 」 「ずっと前に落ちてきて、お店の倉庫の冷蔵庫に保管しておきましたの、ちゃんと 使用期限内ですの――っ!! 」 エッヘンと薄い胸を張って威張るユナ様。ぼくは箱を受け取る。 「え~と・・・ビ・・・ヴィックルヴェポラップ?『塗る風邪薬』・・・昔、見たこと あるような・・・」 箱を見て一人ごちるぼく。あれ?新品なのに封を切った跡が・・・と、仔細に 調べようとすればリナ様がぼくの注意を逸らすように咳払いして言う。 「ゴホンッ!! み、見舞いの品はここに置くぞ・・・」 と勝手に枕もとにフルーツの入った大きなバスケットをどかっと置くリナ様。 なぜか向きを確認しては一人頷いている。カゼ一つに大げさな見舞い品だよね・・・ 「あっ、ソラヤ君リンゴ剥いてあげようか?」 手をのばすぼく。 「ま、待てっ!! 」 「ダメですの――っ!! 」 ぼくの前に立ちふさがる二人。 「あ、あの・・・お見舞いの品じゃ?」 慌てて言い訳をまくし立てる二人。 「食べごろは明日ですの、明日――っ!! 」 「ソラヤは食べたくないと言っている、なあソラヤ・・・アン?(ギロリ)・・・」 「・・・は、はい・・・」 と身の危険を感じたソラヤ君が返事してる・・・なにかおかしい・・・ぼくが問い ただそうとすると、ちょうどぼくのご主人様がノックもせずに入ってきた。ソラヤ君が 慌てて言う。 「あ、ありがとうございました・・・貴重なお薬までいただいて、お見舞いまで 貰っちゃって・・・(ぺこり)」 ご主人様が鷹揚に言う。 「気にすることにゃいにゃあ・・・親友のためならこの程度たいしたことにゃいにゃあ、 それに違うモノで返してもらうしにゃあ」 ニヤニヤとぼくとソラヤ君をかわりばんこにネットリ見つめるご主人様。 「この寒い中、馬を飛ばしたのは私なのに・・・ぶつぶつ・・・」 「売り物の薬、タダで提供したのユナなのに・・・ぶちぶち・・・」 ぶつくさ言っている二人を無視してご主人様は言う。 「そうにゃ!!ソラヤも心細いだろうからお前が今日、一晩一緒にいてやるにゃ!!」 「ええっ!! いいんですか!! 」 返事をしたのは、ほとんど飛び起きかけて叫ぶソラヤ君。まだ病気なんだから・・・ 「お前もかまわにゃいにゃ?」 「えっ!? ・・・え~と・・・」 『お兄さま(キラキラ)・・・』 ううっ、背中のソラヤ君の期待に満ちた視線がイタイ・・・ 「わ、わかりました!! 今日は一晩看病します!! 」 と言ったところで扉の外にミルフィ姫が現われた。なぜか体をロープでグルグル 巻きにされており、ブロンドを振り乱してぴょんぴょん跳ねて来た。そして半分ずれた 猿轡の隙間から叫ぶ。 「だ、だめよ!!その薬を使っちゃ・・・むふ・・・ぐっ・・・がく・・・」 ユナ様が口をふさぎ、リナ様が当身をくらわせ、ご主人様がすかざずミルフィ姫を 抱えて引っ込む。この間1.5秒足らずでぼくは何が起こったのか判らない。ご主人様が ドアの隙間から顔だけ出してパチンとウインクして最後に言う。 「わたし達はリビングで大事な打ち合わせがあるから、お前は来ちゃダメにゃあ・・・ お前はちゃんと一晩中ココにいるにゃあ・・・もう来ないからお二人ごゆっくりにゃあ」 「は、はあ・・・」 不承不承うなずくぼく。うしろでウンウンと深くうなずいているのはソラヤ君。 ソラヤ君ホントに病人?・・・ と、言うわけで嵐のように4人のネコ姫が去っていくと部屋がいきなりシン・・・ とした感じ。 「・・・・・・」 二人の沈黙が部屋に積もるよう。ぼくは努めて明るく言う。 「と、とりあえず、お薬塗って、あったかくして寝ようね」 「はい・・・あ、あの・・・お兄さま・・・お薬、塗ってもらえませんか・・・」 恥ずかしげに言うソラヤ君。 「えっ、ぼくが?それは自分で・・・」 『ウルウル・・・(ジワジワ)・・・』 「・・・わ、分ったから、手伝うから・・・あっ・・・」 泣く子に弱いぼく・・・箱の中の説明書を取ると、横からソラヤ君がそれをさっと 奪い取る。 「ボ、ボクが読みますから、お兄さまはそのとうりに・・・」 「そう?・・・じゃあお願いしようかな」 確かに自分が使う薬だからソラヤ君が読んだ方がいいのかな・・・ 「ええと・・・本製品を胸部に塗布することにより、気化熱により体温を下げ、呼吸を 楽にします・・・」 『うんうん・・・たしかそんな感じの薬だったよね・・・』 ぼくは毛布をまくってソラヤ君のボタンに手をかける。パジャマの上のボタンから 一個ずつ『プチン、プチン』とボタンを外す。一つ外れるごとにソラヤ君の白い肌が シーツの上に広がる。 「・・・・・・・・・」 恥ずかしそうにトロンとした目をぼくに向けるソラヤ君。そんなに見つめられると ぼくも恥ずかしくなっちゃう・・・ 全部ボタンを外すとソラヤ君の薄い胸と縦長のキレイなおへそが現われた。白い 胸が密やかに深く上下してる。パジャマで擦れてしまったのか胸の桜色の先っぽは ほんのりと立ち上がっていて・・・ 「・・・そ、それで他にはなんて書いてあるのかなっ!!」 思わず見とれてしまったぼくは顔をぶんぶんと振ってソラヤ君に裏返った声で聞く。 ソラヤ君も慌てて説明書を覗き込む。『ヴィックルベポラップ』の青い小ビンを 開けると半透明の白い塗り薬があらわれた。 「あ、あの・・・『たっぷり手の平に取って両手によく馴染ませてください』って 書いてあります・・・ほ、ホントですよ・・・」 ちらちらとぼくの様子を伺いながら言うソラヤ君。 「わかった・・・たっぷりね・・・」 言う通りにするぼく。たっぷりすくい取り、手を擦り合わせるようにしてよく延ばす。 「そ、そしたら『胸に・・・胸によく揉みこむようにやさしく、じっくり塗ってください・・・』 って書いてあります・・・」 「い、いやに詳しく書いてあるんだね・・・」 何の気はなしに苦笑いして軽く言うぼく。ところがソラヤ君はなぜか必死でぼくに言う。 「ホ、ホントです!! あの、その・・・」 「わ、わかったから・・・ソラヤ君、塗るよ・・・」 「は、はいっ!! 」 目を閉じてきょうつけするソラヤ君。ぼくは両手をソラヤ君の胸にのばす。 『にとっ・・・』 「ひゃう!! ・・・んっ・・・」 ソラヤ君が薬の冷たさに小さく悲鳴をあげる。 そして知らないうちに二人は加速していく・・・ 「にゃふ・・・始まったにゃあ・・・」 リビングの大きな大理石のテーブルにしつらえたディスプレイを覗きながらマナが 言う。他人のソファなのに我が物顔でどっかりと座ってリラックスしてる。 両端から食い入るように見つめているのはユナとリナ。よく見ればディスプレイの 画面の周りにリンゴや桃のアップが映りこんでいる。 「ユナ・・・ちゃあんと、クスリは仕込んどいたかにゃ?」 「もちろんですわ、ちゃーんとネコにもヒトにも効く強烈なヤツをたーっぷり 混ぜといたの――っ!! 」 得意げにユナが言う。ディスプレイの中では少年が少年に胸を愛撫されてウットリ している様子が映し出されている。隠し撮りしているという背徳感がネコ姫達の 興奮を倍加させる。 「これからいったいどうなるのだ・・・はぁはぁ・・・」 息を荒げてリナがいう、気を落ち着かせる為に一気にグラスの酒を空ける。よく見れば テーブルにはアルコールや軽食が満載でオールナイトの準備は万全である。その足元で 声がする。 「む――っ!! む――っ!! 」 気の毒な本当の部屋の持ち主は毛足の長い敷物の上にぐるぐる巻きにされて巨大な 大理石のテーブルの足に縛りつけられていた。噛み付きそうな勢いでマナを睨みつける。 「にゃふ・・・これは今日働いた代金のかわりにゃあ、年末のマンネリ番組よりもっと いいモノが今年は見れそうにゃ・・・あっユナ、ナチョスはいらにゃいからサルサチップを よこすにゃ、パッションガーリックソースはこっちにゃあ・・・」 といやらしく笑い、勝手にふるまうマナを見てギリギリ歯ぎしりするミルフィ。 こんな女に一秒だけでも感謝した自分に腹が立つ。 『ああ・・・わたくしのソラヤがマナの召使の毒牙に・・・』 と本気で思っているミルフィ。 「あん・・・あっ、あ・・・」 高性能のマイクがソラヤの声を拾う。『ざっ』と顔を振り向けディスプレイに 集中するネコ姫達。部屋は一気に淫靡な予感に満たされ緊張する。夜は始まった ばかり・・・ ソラヤはいつもと違う激しい怒涛のような快楽に戸惑う。 『ふあああん・・・なんか胸がずんってきて・・・お兄さまに触わられてる先っぽが すごく熱い・・・』 クスリを塗られた瞬間から激しい快楽に襲われるソラヤ。幼い体を身悶えさせる。 その仕事柄(?)、毒薬などの薬学も勉強しているソラヤだが暗殺用ではなく、 夜な夜なお城のお姫様が秘密の遊びに使う媚薬は専門外。不思議に思う間にもソラヤの 白い胸から媚薬は速やかに浸透していく・・・ 「んっ、あっ・・・ひゃう・・・」 ソラヤくんの口から小さく喘ぎ声が漏れている。 「ソラヤくん・・・苦しい?」 心配になって聞くぼく。ソラヤくんは薄目を開けて長い睫を震わせて言う。 「だ、だいじょうぶですぅ・・・こ、呼吸もラクになってきたカンジ・・・ですっ・・・ あんっ・・・」 「本当!? 」 嬉しくなったぼくは早く良くなれとばかりに、一層念入りに塗り薬をソラヤくんの 胸に延ばしていく。ソラヤくんのスベスベの肌は体温が上がってきたのか、いつも 使っているボディソープのラベンダーの香りが薄っすらと立ち上る。 『ふああ・・・あ、あの時もこんな香りがして・・・ぼく、ソラヤくんと・・・』 なんて、ラベンダーの香りをトリガーにして、地下の大浴場でカラダを絡ませあった コトを思い出しちゃうぼく。 「ひあっ!! ・・・んっ!? 」 「あっ!! ご、ごめんソラヤくん、強かった?」 ソラヤくんの小さな悲鳴で我に返るぼく。慌てて手離そうとすると、ソラヤくんの 両手が意外な速さで伸びた。 『ガッ!! 』 両手でぼくの手首を掴むソラヤくん。ぼくが顔ををしかめるぐらいの握力で手首を 握り締めている。そしてぼくの目を見つめて恥ずかしそうに言う。 「あ、あの・・・だいじょうぶですから、もっと・・・もっとシテ・・・ください・・・」 そのままぼくの手の平を自分の胸に押し付けるようにするソラヤくん。手の平には 痛いほどツンと立ち上がったソラヤくんの乳首の感触・・・ 「ひゃ・・・あっ・・・こ、こんなふうな・・・カンジで・・・あっ、ふあん・・・」 ソラヤくんがぼくの手首を誘導して・・・ソラヤくんの形のいい眉は快感に合わせて きゅっ、きゅっと形をかえている。知らないうちにぼくは自分からもいやらしく手を 動かしていて・・・ 『なんか・・・おかしいよ・・・ぼく、クラクラして体が火照ってきて・・・』 ソラヤくんの胸から立ち上るラベンダーといっしょに塗り薬の匂いを嗅いでいたら、 なんだかヘンな、感じ・・・ 「あんっ、あんっ!! ふあああっ!! 」 いつしかぼくの両手のアプローチはソラヤくんの薄い胸の肉をかき寄せるようにして 激しく揉みしだく。ソラヤくんもぼくの両手首に手を副えたまま、催促するように 胸を突き出してよがっている。白いシーツの上で小さなカラダがエッチにくねる。 「こ、こんなに先っぽ尖らして・・・ソラヤくん女のコみたい・・・」 ぼくは、手の平で器用にソラヤくんの胸をやわやわと刺激しつつ、人差し指で 弾くようにソラヤくんの乳首をいじめる。ご主人様がよくぼくにやるヤツだ・・・ 「はああっ!!いやっ・・・お兄さまっ!!そんなにいじめないでっ!!・・・」 と言うソラヤくんの表情は悦楽に蕩けきっていて、ぼくを見る視線は媚びるような、 挑発するような色が混じっている。 「いじめるって・・・こんなふうなコト?・・・」 ぼくはトドメとばかりにヌルヌルとした塗り薬にまみれたソラヤくんの桜色の乳首を 親指と人差し指で『ぎゅ』とつまんで、しごき上げる。 「ひああああああっ!!だめっ、ふああっ!!ボク、おっぱい出ちゃうう――っ!!」 ソラヤくんの背が反り返り、上半身が大きくくねる。 「うわっ!! 」 ソラヤくんがぼくの手首を持ったまま上体をひねったために、もつれるように ソラヤくんの上に覆い被さってしまうぼく。 「ご、ごめんソラヤくん・・・」 いきなりぼくの目の前に映る、潤んだ瞳のソラヤくんのアップ。ぼくは身を起こ そうとするがソラヤくんの動きの方がはるかに速かった。 「お兄さまぁ・・・」 『ちゅむ・・・』 音にならない音が、ぼくとソラヤくんの唇の間から発生した。 「ソ、ソラヤくん!! イタズラしちゃダメだよっ!! 」 ぼくは抗うけどソラヤくんの腕はぼくの背にぎゅっとまわされている。ソラヤくんって ぼくより小さいのに時々すごく力が強い。 「お、お兄さま・・・ボク、ボクもうガマンできなくてっ・・・んっ、ちゅぱ・・・ふぁむ、 舌・・・ください・・・んんっ・・・」 「そんな・・・だめ・・・はむ、あんっ・・・ちゅる、ふあああ・・・はんっ・・・」 ぼくの腕は自分の胸とソラヤくんの胸との間に挟まったようになって自由が利かない。 それをいいことにソラヤくんの両腕はぼくの服のボタンを外し、体中を撫でまわし、 淫らにぼくの服の中に直接忍び込んでくる。もちろん唇はぼくの口内を激しく 犯してきて・・・ 『ふあああっ・・・ソラヤくんの手が・・・すごく上手・・・んっ・・・』 ぼくは、唇はソラヤくんにネットリ奪われつつ、徐々に抵抗力を奪われていく。 ソラヤくんの手の平はぼくの腰の辺りを撫でるように愛撫している。気を抜くと すぐお尻のほうに手が忍び寄りぼくの腰をびくびくさせる。もう一方の手はわき腹を 引っかくように愛撫していたと思うと、背筋のくぼみを指先でつるつるとなぞらせて、 その鋭い快楽にぼくは思わずソラヤくんに我を忘れてしがみつきかけてしまう。 もちろんキスしてる熱い吐息は息継ぎのたびにぼくの耳元に吹きかけられ、ソラヤくんの 足はぼくの足にねっとり絡みついていて、パジャマから出たふくらはぎとカカトで ぼくの太ももの裏をなでなでしてくる。全身をフルに使った無駄のないソラヤくんの 愛撫。 『ああ・・・ソラヤくん、5歳ぐらいからミルフィ姫のオナニーのお手伝いして るって言ってたっけ・・・』 そうなのだ、ちゃんとセックスするようになったのは1年足らずなのに、ソラヤくんは 手でイカせることに関しては超ベテランなのだ。される方はてんで弱いクセに・・・ 「ふああっ・・・ソラヤくんおかしいよぉ・・・こんなに感じちゃうなんて、ぼくのカラダ じゃないみたい・・・」 なぜかメチャクチャに気持ち良くなってるぼく。知らないうちに着ていたシャツは はだけて、ソラヤくんの塗り薬がたっぷりついた胸と合わり、ぬっとりと擦り合わせる ように動いている。 『も、もう・・・ガマンできない・・・すっごく・・・シタい・・・』 ぼくの心はどす黒いネットリとした欲望で塗りつぶされていく。そして・・・ 「う・・・あ・・・ソ、ソラヤくん!!ソラヤくん――っ!!」 タガが外れたようにソラヤくんに覆い被さるぼく。 「ああん!! お兄さまっ!! はんっ・・・む・・・」 ぼくはソラヤくんの頭をかき抱くようにして夢中でソラヤくんと舌を絡めあわせる。 『ちゅ・・・んっ、くちゅ・・・はむ・・・んっ、んっ、んっ・・・』 「ぷは・・・お兄さま・・・もっと唾ください・・・」 ソラヤくんがせつなそうに言う。ぼくはもう頭に血が上りすぎてクラクラしてる。 ソラヤくんの超絶なフィンガーテクニックはぼくにふわふわ眠くなりそうな心地よさと、 ジリジリ炙られるようなもどかしさをかわりばんこに体験させていく。ぼくの視界は ゆらゆらと揺らめき、全てが渦を巻いたように・・・ 急遽しつらえたディスプレイに釘付けの3人のネコ姫。身を乗り出して息をするのも 忘れて固まっている。ユナの口にくわえたままのポテチがパリンと床に落ち、自分で びっくりして正気に戻る。リナは胸にのびかけた手を慌てて下ろしてテーブルに強打 してる・・・ 「こ、こんなにうまくいくとは思いませんでしたの――っ!!ハァハァですの・・・」 「うわあっ、て、手があんなトコロまでっ!!・・・め、召使いくん、頑張るのだっ!!」 手に持ったグラスをミシミシいわせつつ、マナの召使いびいきのリナが叫ぶ。 ぶつけた小指が赤くなってる・・・ 「ム――ッ!! ム――ッ!! 」 音しか聞かされていないミルフィが火のついたように暴れる。そんな気の毒な ミルフィを見下ろしつつマナはしゃあしゃあと言う。 「これは治療にゃ、こんなカゼちょっと汗かけばあっという間に良くなるにゃあ!! ついでに二人が汗かくとソラヤもわたしも楽しめて一石二鳥にゃ」 ばくばくと高そうなローストビーフを頬張るマナ。ちなみに食料がなくなった先から、 ミルフィの台所から無断拝借してくるので食べ物は尽きない。 「ムキ――ッ!!ほ、ほの~!!ふぇんふぁいふりょおふぃめ!!(こ、このー!! ヘンタイ不良姫!! )」 歯をむき出して叫ぶミルフィ。上品な物腰をかなぐり捨て、猿轡ごとマナの足に 噛み付こうとしてる。そんなミルフィを見てマナは慌てずに言う。 「・・・ロープ追加にゃ」 「了解!! (ですの――っ!! )」 一斉に飛び掛るリナとユナ。 「いふぁい!! いふぁいっつふぁらっ!! 」 気の毒なミルフィは何故か、ぎっちりと両胸を絞られるように拘束ロープを追加 されてしまう。ドレスの胸元の生地がはじけそうにパツンパツンになってる・・・ ・・・と、そんなことを姫様達がやっているうちにディスプレイの中では、知らずに 媚薬漬けにされてぐったりしているマナの召使いが映っている。そして小さく 舌なめずりをしつつ、そのスパッツの腰にゆっくりと手をかけるソラヤが・・・ 「お、お兄さますごい・・・こんなにスパッツ持ち上がるぐらい大っきくして、こんなに 逞しくて・・・ボクもいつかこんなふうに・・・」 ソラヤはぐったりとしたマナの召使の下半身の側にうずくまって、うっとりと お兄さまの熱くたぎったこわばりを撫でる。スパッツのサラサラした感触の下に ドクドクと脈動する感触・・・ソラヤはごきゅんと唾を飲んでスパッツに手をかけた。 「今、ラクにしてあげますから・・・」 『はふ・・・ぼ、ぼく・・・』 頭に上りすぎた血がやっと引いてくる。 『そ、そうだ・・・ソラヤくんのテクニックに翻弄されて・・・そして・・・んっ、腰が 熱い・・・』 と、目線を下にやるぼく。ソラヤくんがいた・・・ 「んっ・・・お兄さま・・・キモチいいですか・・・ちゅ、ずちゅ・・・れる・・・」 フェラチオしつつ、上目遣いでぼくを見ているソラヤくん。 「うわっ!!ソラヤくんっ、なにやってる・・・ひくっ、うあああっ!!」 さっきからずっとフェラチオをされていたらしいシャフトはすごく敏感になって いて・・・ 「お兄さまのステキです・・・おクチに入らないかと思いました・・・んちゅ、 ちゅちゅ・・・」 ソラヤくんがぼくのシャフトを口いっぱい頬張りながらしゃべる。薄めの唇は ぼくのシャフトをプニプニとしごきつつも、口の中では裏筋にピッタリと舌の腹が あてがわれていて、うねうね、ちろちろと舌が泳ぎ快感をぼくに送りつづける。 「ひあっ!!こ、こんな・・・んっ、ソ、ソラヤくん・・・前より上手にっ・・・ なってるぅ~!! あっ、ひいっ、きゃふ!! 」 ソラヤくんが嬉しそうに目を細めて囁く。 「お兄さまにお風呂でイカされてからたくさん練習したんです・・・それにこの前 だって、何度も何度もボクのおクチに濃いのをお兄さまが注ぎ込んで・・・ポッ・・・」 うっとりとシャフトに舌を這わせつつ言うソラヤくん。こ、この前って、ぼくじゃ ないよぅ・・・ 「あっ・・・お兄さまそろそろイキそうですね・・・」 シャフトのひくつきを感じたのかソラヤくんがじゅぷじゅぷ言わせながら言う。 「ふっ、あっ・・・そ、それはぁ・・・」 ぼくはあごをのけぞらせて言う。腰とお尻の境目がずしりと熱く重い。早くたくさん どぴゅどぴゅしたい・・・ソラヤくんの声が催眠術みたいに流れ込んでくる・・・ 「お兄さま・・・いいんですよ、思いっきりボクのおクチ犯してください・・・すっごく キモチいくなるように動いてみて・・・」 「はあっ、はあっ・・・んっ、ふああっ・・・ソラヤくぅん・・・」 ぼくの両手はソラヤくんの頭を抱える、絹糸のような黒髪がくしゃりと手の平で つぶれる。そして、そして・・・ 「う、ああああっ!! ソラヤくんっ!!ソラヤくん――っ!!」 ぼくはソラヤくんの頭を抱え、ガクガク揺すりつつ、腰まで使いソラヤくんの 小さな口を荒々しく犯していく。 「んぷっ・・・んむっ、けほっ・・・ずちゅ、ふはぁむっ!!お、おにいひゃま、すごく ワイルドですぅ・・・んぐっ、むぷぅ・・・」 ソラヤくんはそれでもぼくのシャフトに舌をはわせ、強く吸ったりしてくれている。 「ソラヤくんっ!!くっ、きゃふ・・・イク・・・イッちゃいそうだよっ・・・」 「お兄さまっ!! おクチにっ、おクチにだしてっ!! 」 「あっ、あっ、あっ!! ・・・」 せっぱ詰まるぼく。腰がびくびくしてきた。ソラヤくんの小さなクチにぼくの 野太いシャフトが強引に出たり、入ったり・・・ソラヤくんの舌先がシャフトの鈴口を えぐってる・・・ぼくの腰はさらに速度を上げて・・・ 「ひああああああっ!!ソラヤくんイクっ、イク――っ!!」 ぼくの背がピンと伸びる。同時にソラヤくんの口に放たれる熱く白い白濁。 『びゅくっ!! びゅくっ!! 』 激しくしゃくりあげるぼくのシャフトにソラヤくんの舌がひらめき、さらにぼくの シャセイを促す。 「んっ、んっ、ん~っ・・・」 何故かソラヤくんはぼくの白濁を口に溜めているらしく、たちまちほっぺがハムスター みたいにぷっくりと膨れていく。なんか・・・いっぱい出してるのを見せつけられてる みたいで、すっごく恥ずかしい・・・ めくるめく快楽とはこのことかも・・・シャセイが下火になるとソラヤくんは先端を 咥えて、くるくる舐めまわしつつ、シャフトをしごきたて、逆にもう一方の手は 優しくシャフトの根元の袋をいらってくれている・・・ 「はふ・・・あっ・・・はあ・・・」 ぼくはすごい快感に涙目になりつつも、しっかり一滴残らずソラヤくんの口に放つ。 『あっ、あっ・・・ぼく、男のコに出しちゃった・・・』 薄っすらと後悔しつつ、下を見るぼく。ほっぺをふくらましたソラヤくんがニッコリと 笑う。そして・・・ 『とろとろ・・・』 ソラヤくんはたっぷり溜めた白濁をゆっくりと口から吐きだして、ぼくのシャフトに トロリとかけていく。たちまち自分の出した白濁まみれになるぼくのシャフト。 「くすっ、お兄さまのでヌルヌル・・・」 ソラヤくんは口からトロトロとさらに垂らしつつ、白くデコレーションされた シャフトを手でしごく。力を失いかけたシャフトはたっぷりのローションを使って 責められたみたいに気持ちいくってたちまち元気を取り戻す。 「ソ、ソラヤくん・・・なにを・・・」 ソラヤくんはニッコリ、小悪魔のように笑って言う。 「お兄さまの大きいから、ちゃんとヌルヌルにしないと入らないんだもの・・・」 つるんとパンツごとパジャマのズボンを脱ぐソラヤくん。しなやかなソラヤくんの ハダカが明かりにさらされる。恥ずかしそうにピンとたったオチンチンを隠しつつ、 ゆっくりとぼくに跨る。ひ、ひよっとして・・・ 「だ、だめだよっ!! ぼくたち男のコ同士・・・」 押し留めるぼくにソラヤくんはキレイな顔をぐいっと近寄せてニッコリと言う。 「その男のコにたっぷり出したのは誰?あんなにぼくのおクチぐぽぐぽ犯したのは?」 ぼくはソラヤくんの蜘蛛の巣にからめとられた蝶。淫靡な匂いを放つ食虫花に 捕えられた愚かな羽虫・・・ 「そ、それは・・・んっ!! 」 ソラヤくんが泣きそうなぼくの唇を奪う。そして手はゆっくりとぼくのシャフトに 副えられてゆっくりと腰を落としていく・・・ああっ・・・先っぽが当って・・・んっ、 はあっ・・・舌が絡まって・・・ぼくの味ってこんな味なの?・・・ ふあああっ、だめだよソラヤくん・・・ ふあああっ、だめだよソラヤくん・・・ 『ごきゅ・・・』 リビングの3姉妹はクライマクッスを見逃すまいと、固唾を飲んで見守る。そして、 ついにその瞬間をというところで・・・ 『ぶっちん!! 』 猿轡を根性で噛み切ったミルフィが吠える。 「こらっ!!やめなさいっ!!あ、あなた達、わたくしのソラヤが犯されるのを見て そんなに楽しいのっ!? 」 ヤル気満々なのはもちろんソラヤである。マナがうんざりと手にあごを乗せながら めんどくさそうに言う。 「逆にゃあ、エッチなソラヤがわたしの召使いを犯そうとしてるんにゃ・・・」 「う、うそおっしゃい!!ソラヤがそんなことするわけないじゃない!!ああ・・・ 可愛そうなソラヤ・・・」 と一人、雰囲気を出して涙ぐむミルフィ。この期におよんで、こんなコトを言う 姫様にわざとらしく溜息をついてみせるリナとユナ。それに気がついたミルフィが ボソッと毒づく。 「な、何ですのその態度は・・・この筋肉胸に盆地胸・・・」 にこやかに話す姉妹。 「今度はこの脂肪のカタマリを一つづつ絞りあげるよう、横向きに縛るのはどうだ ろうか?なあ、ユナよ・・・」 「あのねーリナ、もう一本真中にロープぎゅってしたら、おっぱい4つに割れて 一つ一つは丁度いい大きさになると思うんですの――っ!!」 「ち、ち、ちょっともう胸はやめなさいよっ!!リナのバカ力で縛ったら胸が千切れて しまいますわっ!! 」 うろたえるミルフィにマナが言う。 「お前ら、うるさいにゃ・・・それじゃあミルフィにもソラヤの本性見せてやるにゃあ」 と、ミルフィを『ぐにっ』と掴んでソファの下に引張るマナ。 「イタイっ、イタイから胸を掴んで引張らないで――っ!!」 どこまでも気の毒なミルフィ・・・ 『あ、あ・・・ダメだよソラヤくん、そんな・・・』 ネットリ微笑んで腰を落とすソラヤくん・・・ぼ、ぼくは・・・ 「やっぱりだめ――っ!! 」 ぼくはソラヤくんを突き飛ばしてしまう。懸命に言う。 「だめだよソラヤくん!!隣の部屋にご主人様がいるのにこんなトコロ見つかったら・・・」 ぼくの必死の説得をキョトンとした瞳で見つめるソラヤくん。 「見られたらきっとご主人様達の前でやれって言われちゃうかも・・・見られながら だとボク恥ずかしい・・・ポッ・・・」 「そんなコト、ご主人様はしませんっ!!『ウワキ』したって怒られちゃうんだよ」 ぼくは少しずれたソラヤくんに叫ぶ。実際、よくネコの性格を捕えているのが ソラヤくんで、ずれているのはぼくの方なのだが・・・そしてソラヤくんが追い討ちを かける。 「『ウワキ』じゃないですよ、だってボクたち『ヒト』なのに『ネコ』がヤキモチ 焼くはずないじゃないですか・・・ねっ」 ニッコリと言うソラヤくん。ぼくは少しショックを受けて考え込む。 『ご主人様・・・ぼくのことどう思っているのかな・・・』 いきなりフリーズしてしまったぼくはソラヤくんの行動に気がつかない。 「せっかくお兄さまの、トロトロのセーシまみれにしたのに・・・すっかり乾いて しまいました・・・」 じたばたして挿入のタイミングを逃したソラヤが溜息をつく。そんなソラヤの 視界の端に青い小ビンが映った。 『あ・・・あれをローションのかわりに・・・』 ソラヤはフタを開けてたっぷりと両手に塗り薬をとると、ソラヤの手で一握りあまり そうな逞しいシャフトに丁寧に塗りこんでいく。 そして、ぼくは無性にご主人様に会いたくなって・・・ 「やっぱり、ぼく帰るよ・・・ソラヤくん本当にゴメ・・・ひっ!?う、うああああああっ!!」 ぼくは悲鳴を上げてベットに蹲る。 『ひあああっ!! オ、オチンチンが焼けるっ!! 』 ぼくのいきなりの苦しみようにソラヤくんがうろたえる。 「お、お兄さまっ!!だいじょうぶですか?ボク、ボク・・・」 背中をさすってくれるソラヤくん。ぼくは立てひざのまま、ゆっくりと身を起こす。 なにか開放されたような、バリバリとヒトの皮を脱皮してケモノに進化した気分。 「フ――ッ!! フ――ッ!! 」 僕のうめき声。ソラヤくんが上ずった声で呟く。 「うそ・・・そんな、すっごく・・・ドクン、ドクンって・・・」 お兄さまの下腹部にそそり立つシャフトに目を白黒させるソラヤ。別に大きさが 2倍になった、などということはないが、迫力が断然違っていた。さっきが肉棒なら 今は鉄棒と言ったところ。なにかこのままソラヤがそのシャフトにぶら下がっても しっかり支えられそうなカンジ・・・びっしりと血管が浮いたシャフトの姿は実に凶悪で、 急角度でそそり立ち、さらにカリ首がドンと張り出した様子は同性ながらソラヤの腰を 熱く蕩かして頼りなくさせてしまう・・・ 「ソ、ソラヤくん・・・」 じり・・・お兄さまがひざ立ちでにじりよる。 『あ、あんなので貫かれたらソラヤ、コワれちゃうかも・・・』 さっきまで積極的だったソラヤが一瞬怖気づく。 『ガッ!! 』 お兄さまの手がソラヤの華奢な肩を掴む。手の跡が付くぐらいに・・・ 「お、お兄さ・・・」 「フ―――ッ!! 」 お兄さまはいきなりソラヤを押し倒す。瞳にはケモノの光。 「ああっ!!ダメッ、乱暴にしたらソラヤ、コワれちゃう――っ!!」 必死でもがくソラヤ。不意打ちで慌ててしまったソラヤは体術を発揮できない。 お兄さまのカラダがソラヤの白い太ももの間に割り込んできて・・・ 「いや――っ!!お兄さまっ、乱暴なのはいやです――っ!!ボク、コワれちゃ・・・ ひっ!! 熱いのがアソコに当って・・・」 「フ――ッ!! フ――ッ!! 」 ケモノじみたお兄さまは狙いを定めて・・・腰をぐいっと押し出すように前に・・・ 「ひいあああああ――っ・・・あ・・・あ、あ!?・・・」 ソラヤの背が反り返り、苦痛に眉が歪んだのはほんの数秒。アヌスから溶け出すように 発生したとてつもない快楽は体中を駆けめぐる。息さえ忘れそうになってヘンな 溜息を肺から必死に押し出す。二人は押し流され、召使いの少年達は二人ともケモノに なって快楽の限りを絞りだす。 「ほら、ほら、ほら――っ!!見なさい、御覧なさいっ!!可哀想なソラヤが犯されてる じゃないの――っ!!ああっ、なんてマナの召使いは主人に似て節操がないのかしら!!」 と、得意気(?)に嘆くミルフィ。ユナがその横で呆然と呟く。 「ふ、不可抗力ですの・・・だってお薬、匂いだけでも効果あるのに粘膜直接なんて・・・」 基本的に人の話を聞かないミルフィが細かい意味もわからずに言う。 「なにが不可抗力ですの!! だいたいソラヤは・・・」 『あ、あ~ん!! お兄さま――っ!! 』 ディスプレイから甲高いソラヤの悲鳴。思わず画面に釘付けになってしまうミルフィ。 「むおおっ!!あ、あんな体位でずぶずぶと・・・ハァハァ・・・」 見苦しく身を乗り出すリナを押しのけてマナが言う。 「そうにゃあ、片足を肩で背負うようにして激しく突くにゃあ・・・にゃふふ・・・」 「はわわっ!!あんなに腰の動きがカクカクって・・・す、すごっ・・・ハッ!!わたくしと したことが」 我に返るミルフィ。慌てて叫ぶ。 「い、いったいこんなの見て何が楽しいんですのっ!?趣味が悪いったらありませんわ!!」 「にゃに言うにゃあ、こうして『美少年同士の絡み合いを直接手を下さず、高みから 鑑賞する事』こそ上流階級の愉しみにゃあ!! 」 「あ、あなたの上流階級のイメージはいつもどこか間違ってますわ!!」 「ミルフィもちゃんと間近でみればそのありがたみがわかるにゃあ・・・それにしても 今回は実にスムーズにうまくいったにゃあ」 「もちろんですの――っ!!塗り薬だけでなくてソラヤが初めに飲んだ玉子酒にも お薬入れときましたの――っ!! 」 得意気に言うユナ。でもマナはテーブルの上をワナワナと見つめてる。 「ひ、ひとつ聞くにゃ・・・その玉子酒っていうのは・・・?」 「キッチンにあった日本酒のビンにあらかじめサラッと・・・あれ?・・・これ・・・」 ユナも見覚えのある日本酒のビンを見つける。 「こ、これは、ずいぶん前に酒がきれたので台所から勝手に持ち出した・・・純米吟醸 『美少年』・・・」 おどおどと言うリナ。 「ユナ・・・ 48 でなんて言ってたかにゃ?」 「『ネコにもヒトにも効く強烈なヤツをたーっぷり混ぜといたの――っ!!』って・・・」 「・・・・・・・・・」 『ゴンゴンゴンゴン・・・』 気まずい沈黙の効果音が流れる。そして誰からともなく服を引き千切るように脱ぎ、 大きなソファの上で、互いに汗と粘液にまみれた取っ組み合いを始める三姉妹。 ミルフィはソファの下で慌てて頭をふせ難を逃れたものの、さっき言われた 『美少女、および美女同士の絡み合いを直接手を下さず、高みから鑑賞する事』の ありがたみなどちっとも判らなかったのは言うまでもない・・・ 所変わってソラヤの部屋。二人とも始めと比べればずいぶん落ち着いてきてはいるが、 それでも激しく幼いカラダをぶつけ合い、よがり合う。 「ふあっ、ああっ・・・お兄さまぁ・・・腰が蕩けちゃう――っ!!」 「ソラヤくぅん・・・ぼくの腰、とまらないよぅ・・・んっ、んっ・・・」 ぼくはソラヤくんの両足を両肩に抱えあげるようにして、激しくソラヤくんを突き まくる。出し入れの一回ごとにどんどん気持ちイクなっていくカンジ・・・ソラヤくんの アソコも『ぎゅ』って握り締めるように締め付けてくる・・・ 「はあっ、はあっ!! ソラヤくん、ソラヤくんっ!! 」 ぼくはさらに、のしかかるようにしてズンズンする。もうソラヤくんの足の裏は 天井を向いてる。ぼくは真上から全体重をかけてバスバスとソラヤくんの小さなお尻を 責める。 「ふああっ!!お兄さまっ・・・そんな真上から・・・くっ、はふぅ・・・深いのぉ・・・ お兄さま、す、スゴイ所にぃ・・・」 ソラヤくんの細くて白いカラダは汗にまみれつつ、ほんのり赤みをおびている。 大きすぎる快楽を受け止めかねて、くねくねとうねるソラヤくんの体・・・ 「ソラヤくん・・・いくよ・・・」 ぼくはソラヤくんの片足を肩から下ろす。残った足を『ぎゅ』っと抱きしめるように して、激しく腰を繰り出す。これで側位の体勢。 「ふあっ、ソラヤくんすごい締め付けてくるぅ・・・それにこんなにピンピンになって 揺れてるよ・・・んっ、はんっ・・・ちゅ、ぴちゃ・・・」 「お、お兄さまっ!!見ちゃダメッ!!ひああっ、そんな・・・足の指舐めちゃだめ ですぅ・・・キタナイです・・・あひゃん、きゃふ!! 」 口から溢れるよがり声を両手で押さえつつソラヤくん。試みは今の所全く成功して いないが・・・ぼくは名残惜しげに舐っていたソラヤくんの足指を口から出すとその足も ゆっくり下に降ろす。ソラヤくんはうつ伏せの体勢に・・・ぼくはそのまま小刻みに ソラヤくんに快楽を叩き込む。これでうつ伏せバック責めの体勢。 「ひあっ、ふあああん!! 」 カラダを半回転させられて内壁をえぐられてカワイイ悲鳴をあげるソラヤくん。 軽くイキかけるソラヤくんの蕩けきった表情に大興奮しちゃうイヤらしいぼく・・・ 「はあっ、はあっ・・・ソラヤくん気持ちいい?れる、ちゅく・・・くちゅ・・・」 ぼくはソラヤくんにぴっとり覆い被さって動く。この体位だと腰にソラヤくんの まろやかなお尻の感触を楽しみつつ抽送できる。ついでに目の前にソラヤくんの耳が あるので遠慮なくネットリと口で愛撫してあげる。 「ひああああっ!!ソ、ソラヤ感じすぎてっ・・・あっ、ひあっ・・・そんなに入り口を 小刻みにっ!!んふぁ・・・耳も、耳もイイよう・・・お兄さまっ!!お兄さまぁ・・・」 メロメロのソラヤくん。もう感じすぎて逆に不安になったのか、ばたばたと両手が 暴れてる。ぼくはそのソラヤくんのての甲を上から優しくかぶせるようにして握って あげる。そして『ちゅ、ちゅ』と軽く耳裏に口付けをしつつソラヤくんに聞く。 「なあに・・・ソラヤくん・・・」 口調は優しいぼくだけど、下半身は休むことなくソラヤくんのお尻の上でまったりと 弾み、ときおり軽く円を描くようにしてソラヤくんのアヌスを責め続ける。 シーツを噛み締めて息も絶え絶えにソラヤくんが必死で言う。 「あっ、あっ・・・お兄さまっ!!もう、イカせて!!思い切りイカせて――っ!! 」 ぼくもソラヤくんのみっちりとした激しい締め付けにクライマックスが近いのを 自覚して叫ぶように言う。 「じゃあ、思いっきりいくよ!! ・・・それっ!! 」 ぼくはソラヤくんの両手首を掴んでうつ伏せ状態から一気に立ち上がる。ソラヤくんは 両手首と接合部だけで無理やり引立てられたようになり、ボクのシャフトで入り口を 手荒くえぐられてしまう。これで体位は変形の立ちバックになった。ぼくは腰を落し 気味にしてるけれど、身長の差からソラヤくんは懸命につま先立ちして必死で高さを 合わせてる。 「ひぎいいいっ!!きゃふっ!!お兄さまのカタイのがっ・・・ひあああっ!!」 ガクガクとつま先の力が抜けては、『ゴリュン』とぼくのシャフトでアヌスを えぐられるソラヤくん。そして力のうまく入らない腰で必死に爪先立ちに復帰する。 本格的に動く前にもう涎を吹きこぼして絶叫して・・・でも、もっと気持ちイクしたげる からね・・・ 「いくよ、ソラヤくん!!今日オチンチン一回も触ってあげてないけど、お尻だけで イカせてあげるっ!! 」 『パンパンパンパン・・・!! 』 キレのいい音が部屋に響く。信じられないけど本当に拍手するみたいな音。これは ご主人様に手取り足取り教えてもらってマスターしたぼくの武器でもある。要するに 挿入前ならソラヤくん。挿入後ならぼくのホームグランドなのだ。ぼくは前半の失点を 取り戻そうと激しくソラヤくんを責めたてる。反応の良かった場所とか、微妙に内壁が うねった角度とかをちゃんとフィードバックして縦横無尽に突きまくる。 「ふああああっ!!お兄さま!!もうイキそうですっ、だから、だからオチンチン しごいてっ!! ひくぅ・・・しごかせてくださいっ!! 」 泣き叫ぶソラヤくん。でもぼくはソラヤくんの手首を握る手を離さない。 「だ~め、お尻だけでイクって言ったでしょ・・・それにソラヤくんのココ、まだぼくを 欲しがってる・・・よっ!! 」 思い切り深く挿入して大きく腰をまわすイジワルなぼく。円運動が一番上に来たとき ソラヤくんのつま先がほんの一瞬だけ本当にふわりと浮く。 「ひぎいいいいっ!!感じすぎっ・・・ます・・・はくうう・・・ああああ・・・」 ガクガク痙攣するソラヤくん。もう限界みたい・・・ぼくもじんわり腰に来てる・・・ 「ソラヤくん・・・イクよ、イクよ・・・」 ぼくはラストスパートをする。また部屋に『パンパンパンパン』って恥ずかしい音が 響いてる。次第にソラヤくんの腰もぼくの腰を迎え撃つように突き上げてくる。 「うああああっ!! イク――ッ!!お尻だけでイク――ッ!!」 先にイッたのはソラヤくん。びくびくと背中を反らせてシャセイする。でも今まで 一回も直接にオチンチンを触らなかった影響か、すごくヘンなシャセイ・・・白濁が トロトロとゆっくり溢れ出るだけ、飛び出す勢いがなくてソラヤくんのピンとそそり立つ 若幹を伝って流れ落ちる・・・ぼくは少し心配になったけれどイキかけの腰はもう 止められない。 「んっ、んっ・・・ソラヤくんのが締まるっ!!ぼくもイクよ――っ!!」 『びゅくん!! びゅくん!! 』 ぼくはいつも以上に大量にソラヤくんの中に放つ。イキながらも、感じすぎてツライ けど激しく腰を使う。これもご主人様の教育の賜物。 すると、ソラヤくんの様子がおかしくなってきた・・・ 「か、か、感じすぎちゃうぅ・・・あ――っ、あ――っ!!ひううう・・・」 白目を剥きかけてるソラヤくん。まだ白濁はトロトロ出てた。 後で聞いたけれど、ゆっくりシャセイしていたときも快感は普通のシャセイと いっしょみたい。しかもゆっくりな分、3分近くトロトロ出っ放しだったから、 ソラヤくん3分近く男のコ絶頂ぶっ続けだったみたい・・・最後はソラヤくん動物みたいに なって・・・ 「ひいいいいいっ!! ひいいいいいっ!!あひいいいいいっ!!」 って、すごい絶叫して失神した・・・ご主人様たちが様子を見に来なかったのがほんと 奇跡・・・ぼくはたっぷりと二回目を出してゆっくり目を閉じる・・・ 『ぴちゃ・・・ちゅく・・・』 ソラヤが心地よい感覚に目を覚ますと・・・ 「ん・・・んん・・・えっ!? お兄さまっ!! 」 ベットの下のほうでソラヤにフェラチオしているのは大好きなお兄さまだった。 夢かも知れないと思いつつも、夢だったら覚めないように小声で尋ねるソラヤ。 「お、お兄さまどうして・・・そんな・・・」 お兄さまはネットリ舌を這わせつつも、恥ずかしそうにシーツにくるまって言う。 「さっきソラヤくんヘンなシャセイだったから、ちゃんとシャセイするか調べて あげる・・・ちゅ、くちゅ・・・それにぼくだけ2回イッたから、お返し・・・ ずちゅちゅ・・・にこっ」 「そ、そんな・・・お、お兄さま、やっぱり上手すぎ・・・あっ、あっ・・・ダメ――ッ!!」 もっとたくさんお兄さまにシテもらおうと思った決心とは裏腹にあっという間に お口の中でイカされてしまうソラヤ。心の中で号泣する・・・ 結局またもや飲みきれず、目を白黒させてる『お兄さまの手伝い』と称してキス しながらソラヤはうっとりと思った・・・ 『カゼって、すごく気持ちイイ・・・』 カゼも全快。今日はソラヤの一年で一番の日になったのでありました。 翌朝・・・ミルフィ姫の客用寝室・・・ 「あのすみません・・・ミルフィ姫・・・ご主人様達のコト、宜しくお願いします・・・」 申し訳なさそうに頭を下げるぼく。ソラヤくんはべったりとぼくの腰の辺りに手を まわしてくっついている。 「ホッホッホッ!!宜しくてよ、全くこの時期に全裸で朝まで寝てるなんて自殺行為 ですわっ!!死なずにカゼで済んだのはきっと『バカはカゼひかない』という格言が 少しは効いたんですわっ」 と、いつになくキツイミルフィ姫。昨日なにかあったのかな・・・ぼくは目の前の ご主人様に言う。 「ご主人様・・・早くカゼ治してくださいね・・・でも良かった、ミルフィ姫が3人とも 看病してくれるって言ってくれて・・・」 「ごほ・・・げほっ・・・お前、行ったらだめにゃあ・・・わたしを見捨てたらダメにゃあ・・・」 気弱なご主人様、少しカワイイかも・・・でも、なんか後ろのミルフィ姫をチラチラ 気にしてる。 「すみません・・・年末は抜けられないバイトがあって・・・松の内は物入りだし・・・ でもリナさまもユナ様も一緒なら寂しくないでしょ」 と、言うと両隣に寝かされているリナ様とユナ様が口々に言う。 「待て・・・今、行ってしまったら・・・ゴホン、ゲフン・・・」 「だ、だめですの――っ!!このおっぱい星人を信用しちゃ・・・ゼハ、ゼハァ・・・」 ぼくは安心させるように言ってあげる。 「だいじょうぶですよ!!なるべく早く帰ってきますから、ねっ・・・あっ!!もう こんな時間・・・それじゃあいってきま――す!! 」 ぼくはミルフィ姫に目礼して部屋から出る。気のせいかべたべたしてるソラヤくんと ぼくを見る目つきが少し怖いような・・・まさか昨日のコト、ばれてないよね・・・ そうしてミルフィは三姉妹の寝ているベットの前に仁王立ちする。 「ふふ・・・ジャマ者は行きました・・・まあ、あの召使いはソラヤが泣いて頼むから 許してあげるわ」 「ありがとうございますご主人様・・・」 かしこまるソラヤ。お兄さまがいなくなれば、すっかりソラヤも『可愛い弟モード』 から『有能召使いモード』である。 そうしてミルフィは『ギンッ!!』と不届き者達を睨みつける。あたふた、もぞもぞ 蠢く三姉妹達。ミルフィは言う。 「ふふ・・・ちゃんと治療はいたしますわ、あなたの召使いと約束してしまいました もの・・・」 安堵するマナ。 「にゃふ・・・さすがミルフィにゃあ・・・昼ゴハンは『猫兆』の重箱がいいにゃ」 ずうずうしいにも程があるセリフにミルフィのこめかみにビシビシ青筋が浮く。 ソラヤはなんでこのマナ姫のことになると自分のご主人様がいとも簡単に暴走して しまうのか判らない。先日の雨の日のダウンタウンとは大違いだ。 「ソラヤ、治療の準備を・・・」 「はい・・・」 ソラヤは3人の布団をひっぺがすとその下は3人供全裸で拘束されている。お返しと ばかりに約二名はぱつんぱつんの刑である・・・ そうしてもったいぶってミルフィは薬箱から薬を取り出した。 「ふふ・・・さてお薬の時間ですわ・・・『フェリシア製薬ジクロフェナクティーム剤』」 「ぶっ!! 」 思わず吹き出すマナ。 『・・・?』 きょとんとしてるリナ。 「そ、それ、もしかして、もしかしてですの・・・」 青ざめてユナが問うとミルフィが高らかに笑って言う。 「ふふ・・・もしかしなくても『座薬』ですわ!!・・・ソラヤ手袋を・・・台所の皿洗い 用ので結構ですわ・・・マナには特に早く治って欲しいから10個は入れませんと・・・」 「10個は致死量にゃ――っ!! 」 「薬は用法、用量を厳守ですの――っ!! 」 「にゃ――っ!!なんでこうにゃるの――って言う人物がちがうにゃ――っ・・・」 『ずぶずぶ』 「・・・ゔに゙ゃ―――――っ!! 」 シュバルツカッツェ城に今年最後のマナの悲鳴が響き渡るのでありました。 (・・・おしまい)
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トリステインの平民ならば、当然知っているだろう! 巷を騒がす“あの噂”ッ! 魔力の限り好き勝手! ふんぞり返った貴族が今や、揃って肝を冷やしていると! ……『土くれ』のフーケ? そうそうまさにその通り! メイジ崩れの盗賊に、貴族の宝が大ピンチ! 愉快痛快我らの土くれっ! しかし! しかしだ諸君っ! その噂には続きがあるのだっ! 悪逆非道の貴族の屋敷! 抜き足差し足忍び足! 侵入を果たす謎の人影……ッ! 始祖をも恐れぬ悪行の確かな証拠を握り締め、寝ぼけ眼の貴族に向かい胸のすくような啖呵を一つ! 「狂った王国を監査するッ!」 君は見たかっ!? 月光を背に堂々たる、其はイーヴァルディの勇者の再来ッ! しかしてその姿はあまりに異様! 黒蝿のような奇怪なマスク! 腹に巻きたるレザーメイル! 亜人だ! 魔人だ! 怪人だ! いや、違う! 「かっ、カンサーだ! 仮面カンサーが現れた!」 惰弱な貴族がその名を呼べば、悲鳴となって双月の夜に響くよりなし! モット伯爵! 『波濤』の二つ名を持つトライアングルメイジ! 平民の娘を強引に召し上げて手篭めにしていた好色貴族! 手近な衛兵に召集を掛けるのが、臆病者の精一杯! すると、出るわ、出るわ。槍だの剣だので完全武装した、衛兵、衛兵、また衛兵っ! その数、総勢十余人。 たった一人の“賊”を相手に、形振り構わぬこの醜態っ! もはやそこには誇り高きメイジの姿など影もなし! 己の勝利を確信し下卑た嗤いのモット伯。絶対絶命の状況に、仮面カンサーは少しも動じず。 それもそのはず。 伏兵潜むは窓の外! 月光遮る動く山! 豪奢な寝室に陰を落とすは、体高30メートルに達する巨大な土人形! 凄くデカい! 凄く強い! 凄いゴーレムだッ! 仮面カンサーに味方する、これが噂の『土くれ』のフーケ。 盗賊メイジのあまりの技に、茫然自失のモット伯、戦いの中で戦いを忘れた。烏合の衆の衛兵は皆、恐怖のあまりに微動だに出来ず。 居並ぶ間抜けを見下ろして、ゴーレムの主は厳かに命ず。 「やっておしまい」 豪腕爆砕ッ! 情け容赦なく振るわれた巨人の拳は、まさしく怒れる神の鉄槌! その一撃で、僅か一撃で勝敗は決した。 後には半壊した屋敷と、全てを失った好色貴族が残るのみ! 悠々と引き揚げていく仮面カンサー、そして『土くれ』のフーケ! ゴーレムの上で戦友を労う二人の姿。その絆よどうか永遠なれ! やがて、賢明なる女王陛下の処分が下り、平民は自由と平和を取り戻しましたとさ、めでたしめでたし―――― 「――――っていうのが、俺の聞いた事件の顛末だ」 「ふ、ふぅん」 マルトー親父は、ほとんど童心に帰ったようなはしゃぎっぷりだった。トリステイン魔法学院食堂のコック長の意外な一面に驚きながら、ルイズ・ド・ラ・ヴァリエールは居心地悪そうに相槌を打つ。 夜闇に紛れて貴族の豪邸に侵入し、悪行の証拠を白日の下に晒す謎の人物が出没するようになって一ヶ月。世間は彼の噂で持ち切り。特に平民からの人気は絶大だった。 仮面カンサー。 権威の失墜を恐れる貴族の監視の目もあり、平民達も表立って英雄視したりはしない。 しかし、どう考えても使い道に困りそうな彼の決め台詞が無理矢理流用されているのをルイズは何度か聞いたことがあった。 『狂った塩加減を監査するっ!』 『狂った賄いの量を監査するっ!』 『狂ったフライパンの温度を監査、って熱っ!? 熱ぅっ!』 最後のはまずは自分の脳味噌を監査すれば?と思わなくもないが、更に言うならカンサーの活躍を載せた号外は飛ぶように捌けるし、ごっこ遊びで子供達が奪い合うのはカンサーの役だ。 領民への度を越した搾取や暴行、禁呪とされる魔法についての研究、麻薬や偽金など違法な物品の所持、敵国への密通や利益誘導に至るまで、この一ヶ月に仮面カンサーの暴き立てた犯罪は枚挙に暇がない。 「でも、盗賊は盗賊よね」 ルイズとしても腐敗した貴族の振る舞いについて許し難いところもあり、仮面カンサーの活躍について認めているところもないではないのだ。 しかし、やはり彼女は誇り高い貴族だった。仮面カンサーの武勇伝を垂れ流しにしておけるわけがない。悪者になるのは決まって貴族なのだから。 「私が捕まえなくちゃ」 そして、無能――“ゼロ”の汚名を返上してやる! 新たな決意を発展途上の胸に仕舞い込んで、ルイズは厨房を後にする。 ご主人様は承認せず! トリステイン王国ッ! 一握りの貴族が大勢の平民を支配する、中世ヨーロッパ風味のファンタジー世界にそのの国はあるっ! そこでは、ありとあらゆる産業が、貴族だけが使える「魔法」によって支えられているっ! ……「カガク」? 何それおいしい? 魔法こそ力! 魔法こそ全て! 魔法が使える貴族に生まれれば、人生パラダイスッ! 魔法の使えない平民は、一生ヘイコラッ! もし、身の程知らずにも平民が貴族を本気で怒らせるようなことがあればっ! 「あ、あなた、殺されちゃう……」(※プライバシー保護のため音声は変えてありますッ!) だから、この世界では貴族は絶対の存在! 平民の力は無力! 平民の力は無益! それでいいのか諸君っ! 平民はゴミかっ!? 平民は虐げられるだけなのかっ!? 確かにそうかもしれないっ! ――――だがなっ! 「玖郎玖郎、ああもう玖郎ーっ! あいつーっ! ご主人様に無断でどこに行ったのよぉっ!」 隠野 玖郎(かくしの くろう)。 全てはあの日っ! 名門貴族ヴァリエール家の三女、ルイズお嬢様の魔法でヤツがこの地にやって来たあの日! 春の使い魔召喚の儀式っ! 伝説はあそこから始まったのだ! 後編へ 小ネタ一覧に戻る